『ペタル ダンス』
『ペタル ダンス』(日本映画、監督・脚本・編集:石川寛、出演:宮アあおい・忽那汐里・安藤サクラ・吹石一恵、2013年、90分)
自死未遂をした友人に、2人(+1人)が6年ぶりに会いにいくロードムービー。
こういう映画、私は好きです。
大体、映画を観るときには、面白そうだなあという勘で観ます(もちろん、薦められ観ることもあります)。当然、当りハズレがあります。いずれにしても、観る前にチラシに載っている以外の感想などを読むことはほとんどありません[今回は、レンタルなので、トレイラー(予告編)しか見てません]。
いつもそうするわけではありませんが、今回は観終わったあとに、インターネットで検索してみると、退屈だったとか、何かを求めてはダメ、といった否定的な意見も多かったようにも感じられました。
しかし、私は推します。
確かに地味です。大きなドラマもありません。
大筋だけ決めて、あとは俳優にせりふなどは任せるというたまに見られる手法が、この場合成功していたかどうか、と聞かれれば、寡黙で、つっかかるような部分も含めて、自然な感じ(自然に任せれば自然になるとは限らないにもかかわらず)になっているのは確かだと思います。
そして結果として、もどかしかったり、たどたどしかったりする心の動きが、見事に表現されていたように感じました。
逆に、そんなの観て何が面白いんだろう?
自分のたどたどしさを振り返れるから?
それとも、もどかしく零れ落ちていったいろんなものを懐かしく思い起こすから?
結構、どうでもいいようないろんな場面でで、共感できるしぐさやせりふが満載で、私の場合は退屈したというより、静かに集中できたように思います。
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自死未遂をした友人に、2人(+1人)が6年ぶりに会いにいくロードムービー。
こういう映画、私は好きです。
大体、映画を観るときには、面白そうだなあという勘で観ます(もちろん、薦められ観ることもあります)。当然、当りハズレがあります。いずれにしても、観る前にチラシに載っている以外の感想などを読むことはほとんどありません[今回は、レンタルなので、トレイラー(予告編)しか見てません]。
いつもそうするわけではありませんが、今回は観終わったあとに、インターネットで検索してみると、退屈だったとか、何かを求めてはダメ、といった否定的な意見も多かったようにも感じられました。
しかし、私は推します。
確かに地味です。大きなドラマもありません。
大筋だけ決めて、あとは俳優にせりふなどは任せるというたまに見られる手法が、この場合成功していたかどうか、と聞かれれば、寡黙で、つっかかるような部分も含めて、自然な感じ(自然に任せれば自然になるとは限らないにもかかわらず)になっているのは確かだと思います。
そして結果として、もどかしかったり、たどたどしかったりする心の動きが、見事に表現されていたように感じました。
逆に、そんなの観て何が面白いんだろう?
自分のたどたどしさを振り返れるから?
それとも、もどかしく零れ落ちていったいろんなものを懐かしく思い起こすから?
結構、どうでもいいようないろんな場面でで、共感できるしぐさやせりふが満載で、私の場合は退屈したというより、静かに集中できたように思います。
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