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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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2014年に私的に印象に残ったものなど

[2014年12月28日(Sun)]
これまでブログで1年の振り返りなどしたことはないのですが、今年は(主に)近場に出かけることが多かったので、分野別に印象に残ったり、感動したことのタイトルなどを書き記してみます。
長くなりすぎないようにと、それぞれ3つ以内に抑えるのはちょっと辛いものがありました(特に「その他行事など」はいろいろありすぎたので5つにさせてもらいました)。もっと感動したのに、忘れているのもあるようにも思います。

来年はおとなしくしている年になると思います。

映画
・『わたしはロランス』
・『5つ数えれば君の夢』
・『きっと、うまくいく』

舞台
・『オペリータ うたをさがして』
・オペラシアターこんにゃく座『よだかの星』
・劇団コープス『ひつじ』

コンサート
・フランス国立 リヨン管弦楽団(Vn 五嶋龍)
・Rachael Dadd + IHCI “Spring around Japan tour2014”
・ズクナシ(「風のまつり」にて)

展示
・Imagine creative world in Iwakuni
・宏二郎展―照らし照らされ―
・みのむし工房個展「シナプス」

講演
・平田オリザ講演「わかりあえないことから」


・『銃・病原菌・鉄―1万3000年にわたる人類史の謎』
・『被災大学は何をしてきたのか―福島大、岩手大、東北大の光と影』
・『傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学』

おいしい店
・ブロッコリグリル

喫茶店
 光風堂

カメラ
・オリンパス TG-3
・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

その他行事など
・『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』
・島のむらマルシェ
・仮説実験授業研究会 夏の合宿研究会山口大会
・里山ひよじ村の稲作り
・みどりの書院市

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どうやらブログ休眠期に入ったようです

[2014年12月27日(Sat)]
突然、ブログをあまり更新しなくなってしまいました。

私の場合、ブログをよく書くときにはあまり頑張って書くというわけではなく、日々勝手に書いてしまうという感じです(できるだけわかりやすくしたいと思ってそれなりに努力はしますが)。

かつては、突然書かなくなると、もう二度と書くことはないのではないかと思うほどの気持ちになったのですが、そういう波を何度か越してきたので、今では、また、書く時期が来るだろう、と比較的気楽に思うことができます。

気楽に書けるようになってきた分、時々は書くだろうと思います。そのうち、新たな気分になって、またたくさん書く時期も来ると思います。気長にお付き合いください。

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“オペラシアターこんにゃく座公演『オペラ アルレッキーノ』” を観てきました

[2014年12月26日(Fri)]
12月21日、毎年恒例となっている広島市東区民文化センターで行われているオペラシアターこんにゃく座の公演を観てきました。

141221アルレッキーノ.JPG

こんにゃく座は、「こんにゃく体操」と言われる体操をもとにした発声法で、日本語がよく聞き取れる日本ならではの独自のオペラを目指して設立された劇団。ピアノを基本とした生演奏による伴奏と歌やセリフをすべてマイクを使わず生音で聞かせてくれます。

私はこれまで、10作品くらい観ていて、どれも素晴らしい。音楽も、歌も、そして楽しく素敵な演出や舞台装置も。それらがあいまった世界が何とも言えません。

今回の演目は『アレルッキーノ』。

欲をかいて2人の主人に使えることを企んだアルレッキーノが繰り広げるドタバタ喜劇。前口上部分やところどころに出てくる男女4人の道化も効いていました。

舞台上手(客席から見て右側)にはピアノ、ヴァイオリン、クラリネット、アコーディオンという贅沢な構成。

何と、会場のCDなどの売り場には早々と次回の公演の告知がされていました。

2015年12月26日(土)東区民文化センターにて
演目は、“オペラ『おぐりとてるて』ー説経節「小栗判官照手姫」よりー”


毎年行けているわけではありませんが、この恒例の公演は長く続いて欲しいと思っています。

思い起こしてみると、今年は、3月に地元の岩国子ども劇場主催の『よだかの星』も観たので、オペラシアターこんにゃく座の公演を1年に2回も観るという幸せな年でした。

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1月の読むロバの会(読書会)、課題図書は『富士日記(上)』

[2014年12月24日(Wed)]
12月の読むロバの会の課題図書は、『小公女』。私も名前くらいは知っていた有名な小説で、結構面白く読め、子どもの頃に読んでたら面白かっただろうなと感じました。

かつてアニメではまっていた人がいたり、この読書会のために、映画化された2作品を観てきて概略を解説してくれる人がいたり、いつもながらいろいろな読み方が聞けて楽しめました。

そうそう、何と、課題図書の訳者の畔柳さんから今回の読書会へのメッセージもありました。

新規参加者を大々的に募集中です。課題図書を読んできた人なら1ドリンクの注文で誰でも参加できるので、是非。

次回は、1月23日(金)18時から(1時間程度)、コーヒーと手仕事 ヒマールにて。
課題図書は、『富士日記(上)』(武田百合子著、中公文庫)。

1501富士日記.JPG

夫で作家の武田泰淳さんと過ごした13年間の日記なのだそうです。

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わくわく科学クラブ<30倍の世界>第7回目

[2014年12月23日(Tue)]
小学3年生以上を対象(他の講師が行う低学年のクラスなどもあります)に毎月1回講師をやっている「わくわく科学クラブ」。

先週土曜日、今年最後の教室では、まず、これまで見てなかったひっつき虫(服にくっついてしまう植物のタネ)の一種であるオナモミが見つかったので、くっつく仕組みがどのパターンのものか予想して30倍で観察したり、何種類かの岩石や魚のうろこやレコードの溝なども観察しました。

141207ひっつき虫01.JPG

141207ひっつき虫02.JPG

合間には、仮説実験授業研究会のメンバーがセットを作ってくれている、ビー玉万華鏡を作って楽しみました。

141207万華鏡02.JPG

141207万華鏡01.JPG

シンプルなのに結構きれいに見えるので子どもたちも楽しんでくれたようです(最後の飾り付けには、私のマスキングテープコレクションが活躍)。

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焚き火の季節がやってきました

[2014年12月08日(Mon)]
この十数年、近所の山を借りて、地元の子どもたちに呼びかけて行っている焚き火遊び(12月から3、4月までの月1回程度ペース、10時〜15時)を行いました。

141207焚き火11.JPG

気づかずに地元の行事と重ねてしまったせいか、若干少なめの参加者でしたが、小学校1年から6年までのいろんな学年が参加してくれて、初めて参加した1年生の子も、終了予定時刻の午後3時になっても「まだ遊びたい」と盛り上がって、結局4時くらいまで遊びました。

定番のブランコやハンモック、滑り台、シーソーなどはまだしばらく使えそう。4、5年前に作った竹のテラスは大規模な修繕が必要です。焚き火の周りの椅子は壊れたのを修繕したり、ポックリを作ったり、竹細工をしたり、とそれぞれ思い思いの時間を過ごすのです。

焼き芋も美味しく焼けて、やはり冬は焚き火が楽しい。

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『新世界』

[2014年12月07日(Sun)]
『新世界』 [高鈴(コウリン)2012年]

1412新世界.JPG

1998年に結成した、山本高稲(ボーカル)さんと山口彰久(ギター)さんによるアコースティックユニット。

彼らも、『スーパーローカルヒーロー』に出ていたのですが、その後に名前を知りました。

山本さんの圧倒的に美しい歌声と、独特の歌詞の世界。

地元のオーケストラとの共演をしたり、2015年に鹿児島県で開催される国民文化祭で子どもたちや市民の方との合唱の発表に向けての楽曲づくりなどを進めるなど多彩な活動も行っているようです(新しい取り組みについては、「Callin'すずのたび Project」で検索すれば、概略などを見ることができます)。

震災後に、悩み抜いてつくられたという「ただひたすらに」は、すごい。

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『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』

[2014年12月06日(Sat)]
『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』(東田直樹著、イースト・プレス、2014年)

1412跳びはねる思考.JPG

知り合いから貸してもらいました。確か最近の新聞の書評に載っていたような。

まさに、目からウロコ。

著者の東田さんは、いわゆる普通の会話ができない重度の自閉症なのですが、文字盤を指さしながら言葉を発していく「文字盤ポインティング」やパソコンを使うと、援助なしに会話ができるのです。

そして、この本には東田さんの考えていることや感じている世界が描かれていて興味深い。

また、著者に対するインタビュー記事があり、会話とは関係のない言葉が口をついて出てしまうことについて、自分のことを「まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです」と語っているあたり、なるほどと思わされてしまいます。

私自身、昔、障害者と健聴者の交流キャンプに参加していたりして、関係する本で読んだり(『ミラーニューロンの発見』という本にも一部書かれていたりした)、自閉症とはどういうことなのだろう、どうやってともに暮らしていけばいいのだろう、と時々考える機会があるのですが、その考えを少し進めることができたように思います。

たまに通勤方法を変えた時に支援学校に通うのではと思われる自閉症の子どもとすれ違うことがあります。以前から何とかコミュニケーションが取れないかと思っていたのですが、さらに前向きに考えていけそうです(もちろん、本人の迷惑にならないように)。

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『むかしぼくはみじめだった』

[2014年12月05日(Fri)]
『むかしぼくはみじめだった』(ハンバートハンバート、2014年)

1412ハンバートハンバート.JPG

1998年結成。佐藤良成(ボーカル/ギター/フィドル(バイオリン)他)さんと佐野遊穂(ボーカル/ハーモニカ 他)さんによるデュオ。

今年の秋に見た尾道の風変わりなCDショップ「れいこう堂」の店長を追いかけたドキュメンタリー映画『スーパーローカルヒーロー』にも出演していたらしいのですが、その時には気づいてなくて、音楽好きの知り合いから教えられた形。

その後、you tubeなどで見て、何とも言えない不思議なハーモニーが素敵なので、最新のCDを購入してみました。

グラミー賞アーティスト ティム・オブライエンさんをサウンドプロデューサーに迎えて、米国ナッシュビルで地元のアーティストなどとレコーディングを行ったという謳い文句のとおり、端正な(という言葉が適切かどうかは別にして)仕上がりになっているように感じられました。

最初の曲「ぼくのお日さま」は、ライブでしか聴けなかった名曲なのだそうですが、確かに素晴らしい。

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第14回山代神楽共演大会は、しぶい魅力です

[2014年12月04日(Thu)]
11月30日に「ハーモニーみわ」で開催された山代神楽共演大会をはじめて観にいってみたのですが、これがなかなか。

岩国市の中で神楽の盛んな玖北地区の7団体が協力して行なうということで、プログラム全体としての構成も考えられているように感じました。

子ども神楽はかわいらしく、

141130山代神楽共演大会01.JPG

大人の演じるものは勇壮に。

141130山代神楽共演大会02.JPG

何より、神楽を見慣れているお客さんが多い雰囲気が会場全体から伝わってきて、一体感が素晴しい。

生の舞台ならではの楽しみです。

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12月の読むロバの会、課題図書は『小公女』

[2014年12月03日(Wed)]
何かとあわただしくなる12月ですが、読むロバの会(ヒマールで行われている読書会)はあります。

課題図書は、『小公女』(フランシス・ホジソン・バーネット著、畔柳和代訳、新潮文庫)。

1412小公女.JPG

私は読んだことありませんが、有名なので昔読んだ、という人も多いのでは?今回課題図書にしているのは、出たばかりの新訳です。

私は前回の『鬼平犯科帳(一)』は、まったく間に合わず、聞き役に回ったので、今回はちゃんと読んで参加したいです。

12月19日(金)18時から1時間程度
課題図書を読んだ人なら、誰でも喫茶1ドリンクの注文で参加できます。

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454_つくね芋の収穫

[2014年12月02日(Tue)]
今年もつくね芋の収穫時期がやってきました。まだ、地上の葉っぱは青々としています(というか今年は葉がよく繁ってくれた)が、これからどんどん寒くなってくるので、芋は大きくはならないでしょう。

とりあえず、3株分掘ってみました。

141130つくね芋収穫.JPG

3株分でこれなら、今年もまずまずの出来のようです。

その日の夜は早速、おろしたものを、何も加えずすまし汁に落とす団子汁を楽しみました。

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『芸術とは何かー千住博が答える147の質問』

[2014年12月01日(Mon)]
『芸術とは何かー千住博が答える147の質問』(千住博著、祥伝社新書、2014年)

1411芸術とは何か.JPG

副題のとおり、147の質問に対して千住さんがコンパクトに答える形になっていて、どこからでも読め、比較的わかりやすい文章で書かれています。

しかし、長年芸術の現場に身を置き、かつ芸術に関する考察を続け、発信し続けてきている千住さんだからこその明快な語り口で、芸術について考えるヒントに満ち溢れた入門書と言えると思います。

「はじめに」のところで、芸術について、

私たちには、時として伝達不可能と思える、心や頭の奥底からのイマジネーションが生じます。これを、人や自然と理解しあって生きていくために、あらゆる表現手段を駆使して伝えていこうとする時に生まれる熱量の産物、それを「芸術」というのです。

と書かれていて、芸術のことをシンプルに説明してくれていて、私は最初から読み進めという気にさせられました。

具体的な例などをあげながら、ともすれば、高尚な、そして、普通の人とは関係ないように思える芸術について解きほぐしてくれていて、特に、私がどちらかというと苦手な日本画についても、あたらためて観てみようかと思わせるてくれるのです。

最後のほうで、「日本は芸術立国です」と言い切っているところも面白い。

<多様で異なる意見に耳を寄せ、バランスを取り、ハーモニーを奏でてゆく>発想法(わかりやすい例で、料理や行事など)が、日本らしい発想法であって、そういった平和創造の知恵こそが芸術的発想なので、もともと日本にはそういう素地がある。だからこそ、芸術教育に力を注ぐべきだ、という考え方には本当に賛成です。

究極の日本画の中に自身の作品をあげている千住さんの作品を展示してある軽井沢千住博美術館は、2011年に、世界で最もすばらしい美術館を、と千住さんと建築家の西沢立衛さんの協力により作られた美術館だそうで、
「建物は明るく、自然の側に身を置き、丘のなだらかなスロープですら、忠実に館内の床に再現され、新しい時代の美術館のあり方を提案しています」
とのこと。観にいってみたいと思いました。

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