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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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122『エルノアへの道』(生ピアノ伴奏つき) 広島市映像文化ライブラリーにて83

[2017年11月30日(Thu)]
『エルノアへの道』
(監督:ルイ・デリュック、50分、1920年)

171125エルノアへの道.JPG

2017年、映画鑑賞122作品目にして、劇場での鑑賞83作品目。

これまた、広島国際映画祭2017の一環で上映された映画ですが、最近ニュースなどで見かけていた、昔の無声映画を生のピアノ伴奏で上映するというものだったので、これは体験してみたいと思い観に行ってみました。

物語は、以下のようなもの。
「フランス南部、スペインにまたがるバスク地方。裕福な農夫のエティゴールは、美しいアメリカ人女性マジェスティに夢中になるが、彼女の夫が盗みを働き、警察の手が迫ると、マジェスティはエティゴールに嘘のアリバイを強要する…。」

ピアノ演奏をしてくれたのは、日本人初の欧米式サイレント映画ピアニスト・柳下美恵さん。アップライトピアノで映画の世界を楽しませてもらいました。なかなかに心地よいです。映画祭の一環でしたが、これ単体で見たので、510円。

実は、前から気になっていたのに広島市映像文化ライブラリーに行ったのは初めて、結構いい映画をやっているので行かないと損かも。


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535_玉葱(タマネギ)の早生(わせ)苗の植え付け

[2017年11月29日(Wed)]
11月はじめに、薩摩芋(サツマイモ)を収穫して、牛糞たい肥と牡蠣殻石灰を軽く加えてすきこみ、畝立てをしておいたはたけに、先日玉葱用のマルチを敷いておいたので、苗の植え付けを行いました。

晩生(おくて=6月初旬収穫)の苗は、12月に入ってからでいいので、とりあえず、早生(5月初旬)を500本ばかり。

171126タマネギ早生苗.JPG

知り合いに手伝ってもらったので、1時間ばかりの作業。

あと1000本以上は植える予定です。


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121『鳥の歌』 横川シネマにて82

[2017年11月28日(Tue)]
『鳥の歌』
(監督:アルベルト・セラ、出演:ビクトリア・アラゴネス、リュイス・カルボ、マーク・ペランソン、98分、2008年、スペイン映画)

171124鳥の歌.JPG

2017年、映画鑑賞121作品目にして、劇場での鑑賞82作品目。

広島国際映画祭2017のコンペティション部門の審査員として招かれた、スペイン、カタルーニャ地方出身の若手映画監督アルベルト・セラさんの作品。

『鳥の歌』が何だったか思い出さないまま、タイトルに心惹かれて、事前の知識なしで見たら、あまりのフラットさに途中で寝落ちしてしまった。
途中で、赤ちゃんのイエス・キリストに三賢人がひれ伏すシーンがあり、これは、イエス・キリスト生誕時の東方三賢人の話だったのだとやっとわかりました。チェリストとして有名なパブロ・カザルスさんの「鳥の歌」という曲が映画の中で使われ、その曲名がタイトルになったようです(なので、タイトルと内容は直接的には関係ない。とてもいい曲で好きなのですが、ちゃんとタイトルを覚えていなかった)。

上映終了後、監督本人によるトークがあり、製作の意図などいろいろ話してくれて、なるほど、と思うところもいくつもあり、ただ、観ただけで終わりでなくてよかった。

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534_収穫の秋 その2 つくね芋と猪(イノシシ)除けの柵

[2017年11月27日(Mon)]
収穫の秋、第二弾、昨年例年になく早く9月に猪がはたけに遊びに来て、全滅してしまったつくね芋。十数年前に種芋を分けてもらって、以来ずっと収穫したものから種芋を残してつないできたのですが、それも終わりかと思いきや、毎年余った種芋を近所にあげているので、そこから分けてもらえて、なんとかつなぎ続けることができました。

今年は、去年の轍を踏んではいけないので、初めて猪除けの柵を作りました。鉄筋を杭にして、ネットと工事用の鉄製のワイヤーメッシュをつかった簡易なもの(と言っても、設置したのは11月に入ってからですが、今年はまだ彼らは来てません)。

171126柵01.JPG

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このところ、急に冷えこんできて、葉っぱも枯れ始めてきたので、3株ほど収穫してみました。

171126つくね芋01.JPG

171126つくね芋02丁目.JPG

まず、土からつるが出てきているところをハサミで切って上のツルを取り払い、周りの土を、芋を傷つけないように慎重に取り除いていきます。

171126つくね芋03.JPG

171126つくね芋04.JPG

最初に掘ったのが南側の端なので一番よくできる場所。とても大きくて良い出来。

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洗うとこんな感じになります。

171126つくね芋06.JPG

今年は期待できそうです。

掘るのに失敗して欠けてしまった芋があるので、さっそく汁にして食べてみました。イリコと昆布でとった出しに、薄口しょうゆとみりんと塩というシンプルな味付け。出しをとったあとの昆布は、刻んで入れました。

その出し汁に、すりおろしたつくね芋を何も混ぜずにそのまま落とすだけ。かたまって、おもちのようなモチモチの食感で、むちゃくちゃうまい。

171126つくね芋汁01.JPG

171126つくね芋汁02.JPG

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120『あさがくるまえに』 サロンシネマにて81

[2017年11月26日(Sun)]
『あさがくるまえに』
(監督:カテル・キレヴェレ、出演:タヒール・ラヒム、エマニュエル・セニエ、アンヌ・ドルヴァル、ギャバン・ヴェルデ、ドミニク・ブラン、104分、2016年、フランス=ベルギー映画)

1712あさがくるまえに.JPG

2017年、映画鑑賞120作品目にして、劇場での鑑賞81作品目。

フランス北部の街、ル・アーブルに暮らす青年は、夜明け前、恋人の別途から抜け出し、友人とサーフィンに出かけ、その帰りに不慮の事故に。
パリに住む音楽家の女性は、心臓の病気が悪化して、生き延びるためには心臓移植しかないとわかっているが、他人の命を引き継いでまで延命していいものかと悩んでいる。
つながるはずのなかったそれぞれの人生が急展開で近づいていく。

それぞれの家族や友人、そして、臓器移植の現場で疲労を見せながらも誠実に働く医療関係者たち。

静かで緊張感が漂う状況を、美しい映像が包み込んでいく。

1週間限定の上映なので、サロンシネマでの上映は終了しています。


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第一回『鉄女の会』作品展 171202〜10

[2017年11月26日(Sun)]
鉄女と聞いて、私などは鉄の女と呼ばれたイギリスのサッチャー首相(1979-90)が思い浮かぶのですが、それが普通に分かるのは40代以上くらいでしょうか(実際にそう呼ばれた政治家は結構たくさんいたようですが)?

171202〜鉄女の会.JPG

それはそれとして、「鉄女の会」は、南岩国にある牧平鉄工所で鉄加工を学ぼうと集まった岩国近郊の女性たちで、2016年10月に結成された団体のようですが、1年ちょっとで展示会を開催するとは、鉄女恐るべし。

知り合いも参加していて、どんな作品展になるのか楽しみです。

2017年12月12日2日(土)〜10(日) 11時〜17時
Studio Myu(牧平鉄工所併設)にて


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山尾志桜里さんと望月衣塑子さがいじられるのは男性社会を守ろうとする悪あがき?

[2017年11月25日(Sat)]
「女性セブン」の11月30日号か12月7日号に、山尾さん(衆議院議員)と望月さん(東京新聞記者)の対談が掲載しているらしく、ネット上のニュースサイトにもその一部を読むことができます(雑誌のほうも拾い読みしてみました)。

今、変な意味で話題になってしまっている2人ですが、同じ小中学校に通った1年違いの先輩後輩にあたり、面識もあったよう。これにはちょっとびっくり。

それはそれとして、例えば、山尾さんは対談の中で、

選挙中、男性有権者から『あなたは子育ての何割を担っているのか』と聞かれたので、『私が男性候補者でも同じ質問をしますか』と尋ねました。

などと語っていて、まっとうすぎて、逆に拍子抜けするくらいなのです。

もしかしたらこれまでの男性中心の社会を維持したい人が、無意識のうちに攻撃性を高めてしまっている部分もあるのでは?と思えてしまうのは、私だけではないと思います。

ちょっと冷静に考えると、そんなところに力を注いでいる場合じゃなくて、もっと突っ込む必要がある問題が満載なんじゃないかと思うのですが。


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『マイクロバイオームの世界 あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』

[2017年11月24日(Fri)]
『マイクロバイオームの世界』(ロブ・デサール&スーザン・L.パーキンス著、斉藤隆央訳、2016年、原著は2015年、紀伊国屋書店)

1709マイクロバイオームの世界.JPG

先日読んだ『土と内臓』と同じく、マイクロバイオーム(私たちの体の内部や表面のほか、家庭や学校などの生活の場それぞれに存在する微生物の集まり)について書かれていて、前者が、「植物の根とその周りの土に棲む微生物たちの関係」と「人間の内臓(特に大腸)の中に棲む微生物たちの関係」を対比させて物語風に解説してくれていたのに対して、こちらは人間の皮膚や内臓、そして人間の生活環境の中に棲む微生物たちと人間の関係について主に書いています。

若干専門的で難解な部分もあるかと思いますが、そのあたりは読み飛ばして読み進むとだんだん面白くなってくるのではないかと思います。というか、むちゃくちゃ面白い本です。

微生物の研究が進んできて、何十年も前に私が学んだ生物の分類はもはや過去のものになっていること、微生物の研究は、生物は何かという大きな疑問に直接つながっていること、ウイルスは、生物の細胞に入ることによってしか増殖することができないので生物とはみなされていないけど、マイクロバイオームに似た、ウイルスによって構成されたヴァイロームというウイルス群が存在していること、森で見つかる昆虫は99%は名前が分かっているのに、ヒトの口の中に棲む微生物の四分の三近くは分類もされていないこと、しかし、新しい技術によって、微生物の多様性の状況については分析できるようになってきていることなど興味深いことをあげればきりがありません。

ちょっとおかしかったりするのですが、科学者たちは真面目に、例えば、ローラーダービー(ローラースケートで競争する団体競技)で、チームメンバーの皮膚のマイクロバイオームが似通った傾向があり、それはそれぞれのチームによって違うが、競技後に調べるとそれが似通ってくる(身体接触の激しい競技だから)ことや、キスをよくするパートナーは口の中のマイクロバイオームが似通ってくる(一回でも結構変化があるらしい)こと、また、日常的に私たちが使う地下鉄や家の中の様々な場所のマイクロバイオームを調べたりしていろいろ分かってきていることがあるようです。

ちょっとショックだったのは、私は、数年前に胃の中にピロリ菌が発見されて少し迷ったものの、除菌をしてしまったのですが、この本の中には、やはり、私たちが少なくとも10万年まえからピロリ菌と共存していて、胃がんなどのリスクがあるものの、同時に、胃食道逆流症や喘息や食道腺がんの発生リスクを低減することもあるらしいことが明記してあること。当時、私も、太古のミイラからもピロリ菌が発見されたているという記事などは読んでいて、ピロリ菌を単純に悪者にしていいのか迷っていたのですが、ピロリ菌のいい面について書いてあるものを見つけることができなかったので除菌してしまったのです。

いずれにしても、目に見える生物と目に見えない生物(微生物)の共生関係の妙には本当に驚かされます。例えば、腸内の表面には食物を流しやすいように粘膜があるのですが、実はその粘膜がまず最初の、病原菌からのバリアになっていて、その中に免疫物質などが含まれていて病原菌が通り抜けにくくなっていて、それを超えたとしても、その下には、様々な微生物が住んでいて、微生物たちは(自分たちのためにも)お互いに遺伝子を交換し合って多様性を生み出すとともに、そこの生態系を守るための様々な物質を作り出し、そこが、第二の防御壁になっていて、そこを乗り越えた病原菌に対して初めて体内の対抗手段が行使されるらしいのです。そして、それが、争いというよりも共生関係で成り立っている。

最近の研究で内臓内のマイクロバイオームと脳の発達、うつや自閉症、肥満などとの関係が解明されつつあるようで、今後医学に生かされていくようになるでしょう。ただ、それは、これまでのような、この病原菌が悪いとか、この微生物を増やしさえすればいいとかいった単純な答えではないことは確かで、いかに、全体としてマイクロバイオームのバランスを保っていくのかという方向のヒントのようなものになるだろうし、もっと全体的な話になっていくのでしょう。

実はこの本、アメリカ自然史博物館で2015年11月から2016年8月まで開催されていた、マイクロバイオームをテーマとした展示会にあわせて製作されたもののようで、国外でのツアーも予定されているらしいので日本でも開催される可能性があるらしく、楽しみです。


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ひかりコンサートin岩国中通商店街「軽トラ新鮮組」171119

[2017年11月23日(Thu)]
前の日にいろいろと予定が立て込んで最終的に飲み会もあったため、自動車を岩国駅前の駐車場に置きっぱなしにしたので、自動車を取りに行きがてら、月1回駅前の中通商店街で行われている「軽トラ新鮮組」をひやかしてきました。

あんこ入り草餅など買い物もしましたが、ちょうど、第16回目の「みんな輝け!! ひかりコンサート」が商店街の中で行われていたので、しばし鑑賞。

171119ひかりコンサートプログラム.JPG

支援学校に通っている子どもたちや、障がいを持つ人たちをメインとしたコンサートで、すでに16回目。継続は力なりというのを地でいっている行事だなあと、今更ながら感心。

出演者が生き生きと表現しているのがすごく感じられ、なかなかに楽しい。出演者も定期的にあるこのコンサートが励みになって練習に力が入るし、若手もボランティアも多く関わってくれてたり、事業所の協力があったり輪が広がっているそうです。自己表現をする場があるというのは、健常者、障がい者にかかわらずその人本人にとって大切なことだと思います。

今回珍しい楽器の合奏があったので、紹介すると、ヘルマンハープという手ではじく楽器。ヒーリング(癒し)にも使われるらしく、美しい音色です。

171119ひかりコンサート01.JPG

171119ひかりコンサート02.JPG

演奏が終わって、声をかけて楽器の写真を撮らせてもらいました。

もともと、岩国駅の構内で行われていたりしたのですが、岩国駅は現在改装中。11月26日に正式オープン(駅が橋上化し、東西自由通路やエレベーターやエスカレーターが整備されて、岩国錦帯橋空港へのアクセスが良くなります)するので、今後岩国駅でも開催されたりすることになるのでしょう。


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533_収穫の秋 [食用鬼灯(食用ホオズキ)、落花生、蜜柑(ミカン)]

[2017年11月22日(Wed)]
収穫の秋、というには少し遅い(というかこの数日の寒さはもはや冬)ような気もしますし、はたけの多くの部分は荒れ放題になってしまっていますが、この時期にようやく収穫を迎えるものもあります。

まずは、食用鬼灯。

まだまだ、認知度は低いように思いますが、ゴールデンベリーという異名も持つ、小粒ながら香り高く、濃い味の果物です。

今年、3、4年ぶりに2株苗を買って育てています。育ちすぎてたくさん実は付いているのですが、なかなか熟さないのが難点。摘花して、少し実を少なくしたほうが良く実るのかもしれません。

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青い鬼灯状(というか鬼灯そのもの)のものが、黄色く変色したらOKです。少しずつしか黄色くなりません。中に直径1.5センチくらいの黄色い実ができます。外側が茶色くなるくらい放って置くと、熟しすぎになってしまうようです。写真の色見はあまりよくないのですが、見た目はもう少しきれいな薄い黄色です。

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落花生は、 本当に久しぶりにタネから育ててみました。ちょっと放ったらかしにしすぎで、本当はもう少し早めに収穫すべきだったのかとも思っています。ぼちぼち収穫できたので、早速少しゆでピーナツにして食べてみました。素朴な味わいです。

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蜜柑は、親戚が育てていて、高齢でなかなか手入れができてなくなってきているので、木のためにも収穫をさせてもらっています。蜜柑狩りというより、売るわけではないのですが、お仕事と言う感じで、おしゃべりしながらひたすら専用のはさみで取っていきます。不ぞろいながら、酸味も味も濃くておいしい。知り合いにおすそ分けしまくります。

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早生(わせ)蜜柑なので、早生の玉葱(タマネギ)と一緒で、収穫時期が早く、早く腐ってしまうの早めに食べてしまわないといけないのです。早生がなぜ腐りやすいのかは別途考察してみたいテーマです。このことが話題に上ったとき、知り合いが言っていた次の言葉だけ書き留めておきます。

「早く生きすぎたからかしら」



追記:食用鬼灯の収穫のタイミングの黄色くなったものがあったので写真に撮ってみました。

171126食用ホオズキ01.JPG

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2017わくわく科学クラブ<30倍の世界>6回目171118

[2017年11月21日(Tue)]
今年度久々(3年ぶり)に講師をしている、月1回(年間10回)ペースで行っている「わくわく科学クラブ」の第6回目。

私は、中学年以上対象のクラスを受け持っていて、<30倍の世界>を行っています。

約300年前に顕微鏡によって最初にさまざまな発見をされた頃の歴史もなぞりながら、いろいろなものを、予想を立てながら順番に見ています(行き当たりばったりではなく、科学者の発見などについてのお話しを交えて、予想を立てながら順番に、というところが大切なので、できるだけこまかな内容や映像は紹介しないようにします)。

今回は、前回も見た、ロバート・フックさんが詳細に観察した火打石の火花のかけらを見たり、結果として世界で初めての細胞の観察となったコルクを見たり、洋服の繊維を見たり。

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コルクは、せっかくなので、ワインの栓とかではなく、コルクの原料となる実際のコルク樫の樹皮を、東急ハンズの素材売り場で買ってそれをカッターでスライスして見てもらいました。


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「休校マルシェ@奥岩国ほんごう」に行ってきた171118

[2017年11月20日(Mon)]
予定が詰まっていていけないと思っていた休校マルシェ。予定が1つ延期になって時間が空いたので行ってみました。

岩国の市街地から自動車で1時間くらいの中山間地域にある休校中の波野小学校を活用して、新鮮野菜や植物の苗の販売、竹トンボや竹ポックリの体験コーナー、骨董市、託児コーナー、スタンプラリー、マッサージコーナー、フードコートなど盛りだくさん。

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全体の様子を見て、昼御飯だけいただいてすぐ帰らないと、と思っていたのですが、懐かしい木造校舎とスタッフの雰囲気全体がよくて、しかも知り合いがいたり、知り合いを通して新しく知り合いができたりして話したりしていたら、2時間以上も過ごしてしまいました(午後もぼちぼち賑わっていたのですが、やはり午前中はもっと賑わっていたようです。英語版のチラシをつくって宣伝した成果か、外国人の家族連れなどもちらほら)。

めったにオープンしないAzuki畑Caféの出張コーナーもあり、二重焼きとコーヒーがおいしかった。

波野小学校の位置が、本郷の中心地から数キロ離れているのでちょうどサイクリングにいい距離なので、無料のレンタサイクルも用意されていて、挑戦している親子連れなどもいました。

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江戸時代には代官所も置かれていた歴史ある本郷のみどころMAPも置いてありましたので参考に(最近登山道を整備しているらかん山麓の大滝も載っています)。

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Happy Sheep Exhibition 1 羊毛作品の展示

[2017年11月19日(Sun)]
西岩国の臥竜橋通りに面した空き店舗を活用したライブデポで、羊毛を使った様々な作品展示が行われています。

ライブデポ1階奥に居を構えるwwwoolさんが、羊毛作品関係の大きな展示会で出会った、全国の作家9人で、いつか共同展示会を開きたいねと思って実現した2年越しの企画。

織物があったり、羊毛をそのまま生かしたバッグがあったり、笑えるフェルトによる被り物があったり、お話を聞いていると、様々な技法があるのですね。撮影ご遠慮くださいの作品もあったので、写真は一部です。

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期間中は、日替わりで羊毛に親しんでもらうためのワークショップも行われています(パンの日や蕎麦の日があったりしたのですが、残念ながらそれはすでに終了)。

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新しい発見があるかも。2017年11月23日(木・祝)まで。12時〜17時。


ベトナムの少数民族の織物についての視察&研修旅行に行ってきたばかりのwwwoolさん。その報告も兼ねた企画も進行中とのこと。

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「広島国際映画祭2017 11.24-26」

[2017年11月18日(Sat)]
11月24日から26日にかけて、NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー、横川シネマで開催される映画祭。

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今年も、『この世界の片隅に』のバリアフリー版上映に伴って、片渕監督のトークがあったり、スペシャルゲストとして今独立運動で揺れるスペインのカタルーニャ州出身の映画監督アルベルト・セラさんを招いた上映とトークがあったり、サイレント映画ピアニスト柳下美恵さんの生演奏とともにサイレント映画の上映があったりと、盛りだくさんです。

少しは観にいきたいけど、日程調整がうまくいくか?

詳しくは、「広島国際映画祭」のホームページで。


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『くるとん2017秋冬vol.51 特集 料理する人』

[2017年11月17日(Fri)]
岩国・大島・柳井をエリアとする情報誌。

今回の特集は、料理する人。

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料理の写真と共に、こだわりの料理人のそれぞれのお話が、いろんなライターによってそれこそ料理されていて楽しい。

思うに、「くるとん」は近隣の、必ずしも専門ではないライターの活躍の場にもなっていて、そのあたりも面白い(記事の最後に、ライターの名前と一言コメントが書いてあるので、これが案外楽しみ)。

以前このブログでも紹介した楽しいお店「アジアの雑貨と喫茶 マムアンカフェ」の記事もあります。

これまで年4回発行でしたが、次回から年3回になる予定。末永く続いて欲しい。

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119『ザ・サークル』 サロンシネマにて80

[2017年11月16日(Thu)]
『ザ・サークル』
(監督:ジェームス・ポンソルト、出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、2017年、110分、アメリカ映画)

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エマ・ワトソンさんの演じる主人公メイさんは、友人の取り計らいで、憧れの巨大SNS企業「ザ・サークル」に入社。「隠し事は罪だ。全てをさらけ出せば、世界はもっと良くなる」という理想のもと、いろんなところに設置された超小型カメラを通じて自らを24時間ネット上に公開することとなり、一躍時の人となる。

しかし、もちろん、それはいい面ばかりでなく・・・。

作家のジョージ・オーウェルさんが、未来の超監視社会を描いた『1984』の1984年はもう30年以上経過してしまいましたが、ある面では、そういう社会が実現してしまっている現代において、考えさせられる映画です。

今年は、エマ・ワトソンさんが出演する映画を3本観ましたが、最初が、横川シネマで『コロニア』(記事掲載日、2017年3月4日)、次に広島バルト11で『美女と野獣』(記事掲載日、2017年5月3日)、そして今回のサロンシネマでの『ザ・サークル』となるわけですが、マイナーなものから超メジャーなものまでいろいろこなしていて、かっこいい(ただの、エマ・ワトソンさんファン)。


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岩国子ども劇場「秋の芸術フェスティバル」

[2017年11月15日(Wed)]
久しく、岩国子ども劇場の告知は行っていませんのでたまには。

2017年11月18日(土)14時〜(13時半開場)
人形劇団プーク「三びきやぎのがらがらどん」「いつもちこくのおとこのこ」
岩国小学校講堂にて

2017年12月2日(土)13時半〜(13時開場)
太鼓と芝居のたまっこ座「どどんとへそから」
シンフォニア岩国多目的ホールにて

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共に、3歳以上が対象です。

岩国子ども劇場では、プロの舞台鑑賞のほか、里山あそびや乳幼児といっしょに楽しめる音楽や絵本の会(音カフェ&絵本カフェ)などさまざまな活動を行っています。

目の前で演じている生の舞台を友達や親と一緒に観るという体験は、子どもの成長にとってとても大切なものだと思います。

是非。


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118『ジュリーと恋と靴工場』 サロンシネマにて79

[2017年11月14日(Tue)]
『ジュリーと恋と靴工場』
(監督:ポール・カロリ、コスティア・テスチュ、出演:ポーリーヌ・エチエンヌ、オリヴィエ・シャントロー、フランソワ・モレル、2016年、84分、フランス映画)

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2017年、映画鑑賞118作品目にして、劇場での鑑賞79作品目。

軽やかな楽しい作品です。

ミュージカルと言うにはちょっと中途半端な感じもありますが、フランス語のおしゃれな歌(私がフランス語の耳障りが好きなだけかも)がたくさんでてくるのはいい。

就職活動を行うもなかなか正社員の職にありつけない、主人公のジュリーさんがようやくバイトにありついたのは、近代化で閉鎖の危機に立つ靴工場。

ストライキや団体交渉などと同時並行でジュリーさんの恋話もあり、その行方は?

11月17日までの1週間限定上映、サロンシネマにて。


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「数学の演奏会in周防大島」ってどんなもの?171112

[2017年11月13日(Mon)]
独立研究者(大学などに所属せずに研究をしているという意味)森田真生さんによる「数学の演奏会」に参加してきました。

この変わったタイトルは、音楽の演奏会を普通の人が楽しむように、数学に関するお話も普通の人が楽しめるようになって欲しいという思いからのよう。

とにかく、脳みそが喜んでしまった、としか言いようがないような面白さ。

そして、その面白さやスケールの大きさは、言葉で端的に表現するのが難しすぎる。多分、だから、ライブでの開催を大切にしているのでしょう。

例えば最近、ヨーロッパで行われた算数のテスト問題の中に入れられた不思議な問題を会場に問いかけることからはじまり、それが小学校の高学年になるにつれてどこの国でもおかしな答えになってしまうことが、何につながるかと思っていたら、学校教育の取り入れられてきた「読み・書き・そろばん」の中での「そろばん」の部分が、18世紀までの数学の計算の練習に多くが割かれていること。それがテクニックの習得になってしまうので結果として、「内容を理解しているかどうかではなくて、言われたことを言われたとおりにできるという資質をはかることができる」ということにつながり、そういう人材が必要だった時代にはマッチしていたが、「言われたことを言われて通りにできる」ということは、現代においてはコンピュータなどの機械が多くをカバーできるようになったので、今となっては必要なくなってしまったこと。

そして、19世紀までの数学が、これまでの「量の科学」であった数学を徐々に解放していく様を端的な例を出しながら説明してくれたりして。

数学は、人間の身体的な制約に縛られた脳の働きから生まれたけど、特に19世紀以降の数学は、これまでの制約や既成概念を徐々に取り払って、原初に戻ってそこから新しい概念を作り出した。しかし、そこが逆説的なのだけど、その新しい概念によって新しい世界の見方が発見されてくる。今年観測された重力波もその一つ。重力波は、数学が元になって、あるはずのものとして仮説が立てられ、それを測定するための大規模な装置が作られて、その測定の報が全世界に配信されると、全世界の天体観測者がその方向に望遠鏡を向けてその現象の詳細を知ることができるようになった、と言うふうなことが起こっている。

新しい思考レベルを獲得することによってしか、現代が抱える問題を解決して、世界を変えていくことができないのでは、という意味では、新しい数学が、文化としてもっと多くの人に認知されていく必要があるのでは、とも。

大きな、一般の人からはかけ離れたような話しの一方で、コンピュータはあくまで「言われたことを言われたとおりに正確な答えを出す」ことしかできないので、昨今の人工知能ブームは、それでお金儲けをしたい人のマーケティング(市場調査)の一環でしかないので、あまり関心は持っていないそうで、それぞれの個人が、その場でその身体で感じていることや思っていることを、伝えたいと思えるような人に出会って、その人に向かって素直に表現できれば、それは多くの人に響くのだ、と個人の個別の体験の大切さを訴えているところも面白い。実際、「数学の演奏会」を全国で行っていて、その場で出会う人の素直な意見から触発されることが多いらしい。

少し長めの休憩をはさみながらも午後2時から5時半に及ぶ長丁場だったにもかかわらず、時間を感じさせないものでした(実際の会場で、体感する楽しさをそがないように、あまり具体的にでなく、雰囲気を伝えようと思いながら書いてみたのですが、なかなか難しい)。

主催者は、この会を継続して行っていきたいと思っているそうで、私も本当に継続して聞いていきたいと思います。

講演の様子を、主催者や森田さんにお願いして撮影させてもらいました。

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島のむらマルシェの会場になる「周防大島八幡生涯学習のむら」では、カレーやスープ、農産品や加工品、関連書籍などの販売。そして、今回の演奏会にあわせて、数字のイラストをその場でTシャツやトートバッグにシルクスクリーンプリントを実演してくれる「CASTLE FACTORY」さんの実演販売(これがすごくと格安)もあったりして楽しませてもらいました。


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117『逆光の頃』 横川シネマにて78

[2017年11月12日(Sun)]
『逆光の頃』
(監督:小林啓一、出演:高杉真宙、葵わかな、清水尋也、67分、2017年、日本映画)

1711逆光の頃.JPG

2017年、映画鑑賞117作品目にして、劇場での鑑賞78作品目。

京都を舞台にした、淡い青春恋愛映画。

京都の狭い路地や、風景、伝統行事や伝統工芸などが、若干ゆっくりとした時間の流れと共に美しく写し撮られていて、見ていて気持ちいい。

学生時代に大阪にいたので、京都は近かったのですが、北山ハイキングや渡月橋やどちらかというと田舎部分を少しだけ楽しんだだけで、街中をもっと楽しめばよかったなと思っています(街中を楽しむお金はなかったのですが)。

11月14日まで、横川シネマにて。


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