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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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101『忘れ得ぬひと』2019横川シネマにて92

[2019年11月30日(Sat)]
『忘れ得ぬひと』
(監督:イリア・ゴメス・コンチェイロ、出演:レオナルド・アロンソ、メルセデス・エルナンデス、パトリシア・セラーノ、サンティアゴ・フォンセカ、フリオ・ミチェル・バヨン、フランシスコ・コルテス、ホナタン・ペレス、103分、2018年、メキシコ・コロンビア映画)

191122忘れえぬひと.JPG

2019年、映画鑑賞101作品目にして、劇場での鑑賞93作品目。

広島国際映画祭2019の中で、ジャパンプレミア(日本ではじめての上映)としての上映された作品。

メキシコシティの中心部にある古い集合住宅が舞台。

貧しいながら、いろんな人々が、それぞれの生活をしていたが、大型ショッピングセンターを作ることになって、徐々に警察なども使った強制的な立ち退きが行われるようになり、立ち退きを余儀なくされた人たちが、舞台となった集合住宅にも押し寄せるようになる。

やがて、そこにも警察がやってきて、門を閉じて抵抗するも、水を止められたりと混乱を極めていくが、人々は協力して抵抗していく。

日本は初めてと言う監督のイリア・ゴメス・コンチェイロさんが、上映終了後に映画についてお話をしてくれました。演じていたのは、俳優たちなので、実際に立ち退きを迫られている地区のコミュニティセンターなどの協力を得て、聞き取りなどを重ねて完成させたそう。力強い作品です。


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アペラシオンで今年のボジョレーヌーボーを楽しんできた191121

[2019年11月29日(Fri)]
毎月最後の水曜日に行われているワイン会。

今回は、ボジョレーヌーボーにあわせて、違う日程で開催。

191122ワイン会01.JPG

ボジョレーヌーボーは、その年の葡萄(ブドウ)の出来具合を見るために少し違った方法で醸造したものだったように思います(今度ちゃんと調べようと思っています)。

191122ワイン会02.JPG

なので、若干軽めな感じなのが特徴。一緒に行った知り合いにも好評でした。

191122ワイン会03.JPG

191122ワイン会04.JPG

191122ワイン会05.JPG

趣向として、オープニングと途中、各テーブルを回ってのミニマジックショーも行われ、楽しませてもらいました。


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オペラシアターこんにゃく座『オペラ 森は生きている』191215

[2019年11月28日(Thu)]
2019年12月15日(日)14時半開演(14時開場)
全席自由
おとな4000円、こども3000円(高校生まで、当日券はそれぞれ500円増))
広島市東区民文化センター(JR広島駅新幹線口から東へ徒歩10分)

191215森は生きている01.JPG

191215森は生きている02.JPG

こんにゃく体操という独特の発声法をもとに、日本語でよく聞き取れる日本ならではのオペラを目指して発足した「オペラシアターこんにゃく座」は、これまでも何演目も鑑賞し、紹介しているほど、おススメの団体です。

今年は、山口市にある山口情報芸術センターで開催された、『銀のロバ』を観に行ってしまいました。

『森は生きている』は、これまで岩国と広島で2回観ていますが、3回目を観にいってもいいなあと思っています。この演目では伴奏はピアノのみですが、演奏はとても素晴らしく、舞台の袖で舞台の一部として演奏する姿が見え、また、演者が多い演目なので、みんなで歌う時の生声のハーモニーの美しさが際立ちます。


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681_玉葱(タマネギ)苗の植え付け2回目

[2019年11月27日(Wed)]
玉葱の苗植え、第二回目。

早生(わせ)を100本、晩生(おくて)を500本(あと800本くらいは植えることができそうなのであと2、3回で終えることができそうです)。

191124タマネギ植え.JPG

途中で雨が降り始めましたが、小降りだったので、なんとか終えることができました。

ついでに書くと、蕪(カブ)は、小さいながら根が太ってきました。

191124カブ.JPG

191124カブ01.JPG

大根は、葉っぱがだいぶ立派になってきましたが、根はまだこれから。

191124大根02.JPG

191124大根03.JPG

久々にブロッコリーの苗を買って植えてみました。

191124ブロッコリ―苗.JPG

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100『ユキとの写真』2019横川シネマにて91

[2019年11月27日(Wed)]
『ユキとの写真』
(監督:ラチェザール・アヴラモフ、出演:ルーシェン・ヴィディンリエフ、杉野希妃、セラフィム・トドロフ、ティミテル・D・マリノフ、110分、2019年、ブルガリア・日本映画)

191122ユキとの写真.JPG

2019年、映画鑑賞100作品目にして、劇場での鑑賞91作品目。

広島国際映画祭2019の中で、ジャパンプレミア(日本で初めての上映。一般公開されるかどうかはまだ決まってないらしい)として上映された作品。

カナダで出会ったブルガリア人の夫と日本人の妻。故郷のブルガリアで不妊治療を行うことになり、実家では気詰まりなので、田舎のおじいさんの空き家でひと時を過ごすことになる。

好奇の目で見られる妻は、コミュニティを作って暮らすジプシーに興味を持つようになるが、ある事件から、夫婦は次第にすれ違っていく。

主演で広島出身の杉野希妃さんが、上映終了後、映画作製の経緯などを話してくれてなかなか興味深かった。杉野さんの事務所にブルガリアからシナリオと共に日本人女優のオファーがあり、杉野さんが関わることになったそうです(ブルガリアでは年間10本くらいしか映画は作られていないとのこと)。

実際に日本人の奥さんがいるブルガリア人が書いた本が原作になっていてその一部をシナリオにしているので、日本のことを知らないわけではないのでしょうが、シナリオの中では杉野さんが読んで違和感のあるところがあったので修正したり、まさに異文化交流の結果生まれた作品といった感じ。

それにしても、杉野さんは、女優であり、かつ映画の監督やプロデューサーとしての仕事もしていて、独特な立ち居地にいる人だなあと、つくづく感心します。


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事務連絡 ブログのアドレスが微妙に変更になりました(https へ ← http から)

[2019年11月26日(Tue)]
MIジャーナルは、日本財団が運営するCANPANという公益事業コミュニティサイトを利用させてもらっています。

2019年11月25日から、セキュリティ対策の一環として、http からhttps で始まる下記のアドレスに変更になりました。

https://blog.canpan.info/nougeiraku/

リンクなどを経由している場合、つながらなくなっている場合があるかもしれません。よろしくお願いします。

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「宏二郎 絵画展 巡回展 −生々流転− 関連企画 アーティストトーク:宏二郎に聞く」無事終了しました191123

[2019年11月26日(Tue)]
現在開催されている宏二郎さんの絵画展にあわせて、宏二郎さんのお話を聞く会が行われ、聞き手として参画してきました。

実はこのお話しをいただいたのが、会の1週間前の16日。私でいいのかと思いながらもせっかく声をかけていただいたのでお受けすることにして、日程などを決定したのが、翌17日。

お客さんに少しでも近寄る企画をとご夫婦で話し合って、トークイベントを開催してはということになったものの、宏二郎さん自身、文章を書くのはまだしも、その場で臨機応変にお話しをするのは苦手とのことで、誰か聞き役をと考えて、思い当たったのが、日頃お付き合いのあった私だったという、何とも恐れ多いお話。

お話しがあったときにはたじろいでしまったのですが、1日考えて、こういう有り難いお話は、自分にとってのチャンスだとも思わないと、とお受けすることにしました。

チラシは18日に宏二郎さんが作成してくれたので、知り合いに配ったり、知っているお店に何ヶ所か置いてもらったり。それから、18日に、どういう話の流れにするかを、聞きたいこととあわせて作成して宏二郎さんに送付。20日の夜に流れに合わせて2時間半にわたって聞き取りと打ち合わせ。

21日には、報道機関に通知をしたところ、22日に中国新聞と日刊いわくにで絵画展にあわせて、アーティストトークの記事を掲載してもらえました。

知り合いの何人かからは、来ることを聞いていたので、誰も来ないということはないと思いながらも、不安な気持ちで迎えた当日は、数日前から冷え込みが始まった中にあって、良いお天気で気温も少し緩んでいい感じ。結果としては、近所の方も数人来てくれて、20人くらいの方々で、会場はいっぱい。

191123宏二郎トーク.JPG

トークでは、幼少期のこと、美術部に入っていた高校生のときに中国地方から石川にかけての一人旅をして、絵描きになることに後押しをしてくれ絵に出合ったこと、東京芸大でのこと、作家デビューまでの迷い、シリーズとしている作品群、2017年に岩国に移住してきたこと、岩国での暮らしぶり、幸明館のことなどお話ししてもらいました。

終了後は、アップルジンジャーティとクリームチーズとドライフルーツをクラッカーに乗せたカナッペも用意してあり、楽しく歓談しながら、作品を鑑賞してもらいました。

興味深い話ばかりだったので、書けばきりがないというのもありますが、今回、せっかく話す内容をある程度文章にしているので、今後のためにも一般にも読める形に整理し直してみるのもいいかなと考えたりもしています。

一つだけ印象に残ったことを書いておくと、

今回展示してある作品の中にもある、うつろいきらめく海面を描いた「青の囁き」という絵についてのお話です。宏次郎さんの親しい人の葬儀の時、お坊さんが、ひとつの生というのは、例えるならひとつの沸き立つ波のようなもので、それは消えては立ち、また消えては立つ。ただそこには生も死も同等に抱きながら大海原に広がっている。という話をされて、自分の中にすとんと腑に落ちたとのこと。その話が影響して、波のきらめきの上には輝く月やお日様があり、宇宙に包まれているということ。そこには自己もなく、他者もなく、正義も悪もなく、ただそこにある。宇宙の深淵ですべてが繋がっているということを、海からとどいた囁きとして表現していて、それが観る人の心に響けば幸いだと。

絵画展は、残り、27、28、29、30日とあと4日。
12時から17時まで、幸明館(山口県岩国市黒磯町2-71-29)で開催していますので、是非。
来館する場合は、事前に080-1176-2923に電話連絡をお願いします。

191113〜30宏二郎展01.JPG

なお、今回は、できるだけ聞き役に徹しようと思い、あまり私の感想などはお話ししなかったのですが、2012年に宏樹庵で開催された絵画展のときに宏二郎さんの作品について感じたことを、2012年3月11日にこのブログに書いています。改めて読み直してみると、ちょっと恥ずかしいのですが、時間がありましたらご一読を。


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680_紫つくね芋の零余子(むかご)の収穫

[2019年11月25日(Mon)]
寒くなって来て、葉が少しずつ変色してきて、普通のつくね芋と紫つくね芋の収穫時期が近づいてきました。

今年はまず、紫つくね芋にできる大きな零余子(むかご)を収穫することに。

数株の植えている紫つくね芋の繁茂したツルをたぐってみるとけっこうたっぷりあります。大きな深いボールに一杯。

191123むかご収穫01.JPG

新聞に広げてみると、

191123むかご収穫02.JPG

数日外で乾燥させて、大きなもののいくつかは食べて、あとは、新聞紙にくるんで段ボールに入れ、来年の種芋にします。余裕があるので、作ってみたい人にはお分けしますよ。

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食と農の映画祭2019

[2019年11月24日(Sun)]
2019年12月6日(金)〜12日(木)
サロンシネマにて
1プログラム券(前売1100円、当日1400円)
回数券(5枚綴、前売のみ4500円)
フリーパス券(前売のみ7000円)
ただし、全席指定でインターネット予約ができないので、上映3日前から劇場チケットカウンターで席を指定して、指定券と交換する必要があります。

191206~食と農の映画祭01.JPG

191206~食と農の映画祭02.JPG

191206~食と農の映画祭03.JPG

今年で11回目を迎えた「食と農の映画祭」。

食と農に関わる映画の上映と、ロビーでのこだわりの野菜やお弁当を扱うキネマルシェやトークイベントなどがある楽しい映画祭です。

今年のテーマは「水」。


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191208市民活動カフェ

[2019年11月23日(Sat)]
2019年12月8日(日)10時〜15時
岩国市中央公民館にて
入場無料

191208市民活動カフェ2019_01.JPG

191208市民活動カフェ2019_02.JPG

いつもは1月下旬に行われている、岩国市内のさまざまな分野で活動する市民活動団体が一堂に会して、日頃の活動を紹介するイベント。

市民活動体験コーナー、スタンプラリー、ステージ発表、バザー、相談コーナーなど盛りだくさん。

いろんな市民活動団体があることを知って、自分の関心のある団体のメンバーになってみたり、支援したりするチャンスです。

毎年に比べて1か月半くらい早い時期なのでお間違えなく。


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数学の演奏会in周防大島2019に行ってきた191117

[2019年11月22日(Fri)]
今回で4回目となる、若き独立研究者 森田真生さんによる数学の演奏会in周防大島(森田さんはその他のトークイベントなどを入れるともう何度か周防大島を訪れています)。私は2回目から参加しています。

会場は、周防大島の結構奥のほうにある正覚寺。境内ではミニマルシェ。

191117正覚寺02.JPG

191117正覚寺01.JPG

いつものように話は多岐にわたり、知的好奇心をくすぐられるお話し。今回のキーワードは、still (じっとしている、持続している、にもかかわらず、といった意味)。

他の地域での「数学の演奏会」では、森田さんの話しだけで終わる場合が多いらしいのですが、周防大島では、途中で散歩タイムがあり(森田さんも散策するので私も少し会話しました)、最初の講演などで思いついた聞きたいことや日頃疑問に思っていることなどを紙に書いてスタッフに渡し、その中からピックアップした問いに、森田さんが答える形で後半は進んでいく形。

参加者とのやり取りがあるので、より、時間の共有感が高く、ライブならではの楽しさを伝えることはできないものの、私が個人的に印象に残ったことを、多分勝手な解釈も含めて一つだけ書いてみると、

「西洋で発展した、人間主義と科学によって、人はより優位に立った考え方ができて他人を打ち負かして支配できる、とか、清潔な自分たちだけで完結できると考えてきたが、それらを突き詰めた結果、逆に、目に見えない微生物レベルで言っても、人間だけで完結することはできないし、いろんなところで、すべてものはつながってお互いに影響しあっているため、勝ち負けなどない。そして、社会の発達によってつながりは深まっていて、お互いの影響がますます無視できなくなってきている。

本来は、人間を含めた多様な存在が、ある意味暴力的で一方的な「理解」をするのではなく、ただお互いに聴(ゆる)しあって存在していることがよろこびであり、そのことを実感できるようにこれまでの考え方を解きほぐしていきたい。」


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99『ホテル・ムンバイ』2019サロンシネマにて90

[2019年11月21日(Thu)]
『ホテル・ムンバイ』
(監督:アンソニー・マラス、出演:デーヴ・パテル、ナザニン・ボニアディ、アーミー・ハマー、ジェイソン・アイザックス、123分、2018年、オーストラリア・アメリカ・インド合作映画)

1908ホテル・ムンバイ.JPG

2019年、映画鑑賞99作品目にして、劇場での鑑賞90作品目。

2008年のインド・ムンバイで実際に起こった同時多発テロを元に、テロリストによって占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの宿泊客の救出劇を描く。

リアリティを追求しているので、見ていてかなり辛い。

訓練を受け、宗教的な正義と貧しい家族のために遠くからの指示通りに大量殺戮を行う若者たちは、貧富の差の象徴としての高級ホテルを恐怖に陥れ、地元の警察では対応しきれず、特殊部隊を待つ中、従業員たちは、宿泊客を守るために必死にたたかう。

テロリストの心情を描写している部分もあり、単純な善悪でなく、事実を追おうとした作品のように感じられ、いろいろと考えさせられる。


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広島国際映画祭2019

[2019年11月20日(Wed)]
2019年11月22日(金)〜24日(日)
NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー、横川シネマにて

2009年の『ダマー映画祭inヒロシマ』をスタートとして、2014年からは『ヒロシマ国際映画祭(HIFF)』に生まれ変わって“ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭”をコンセプトに、広島ならではの映画祭として、作品上映のみならず多彩なイベントを行っています。

191122~広島国際映画祭01.JPG

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191122~広島国際映画祭04.JPG

191122~広島国際映画祭03.JPG

オープニングとクロージング作品は指定券になっていてすでにオープニング作品は売り切れのようですが、その他の作品は、1日通し券(1500円)の購入で、当日は何本でも観たり参加したりできます。

詳しい情報は、随時更新されるようですので、ホームページなどで確認してください。

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679_まず早生玉葱(わせタマネギ)500本ノック

[2019年11月19日(Tue)]
薩摩芋(サツマイモ)の収穫を終え、マルチも敷いて準備万端のはたけに、まず早生玉葱の苗を500本ばかり植えました(あとは、晩生を残り千数百本。写真は100本の束)。

191117タマネギ苗植え02.JPG

191117タマネギ苗植え03.JPG

今回ふと思ったのは、植物と言うのは、だいたい表裏があるというか、まったくのまん丸と言うことはまずありません。

こんな感じで、楕円になっていたり、どちらかに傾いていたり。

191117タマネギ苗植え01.JPG

別にそんなことを考えなくても多分問題はないのですけど、最初に植えたときには、とりあえずは少し葉がくたびれて寝た状態になるので、太陽の反対方向に寝やすいような方向に植えると、若干育ち方がいいのかも、と思ったり。ついつい考えてしまって楽しい。

おまけに、10月22日に蒔いた野口のタネの育ち具合を。

大根(右)と蕪(カブ)は大分大きくなってきました。
朝晩が暗くなってきたので、1週間くらいはたけをのぞけなかったためピーマンや特にミニトマトがたくさん採れました。

191117生育状況01.JPG

ほうれん草や、

191117生育状況02.JPG

サニーレタス、

191117生育状況03.JPG

小松菜、

191117生育状況04.JPG

春菊が、それぞれそれらしくなってきています。

191117生育状況05.JPG

さらにおまけに、11月初めに蒔いたスナップ豌豆と絹さや豌豆も芽が出ています。

191117生育状況06.JPG

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緊急告知! 宏二郎絵画展―生々流転―関連企画 「アーティストトーク:宏二郎に聞く」191123

[2019年11月18日(Mon)]
2019年11月23日(土)11時〜(1時間程度)
幸明館(岩国市黒磯町2-71-29 JR藤生駅から徒歩20分)にて
参加無料(駐車可)

191123宏二郎アーティストトーク.JPG

11月13日から30日にかけて開催されている宏二郎絵画展巡回展の、まさに作品が展示されている幸明館で、2年前から岩国に活動拠点を移した宏二郎さんから直接お話しを聞くトークイベントが、急遽開催されることになりました。

191113〜30宏二郎展01.JPG

聞き役にと声をかけられたとき、私でいいのかという思いがあったのですが、これまでの岩国での展示はほぼ観させていただいていることもあり、あらためて、作品に託す思いやこれまでの作品の変遷、岩国での暮らしぶりなど、いまさら聞きにくいことなども含めて問いかけて、少しでも作品や宏二郎さんの魅力をお伝えできるような会にできればと思っています。

少しわかりにくい場所ですが、自然光を取り入れた、組み木と土壁の素敵なアトリエも是非体感していただきたいと思います。

今回の展示の様子を写真に撮らせてもらいました。

191116宏二郎展02.JPG

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「新規団体設立に向けて〜想いをカタチにするための事例紹介〜」 「こども食堂の開設のしかた」に参加してきた191114

[2019年11月18日(Mon)]
いわくに市民活動支援センターで開催された市民活動さぽーと講座の一環として行われたもの。

191114市民活動サポート講座01.JPG

191114市民活動サポート講座02.JPG

知り合いが、私の住んでいる地域でも始めてみたいと思っていて、受講するとのことだったので、私も行ってみることにしました。

講師は、自らも岩国でこども食堂を運営しており、山口県こども食堂支援センター東部地区コーディネーターをしている金本さん。

この10月14日に山口県知事が「こども食堂応援宣言」を行い、それに伴って県がNPO法人山口せわやきネットワークに委託して「山口県こども食堂支援センター」ができたのだそうです。

こども食堂は、経済的に厳しい子どもたちが来る場所というイメージがいまだに強いけど、実際に開催している団体は、そういった子どもに限定せず、また、地域の高齢者などにも開かれた活動をしているところが多いそう。

実際に活動している立場から、具体的でわかりやすい説明で、講座終了後、すぐに参加した数名のメンバーでファミレスで食事を取りながら、とりあえず来年早々試しにやってみようということになりました。

すでに地元の小学校との関係ができているので、通常ハードルになりそうなことがあまりなく、やってみようというメンバーが集まっていたので講座がいいきっかけでとんとん拍子。私もわずかでも関わることができればと考えています。

191114市民活動サポート講座03.JPG

実は、後半には「犬・猫の保護活動の取り組みについて」という事例紹介があったそうで、受講した知り合いによると、話慣れていない部分もありながら、動物を大切にしたいという思いの伝わる講座だったそうです。


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『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』

[2019年11月17日(Sun)]
『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』
(藤井一至著、2018年、光文社新書)

1909土.JPG

本屋で背を見て、「地球最後のナゾ」とは大きく出たもんだなあ。でも、はたけを趣味とする私としては、土には関心がある。ということで読んでみました。

著者は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所に勤める30代の若き研究者。実際の土壌や、図などが出てくるので、カラー図版をふんだんに用いた贅沢な新書。

世界の土壌は、大きくわけると、ポドゾル、チェルノーゼム、砂漠土、永久凍土、未熟土、若手土壌、粘土集積土壌、強風化赤黄色土、泥炭土、ひび割れ粘土質土壌、黒ぼく土、オキシソル、の12種類しかないらしい。

しかし、素人目に見ても、この分類名からして、何だか分類の基準がわかりにくいなあと思っていたら、後半の方で、FAO(国連の食糧農業機関)主導のもと、食料安全保障と気候変動に向けて土壌保全を目指そうという国際連携の活動が立ち上げられたので著者がその仲の委員会のメンバーに立候補した話が載っていて、世界の土の研究者にはそれぞれ仕事の流儀がある、みたいなことが書いてあり、土というのは、いろいろな要素が絡み合っているので、統一ルールがまだできていないらしいことがわかる。

本の最初では、生物のすんでいる地球と、そうではない月や火星の土の違いについての話しがあり、その中で、「腐植」について、「複雑すぎて化学構造も部分的にしか分かっていない驚異の物質であり、土の機能を工場で再現できない理由もここにある」と書いてあり、私の一番知りたいことは、やはり、まだまだ研究が進んでいないのだなあと。

本の前半にある、著者が、12の土壌の実際を見るために世界を訪ねる紀行文は、単純に面白い。

後半で、若干具体的な植物や最近などと土壌との関係などが書かれているものの、本のタイトルにある「100億人を養う土壌を求めて」という、地球の土の可能性に迫る研究は、まだ緒に付いてもいない感は否めない。しかし、こういった基礎研究は重要だと思うので、折に触れて、例えば今回のような新書などで発信して欲しい。


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寺子屋ミシマ社 ちゃぶ台 次号をみんなで企画会議!@himaarに参加してきた191110

[2019年11月16日(Sat)]
ミシマ社の社長三島邦弘さんと、周防大島に移住して農家と僧侶を掛け持っている中村明珍さんをゲストに迎えて開催された企画会議。

実は、himaarにミシマ社の本が置いてあったことが、中村さんと三島さんを出会わせ、そこからミシマ社が年1回ペースで出版している雑誌「ちゃぶ台」が生まれたとのこと。「ちゃぶ台」発祥の地での企画会議となりました。

前半の1時間は、2人のトークと対談。

三島さんは、普通の出版社は取り次ぎ業者を通して本を書店に送っているけど、最近は4、5割は返本になるため、そんな非効率なことはできないと、本屋と直接やり取りをして納本する直販の出版社を1人で始めたこと、「ちゃぶ台」では、2つのテーマは決めるけど、わからないままに取材を重ねて、2つのテーマが重なりそうで重ならなくて、結局わからないままできあがる、と説明。

中村さんは、ミュージシャンだった時代のことを振り返りながら、共感をもっていたパンクロックなどが海外では社会問題などを普通に音楽に載せていたのに、日本ではそれができなかったことや、周防大島に移住して、昨年のタンカー事故で実感した行政や個人の役割についてや、高齢化が進んで、ゴミの分別が難しくなってきていて一緒に燃やせればいいのだけど、炉が傷んでしまうので難しいどころか、24時間燃やし続けたほうが炉にとってはいいのに、ゴミの料が減ってきてそれも難しくなってきている現状などについての話。

そのあと、参加者3、4人ずつのグループに分かれて、それぞれが思っていることを話し合い、「ちゃぶ台vol.6」のテーマ案として、棲家と宇宙、自分の親をどうするのか、遊び、災害について、ひとりとみんな、芸と芸能などいろいろ出てきました。もちろん、その中からそのままテーマに選ばれるわけではないでしょうが、きっと、何らかの形で実を結ぶかもしれません。

「ちゃぶ台vol.5」のテーマは「宗教×政治」で、出版記念の会をしたとき、帰り際に、こういう話が聞けてすっきりした、という意見があり、SNSの発達によって、ある意味表面的なコミュニケーションは盛んになっているにもかかわらず、(だからこそ)ちょっと込み入った話をする場や時間がなくなってきているということは、多くの人が実感しているのかもしれません。

いろいろ考えさせられて、面白い会でした。


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錦帯橋芸術祭2019 博物館・美術館めぐり(岩国徴古館、五橋文庫)

[2019年11月15日(Fri)]
今年はいつになく時間に余裕があったので、博物館めぐりを。

まずは、岩国徴古館。
現在の展示のテーマは、「岩国医学ことはじめ」。江戸時代から明治にかけての古文書に見られる医学事情についてのトピックがわかります。

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191103~0105岩国医学ことはじめ02.JPG

幕末に医学を学ぶ場所として愛知館という施設ができていたことや、

191103~0105岩国医学ことはじめ03.JPG

西洋医学が、東洋医学に対するものというよりも、お互い補完し合うものとしてあって、彩色された臓器の解剖図があったり、

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江戸末期には、西洋からさまざまなことが入ってきているといわれていますが、戦争で傷ついた兵士のための包帯の巻き方の携帯用冊子があったりと、一つひとつが面白い。

191103~0105岩国医学ことはじめ05.JPG

2020年1月5日(12月29日〜1月3日は休館)まで開催されています。

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五橋文庫の現在の展示のテーマは、「李朝の器 東五と崔在皓」。

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小林雲道人さんの書や画、その息子小林東五さんの陶器、そして、崔在皓(チェ・ジェホ)さんの白磁の展示。見ごたえのある作品です。

こちらは、12月22日まで。


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錦帯橋芸術祭2019を見て来た191109・10

[2019年11月14日(Thu)]
今年で4回目を迎えた錦帯橋芸術祭。

錦帯橋のまわりに篝火を設置することをメインに、

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昼間は、アートワークショップが行われ、
鵜飼広場でのコンサートや、岩国行波の神舞の演舞、

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周辺の美術館・博物館でのミュージアム・コンサートや、

191109錦帯橋芸術祭01.JPG

191110錦帯橋芸術祭01.JPG

夜間も延長営業するナイト・ミュージアム、

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吉香茶室でのお茶会やお庭のライトアップやコンサートが開催されました。

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民間のギャラリーが、地元の作家たちによる展示やワークショップを開催したりして、盛り上げてくれていますが、アートを切り口に、さらに盛り上がるといいですね。


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