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598_葱(ネギ)の芽が地上に出る方法に関する勘違い
[2019年03月31日(Sun)]
葱の芽が地上に出るときには、葱が双葉でないので、二つに折りたたまれた形になっていることの面白さは、かなり前にこのブログに書いたのですが、土の中ではどうなっているんだろう、と気になっていました。
今回、人肌発芽で初めて葱の芽出しをやってみて、芽がでたところで、取り出して観察してみることにしました。
すると、予想以上の面白さ。
まず、白い根になると思われる部分が伸びてくるのですが、
伸びてくると、途中が緑色になり、折りたたまれて上に向かって伸びていくのです。
この部分が土を押しのけて、地上に出てくるわけなんですね。
面白い。
しかし、ミニトマトも同じように観察してみたら、やはり同じように途中が曲がって重力に逆らって上に昇ってくるのでした。葱は、一本なので地上に出てからしばらくてじっくり立ち上がるのに対して、双葉だと、すぐに双葉が広がるので気づかなかっただけだったようです。
追記:今、葱ははたけに直播きもしているので、芽が出てきたらその写真をあとでここに追加しようと思います。
ついでに書くと、3月中旬に蒔いた人参(ニンジン)のタネが一斉に芽吹き始めました。
2年目のアスパラガスも、細いながら食べれる感じの芽が出てきました。
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Posted by 村夏至 at 21:18 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
22『選挙に出たい』2019横川シネマにて14
[2019年03月31日(Sun)]
『選挙に出たい』 (監督・撮影・編集:邢菲(ケイヒ)、出演:李小牧、78分、2016年、日本・中国映画)
2019年、映画鑑賞22作品目にして、劇場での鑑賞14作品目。
2015年の統一地方選挙で、新宿区の区議会議員に立候補した1人の元中国人がいた。
彼は、中国からの留学生として30年前に来日し、新宿歌舞伎町でバイトとして外国人観光客相手に飲食店や風俗店の案内役を行い、一時服飾デザイナーとして就職するが、“歌舞伎町案内”として著作も行うなど歌舞伎町にかかわり続けている。
日本に帰化するとほぼ同時に、立候補し、自転車で新宿を演説して回る姿を、日本在住の中国人女性監督が追う。
どれくらい本気なのか?と思いながらも、選挙活動が進むに連れて、彼から語られる生い立ちやさまざま思い、回りの人の批判や賛同、政党の動きに、何だか虚を突かれたような気になる。民主主義とは何なのか、など考えさせられる。
とにかく面白い。
4月7日まで、横川シネマにて。
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『昆虫考古学』
[2019年03月30日(Sat)]
『昆虫考古学』(小畑弘己著、2018年、角川選書)
虫があまり好きではないと語る考古学者の著者は、土器に意図せずにか意図的にか残っている昆虫の圧痕を手がかりに、当時の生活史について迫る「圧痕家屋害虫学」を提唱し、研究を行っており、そこから見えて来る新しい知見の一端を教えてくれます。
私が一番興味を持ったのは、やはり、謎が多く、怪しいながらもファンの多い縄文土器に残る昆虫圧痕の話。
現在、米を食害する昆虫として有名なコクゾウムシは、弥生時代に稲作とともに日本にやってきたと思われていたのに、実は当時栽培されていたと考えられている栗(クリ)を食べていて、稲作以前にいたこと。
また、縄文時代には、さまざまなタネとともに、栗の生まれ変わりと考えられていたコクゾウムシも、再生や豊穣を願ってわざと土器に練り込められていた可能性が高いことなど、いろいろわかってきているようです。
土器に塗り込められると、その形が確実に残り、今日では3Dスキャナーできれいにその形を分析することができ、昔の人が残してくれたメッセージととらえることができるものの、これまでそれほど注目されていなかったようです。
私からすると、日頃、はたけをしていて、多くの虫たちに出会う機会が多く。昆虫と人間の関わりには、興味があります。
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Posted by 村夏至 at 22:37 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
21『ヴァンサンへの手紙』2019横川シネマにて13
[2019年03月30日(Sat)]
『ヴァンサンへの手紙』 (監督:レティシア・カートン、112分、2015年、フランス映画)
2019年、映画鑑賞21作品目にして、劇場での鑑賞13作品目。
ろう者の世界を描く映画を撮ろうと約束していた友人のヴァンサンが突然命を絶った。
聴者である監督は、タイトルどおり、亡きヴァンサンへの手紙としてこの映画を製作する。
1880年に、イタリア・ミラノで開催された第2回国際ろう教育会議(通称:ミラノ会議)で、補聴器などを使い、話し手の口の動きや表情を読み取り、訓練によって声を出せるようにする口話法の方が、手話を使う手話法よりもすぐれているという決議の元、2010年までの130年間、(日本も含む)多くの国で手話での教育が禁止されていた。
しかし、手話は連綿と引き継がれ、手話によるコミュニティには独自の文化と呼べるものが存在し、この映画ではその静かで豊かな世界を垣間見させてくれます。
もちろん、その中にはろう者のまわりの社会の課題や、それゆえ抱える彼らの苦悩なども含まれています。
それにしても、ダンス好きな私にとっては、手話は身体表現としてとても美しいものだと感じられ、特に、映画の中にも出てくる手話劇を演ずる人の手話にはとても魅了されます。
手話講師が手話を教えるシーンで、目を合わせるのが基本であることを強調していたところでは、はっとさせられました。日頃、音声でのコミュニケーションでは、おろそかになりがちなので。
横川シネマにて、3月31日まで。 にほんブログ村 にほんブログ村
焚き火で焼きリンゴ20190324
[2019年03月29日(Fri)]
12月から3月にかけて、月1回ペースで地元の小学生などに呼びかけて開催している焚き火遊び。
今期最後も、前回に引き続いて大人数でにぎわい、楽しいことが盛りだくさん。
まずは、いつもこの企画に協力してくれているNPO法人のメンバーの1人が、瓢箪(ヒョウタン)作りの名人で、毎年たくさんの瓢箪を作っていて、それを使った工作もいろいろやっている中で、小さな瓢箪を使った絵付け体験を山の中でやってくれました。
事前に下塗りを済ませたミニ瓢箪を、水に浮かべた油性ペイントでマーブリングの要領できれいな模様を付けるというもの。
乾燥後、飾りひもや鈴などをつけてくれます。
また、参加者のおかあさんが、焼きリンゴとバナナケーキ(金属のケーキ型に生地を流し込んであったようです)の下準備をしてアルミホイルに包んで持ってきてくれて、焚き火の置き火で調理。
焼きリンゴは、完璧な出来。バターとシナモンの香りがとてもいい。
バナナケーキは、一部焦げましたが、これまたおいしい。少しずつみんなで分けていただきました(このチャレンジで焚き火の火力は思っている以上にムラがあることがわかりました)。
この日のメインの予定だった、筍(タケノコ)は、山へ先に着いた子どもたちが逃げていくのを見かけた猪(イノシシ)が掘った跡があちこちにあり、すでに食べられて無理かと思われましたが、何とか2個見つかり、皮が付いたままアルミホイルで包んで焚き火で焼き、少しずつみんなで分けで食べました。少しエグみがあるものの、甘く春の味わいです。
今年は、桜の開花が早まって焚き火遊び場に植えられている桜の古木で花見もできるのではと思っていましたが、以外と遅れてまだ咲いていませんでした。
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20『モンテ』2019横川シネマにて12
[2019年03月29日(Fri)]
『モンテ』 (監督・脚本・編集・音響:アミール・デナリ、出演:アンドレア・サルトレッティ、クラウディア・ポテンツァ、ザッカリーア・ザンゲッリニ、セバスティアン・エイサス、アンナ・ボナイウート、107分、2016年、イタリア・アメリカ・フランス映画)
2019年、映画鑑賞20作品目にして、劇場での鑑賞12作品目。
中世後期のイタリアの小さな村。
壁のようにそびえる山のため、日当たりが悪くやせた土地で貧しい暮らしをする親子。自然、社会、宗教、あらゆるものから拒絶されたような逆境に、村人たちも去っていく中、先祖からの土地や墓を守るために村に踏みとどまり、対峙していく男の姿は、神々しくさえある。
圧倒的な映像美と、音響で魅せる。
先行上映と言うことで、上映後に、アミール・デナリ監督と広島出身の女優であり映画監督の杉野希妃さん(3年前の『雪女』という映画が結構好きです)のトークショーがありました。
お二人は旧知の仲で、お互い尊敬しているようで、テンポよくお話は進み、もともとはこの映画、西島秀俊さんを主演に日本で撮影したかったけど、思い通りの厳しい山のある場所が見つからなかったので、イタリアでの撮影になったことや、黒澤明監督への敬愛、撮影の裏話などをうかがいました。
トークショーのはじめの司会の人が、写真を撮ってお知らせしてくださいと言うことでしたので、撮影させてもらいました。
本上映は、4月8日から21日まで、横川シネマにて。 にほんブログ村 にほんブログ村
597_タネから育ててほぼ1年経過したアスパラガス
[2019年03月28日(Thu)]
10年以上収穫し続けていたのに、猪(イノシシ)にやられてしまったので、昨年の5月下旬から、人肌発芽でタネの芽出しをして、育苗ポットに植えて育てたアスパラガスも1年弱経過して、2年目の芽がどんどん出てきています。
芽の出方の速さが違うので、こんな感じの場所も。
今年は暖かいので、すでにかなり大きくなっている部分も。
しかし、2年目なので、まだ細っちい。 来年以降に太い芽を出してもらうように根を育てる意味で、そのまま繁茂させたほうがいいのでしょうが、食べることもできるので、切って、その場でそのまま生のままで食べてみました(そういえば、これくらいの細さのが束にして、たまにスーパーで売ってたりする)。
結構、甘くておいしい。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 19:53 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
19『ビール・ストリートの恋人たち』2019サロンシネマにて11
[2019年03月27日(Wed)]
『ビール・ストリートの恋人たち』 (監督:バリー・ジェンキンス、出演:キキ・レイン、ステファン・ジェイムス、レジーナ・キング、119分、2018年、アメリカ映画)
2019年、映画鑑賞19作品目にして、劇場での鑑賞11作品目。
1970年代、幼なじみで自然と恋人同士になった2人が主人公。
まだまだ黒人差別が残る中、彼氏は、冤罪で逮捕拘留されてしまう。
彼女や家族は、無実を証明するため奔走するも、ままならない過酷な現実が。その様子がリアルに描かれていく。
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596_今年の「人肌発芽」による苗1号は、アイコちゃん190326
[2019年03月26日(Tue)]
2019年3月18日からお腹で温めはじめた、ミニトマトのアイコと中玉トマトのレッドオーレのタネ。
3日後に発芽がはじまったので、発芽したものから育苗ポットに移して育てています。
今朝、一番最初に地上に芽が出てきたのを発見。アイコです。
温めはじめて1週間と1日ですから、この時期にしてはやはり早いと思います。
何度見ても、芽が出てくると感動してしまいます。
今日は天気が良かったので、育苗ポットを日の当たる軒下に置いておいたら、夕方にはレッドオーレも含めてもう何個か地上に芽が出ていました。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:31 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
『あひる』(今村夏子著、2019年(単行本としては2016年)、角川文庫)
喫茶ヒマールで月1回ペースで行われている読書会(読むロバの会)の3月の課題図書になっていた『こちらあみ子』の著者の今村夏子さんの2作目。
『こちらあみ子』を2011年に書いて、「今後書くことはない」とインタビューに答えていたが、その後再び書くようになった作品で、今回課題図書として今村さんの作品を読んだきっかけもあり、読書会に参加したファンから勧められて借りて、読んでみました。
巻末にある解説の一行目に、「今村夏子が何について書いているかはまだ誰も知らない」と書いていて、まさにその通りという印象。
ある日主人公の家に、あひるがやってくる。飼っていた人に事情があって譲り受け、「のりたま」という名前がついている。子どもたちに人気になるのだが、そのうち体調をくずし、病院に。2週間後に帰ってきのだが、前の「のりたま」ときとちょっと違う雰囲気。
複雑な話しではない。不条理というのともちょっと違う。
微妙につながっているほかの2作品「おばあちゃんの家」、「森の兄妹」とともに、すぐ読めるのに、不思議な読後感。
そう言えば、作者は広島出身の人なんですね。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:14 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
18『まく子』2019広島バルト11にて10
[2019年03月25日(Mon)]
『まく子』 (監督:鶴岡慧子、出演:山崎光、新音、須藤理彩、草なぎ剛、つみきみほ、108分、2019年、日本映画)
2019年、映画鑑賞18作品目にして、劇場での鑑賞10作品目。
西加奈子さんの原作の実写化。
何か惹かれるものがあって観てみました。今年は、予想通り映画を観る頻度が減ってきているものの、邦画を観る機会が増えているような気がする。
ひなびた温泉街。
小さな温泉旅館の小学6年生の男の子が主人公。
だらしない料理人の父親をはじめ、まちにはなりたいと思えるような大人がいないのに、だんだん心も身体も大人になりつつあってそれがいや。
そんな旅館に、仲居として働くためにやってきた母親と、かわいくて不思議な女の子が住み込むことになって・・・。
主人公の山崎さんなど好演していて、思春期の男の子の心情の機微をよく表現しているなあとは思うのですが。 にほんブログ村 にほんブログ村
595_「人肌発芽」による発芽の観察(ルッコラのタネのまわりのゼリー状の物質)
[2019年03月24日(Sun)]
まず、ミニトマトからはじめた今年の「人肌発芽」。
第二弾として、別種のミニトマト、ピーマンに加えて、これまでやったことのない、葱(ネギ)、パクチー、ルッコラを発芽の様子を観察するためにやってみることにしました。
実際、葱(ヒガンバナ科)やパクチー(セリ科)やルッコラ(アブラナ科)は、それぞれ科は違いますが、寒さに強いので、直播きするので、人肌で発芽を助けてやる必要ありません。
葱は1本の芽が二つ折りになって土から出てきます。多分二つ折りにしたほうが強度があるからだと思いますが、だんだん伸びてきて、二つ折りになった先端が地上にでたところで、ゆっくりと時間をかけてたたまれた芽が伸びてきてかわいい。
パクチーは、まん丸なタネの中に2つのタネが入っている(つまり双子)ので、そのまま蒔くと、二つの芽が出てきてこれまたかわいい。
ルッコラは、十字花が特徴の菜の花系なのでで、タネも多産で、はたけに適当にばら撒いて軽く土をかぶせ、芽が出てきたら間引きながら育てていく感じです。多くの芽と同じ双葉です。数日で芽が出てとても育てやすい。
予想はしていたものの、ルッコラは、おなかで育てると丸1日経過しないうちに発芽が始まりました。しかも、周りがゼリー状の透明なもので覆われています(様子を見るために脱脂綿を開け閉めするのでわかりにくくなっていますけど、光っているので雰囲気はわかると思います。2日目には葱も芽が出てきたので、黒いタネの葱も一緒に撮影しました。左の真ん丸なのがパクチーです)。
この、ゼリー状の透明な物質は、保水しやすい物質がタネの表面にあるか、中から沁み出すようになっていて、水分をタネに与え続けやすいということとタネを保護するという二つの効用があるのだと思います(ちなみに、このゼリー状の物質のため、小さくてやわらなか小さなタネが脱脂綿等にくっついて取りにくく、タネが痛んでしまうので人肌発芽には適さないことがわかりました)。
これは菜の花系の特徴なのでしょうか? スーパーフードと呼ばれるチアシードは水に浸すともっとたっぷりのゼリー状の物質に覆われ、その成分はグルコマンナンといわれる多糖類で水溶性食物繊維(水には溶けるけど、消化はされない。こんにゃくの成分)ですので、安易に考えれば同じものですが、チアはシソ科です。 いろいろ考えると楽しい。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:28 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
2019年4月の読むロバの会、課題図書は『悪童日記』190424
[2019年03月23日(Sat)]
2019年4月24日(水)18時〜(約1時間) 課題図書:『悪童日記』(アゴタ・クリストフ著、2001年(原著は1986年)、ハヤカワepi文庫) ヒマールにて
喫茶ヒマールで、月1回ペースで開催されている読書会「読むロバの会」。
3月の課題図書は、今村夏子さんの『こちらあみ子』。 主人公と、その周辺の環境や人について、できるだけフラットに描こうとしたチャレンジャーな作品。私は、読後感がもやもやしましたが、読ませる作品ではあります。2011年から小説を書き始めた人で、結構押す人が多いようです。
4月の課題図書は、『悪童日記』。私が読んだことがある本が課題図書になったのは2回目くらいかな?これは感動作です。もう一度読み直してみたいと思っています。
会員制ではないので、課題図書を読んできて、1ドリンクをオーダーするだけで誰でも参加できます。
同じ本を読んでも、感じ方は人それぞれ。興味のある人は是非。
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Posted by 村夏至 at 06:37 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
594_「人肌発芽」による発芽がはじまりました190321
[2019年03月22日(Fri)]
3月18日から、おなかで温め始めたミニトマトと中玉トマトのタネが3日後の21日に4つずつ発芽しはじめました。
発芽したタネだけを取り出し、札を作り、
ポットに移して育苗の始まりです。
ふと、庭木の陰に置いてある椎茸のほだ木を見ると、蛞蝓(ナメクジ)が椎茸を食べてたので、蛞蝓は小川に投げ捨てました。
次はピーマンや食用鬼灯(ホオズキ)などの「人肌発芽」をはじめてみようかと思っています。また、直植えするので「人肌発芽」する必要のない葱(ネギ)やパクチーなども芽の出方を観察するためにやってみようかとも思っています。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:12 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
「せやろがいおじさん」が面白い
[2019年03月21日(Thu)]
you tube上で、沖縄の2人組のお笑い芸人「リップサービス」の1人榎森さんが、Tシャツに赤ふんどし姿で、沖縄のきれいな海岸を背景にドローン撮影した映像を駆使して、その時々に話題になっていることなどについて、主張する「せやろがいおじさん」。
「せやろがいおじさん」を語るのは、最後のきめぜりふが「せやろがい=関西方面の方言でそうだろが、という意味」だから(奈良県出身で、大学進学から沖縄に住んでいるそうです)。
自分なりに取材をしていることがうかがえ、数分のコンパクトな中に、マスコミなどがきちんと取り上げていないことなども含めて、論点をきっちり整理していて、納得できることが多く、見ていて胸がすくような思いがします。
最近で言うと、有名な俳優である人が薬物使用の疑いで逮捕された件について、マスコミの報道のあり方や取り上げるべき問題について熱く語っています。
例える場合など、お笑い芸人ならではの、笑いの要素もあり、さまざまな意見も取り入れて押し付けにならないような配慮も感じられ、好感度が高い。 (とかく両論について語る人は、細かな小難しいことを話し始めて、どっちもどっちだよね、という煙に巻かれてしまう気持ちになってしまうのですが、そういう感じではありません)
私的には、多くの人が知っているだろうと思っていたのですが、先日ちょっとした数人の集まりで聞いてみると、誰も知らなかったので、紹介してみようと思った次第です。
そのビジュアルと、早口なところが苦手な人もいることでしょうが、一見の価値はありますので、是非。 「せやろがいおじさん」で検索すれば、すぐ出てきます。
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Posted by 村夏至 at 08:48 | 14社会変革 | この記事のURL | コメント(0) |
593_「人肌発芽」による苗作り、今年もはじめました190318
[2019年03月19日(Tue)]
ティッシュや脱脂綿などでタネをはさみ、水分を含ませて、爪楊枝で穴を空けてチャック付きポリ袋に入れ、それを首かけ式の袋に入れて肌着の上、お腹あたりに来るようにして温める「人肌発芽」(詳しくは、このブログ内検索で「人肌発芽」で)。今年も、ミニトマト(アイコとレッドオーレ)のタネからはじめました。
数日後に発芽すれば、育苗ボットに移して、簡易温室として使う半透明の衣装ケースで苗を作ります。
少しずつ種類を変えて人肌発芽をしばらく続け、夏野菜へ向けての活動が始まります。
楽しみです。
追記:「人肌発芽」の効用については、以前まとめて書いていますが、もう一つ、「発芽率が良くなる」、と言うことがあるように思います。タネ袋に書いてある発芽率は、最低保障率だと思うので、それ以上の発芽率になるのは当然としても、「人肌発芽」では、100%に近い発芽率になることがほとんどです。条件がいいからだと思われます。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:42 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
第8回岩国市民歴史講座「名字―身分制度と名字―」20190316
[2019年03月18日(Mon)]
元徴古館長の宮田さんを迎えて、岩国の歴史について2ヶ月に一度、開催している講座。
今回のテーマは、名字について。 子どものころ名字帯刀は武士だけができていたと大雑把に習ったように思いますが、個別で見るといろいろあるようで面白い。
また「士農工商」という考え方は、後の研究者が考え出した概念で江戸時代には使われていなかったということを聞いたことがありますが、岩国の江戸時代の文献の中には、出てくる言葉で、そういう考え方は当時からあったみたいです。
身分制度のあり方も、地域によって違いがあるようで、岩国の場合、正式な藩として認められるのは幕末維新の極一時期だけだったため、長く正式に藩主でなく、いわゆるその家格問題をずっと引きずっていたために、逆に領内での身分差別がひどかったと考えられることなども興味深い(虐げられていたのだから、もっと寛容になってもよさそうなのに、逆に自分も差別してしまうのはよく聞く話で、差別の問題を考えるときのテーマの一つです)。
岩国の場合、江戸時代後期になると、財政難を乗り越えるために御当用銀という寄付金のようなものを「献上」させるようになって、一定以上の寄付をすると名字を名乗ることができるようになっていって、名字を名乗り、同時に社会的に認められるようになって来た百姓・町人が増えるようになってきた。一方、下級武士であるために現場の最前線で働かされていた足軽の人たちは、一番働かされていたために能力が高い者も多かったのに、差別がひどかったために、不満がたまっていたとも。
次回のテーマは、「百姓一揆」 2019年5月25日(土)14時〜16時 岩国市中央公民館にて 参加費:200円(資料代) にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:00 | 16雑感 | この記事のURL | コメント(0) |
592_人参(ニンジン)の種蒔きなど
[2019年03月17日(Sun)]
先週、草取りや施肥を終えて畝(うね)を作っておいたので、人参の種蒔きをすることに。
写真ではわかりにくいのでこれまであまり紹介してこなかったように思いますので、今回、見にくいのをご容赦いただいてあえて書いてみましょう。
まず、15センチくらい間隔に、タネを蒔くための筋を指で引いていきます。あまり広い畝にしていないので3筋にしました(三条植えと言います)。
人参のタネ。香辛料のクミンシードのように細長い。
それを、引いた筋に蒔いていきます。もう少しむらなく丁寧に蒔くべきなのかもしれませんが、大雑把に。
そして、軽く土をかぶせて平らにし、燻炭(もみ殻を蒸し焼きにしたもの)を筋沿いに軽くまき、水をかけて軽く押さえます。軽く押さえるのは、ふかふかのままだと乾燥しやすいので。でも、せっかく耕して柔らかくなった土を硬くしてもいけないので、そのあたりが微妙。
燻炭は、土壌改良にもなるし、雨が降って土が掘れてタネが出てしまうのを防ぐためです。
別に作っておいた畝には、萵苣(チシャ)の苗を買って植えました。苗の根元にも燻炭。雨が降って土が跳ね返って葉っぱに付き、不要な菌が付くのを防ぐためです。
また少し畝を作ったので、次の週には、スナップ豌豆(エンドウ)や絹莢豌豆(キヌサヤエンドウ)を苗で買って植えようと思っています。本当は、11月にタネから育ててはたけで冬を越させた方が圧倒的によく実るのですが、最近は冬季のはたけ仕事を真面目にやっていないのでこうなってしまいます。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 19:47 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
アースデイ周防大島20190413
[2019年03月16日(Sat)]
2019年4月13日(土)11時〜15時 筏八幡宮にて
1970年4月22日に地球のことに思いを馳せる日として始まった“アースデイ(地球の日)”。以来その日前後に、全世界で同時多発的にイベントが開催されています。
岩国の近くでは、光市の虹ケ浜で長年行われていて、随分楽しませてもらいました。
周防大島では3年目。大島大橋を渡って、思いっきり奥にある筏八幡宮という由緒正しいいい感じの神社の境内が会場。
それほど大きな規模ではなく、参加者それぞれが、それぞれあり方で、ゆるく楽しんでいて何とも言えず好きです。
チラシを読んでみて、ピンときたら、是非。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 21:22 | 14社会変革 | この記事のURL | コメント(0) |
7年期に一度、全12座の舞を公開する 国指定重要無形民俗文化財「岩国行波の神舞」20190407
[2019年03月15日(Fri)]
【本祭】2019年4月7日(日)9時〜23時半 【前夜祭】4月6日(土)17時〜22時 岩国市行波河川敷にて
国指定重要無形民俗文化財である「岩国行波の神舞」の7年目ごとに行う願舞が2日間にわたって開催されます。
広島の中国山地の地方で行われている神楽のような派手さはありませんが、地域で伝承された舞には渋い重みがあり、見ごたえがあります。
岩国市の錦町木谷峡から運んできた立派な松に張った縄を、逆さの状態で足に引っ掛けて降りてくるという大技の含まれる「八関の舞」がクライマックスですが、その他の舞もなかなかです。
多分出店もありますので、食べたり飲んだりしながら見るのもありです。
詳しくは、「岩国行波の神舞」のホームページがありますのでご覧ください。 にほんブログ村 にほんブログ村
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