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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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カンパン(日本財団公益コミュニティサイト)のこと

[2012年02月21日(Tue)]
私がブログを登録しているカンパンというサイトが2月21日から29日にかけて、サイトのリニューアルのため、ブログを更新することができません。ということで3月1日に再開予定(予定は未定)。

ただ、閲覧だけはできるようですので、この機会にカンパンの紹介を。

カンパン自身によるカンパンの定義は、
「公益活動に携わるすべての人・興味のある人のための公益コミュニティサイトです。企業が行っているCSR活動を含め、公益に関する様々な情報の投稿や参照、ブログの開設、メールマガジンの購読への参加などができます。」

日本財団が、公益事業として行っているので、広告などは入りませんし、ブログもサイトの一部で公益事業を行っている様々な個人や団体の情報を見ることができます。もちろん、興味のある人なら誰でも見ることができるし、私のようにブログを作ることもできます(私自身は、カンパンがあったからブログを始めたとも言えます)。

(少し大げさに言うと、カンパンは、私の言うインターネット補完計画に資するものだと思っているし、その中で私も微力ながら努力をしたいと思っています。ちゃっかり、自分の宣伝?)

私のブログの左上をクリックすればカンパンのトップページに行けますので、この機会にカンパンのサイト全体を見てみると、自分の興味にあう市民活動やブログに出会えるかもしれませんよ。
もちろん、私のブログを読み返してみたり、右サイドバーにあるブログ内グーグル検索を利用してみたりしていただいてもうれしいですけど。


私のワイン入門講座 その1「ブドウの特殊性」

[2012年02月21日(Tue)]
日本でお酒というと、日本酒、ビール、ウイスキー、ワインと並べてあげられます。その4つがよく消費されているということでしょう。

そして、その中でもワインについてが一番よく語られるのではないかと思います。それほどにワインは、語られるネタが多いということになります。

なぜか?

ワインの原料はブドウ。
当たり前なのですが、果物というものは数限りなくあるのに、なぜブドウを原料としたワインが圧倒的に多いのでしょう?

お酒というのは、糖が酵母の働きによってアルコールに変わるということを利用した飲みものです(まあ、酵母に言わせれば、生きていくために糖を食べてその結果アルコールができているだけ、しかもアルコールができすぎるとそのアルコールによって酵母は死んでしまう)。

そしてどうも、安定的に生産できる果物のうち、ブドウという果実がその成分からして人間にとって有用(悪用?)なお酒を造るのに最も適しているようなのです。というのも、ブドウはつぶして空気に触れない状態にする(嫌気的反応と言ってこれも面白い話題ですが置いといて)だけで何も加えなくても、もともと果皮などについていた酵母が働いてお酒になる(ボジョレー・ヌーボーはちょっと違った製法のようなので、そのことについては別の機会に)。

他の果実だと発酵や腐敗はおこるのだけど、うまい具合にお酒にするにはかなり調整が必要なようなのです。

そして、そのシンプルさゆえに、ワインには、もともとの原料であるブドウの特質がそのまま残っている。

だから、まずは原料であるブドウの品種や作り方、その環境などが話題になるし、そしておもに酵母の働きによるワインになってていく過程でさまざまな変化が起こっていく。さらには製品としてできあがった後も、さまざまな成分が残っているので変化(熟成と言ったりする)していくために、いわばすべての過程で語ることのできることがたくさんある。

じゃあ、なぜブドウだけがそんな特質を持っているのか。

それは、神のみぞ知る? 

案外、ヨーロッパの風土に合ったブドウという果物ものからつくられるワインが、一般に水の質の悪いヨーロッパにおいて保存のきく水分としての貴重なものだったために、ブドウがよくつくられるようになっただけで、他の果物の中にもお酒に適したものがあるのかもしれません。

なぜ、ブドウ?ということだけでも考えると面白いものです。

すみません。あせったので初回はこのあたりで勘弁してください。
焦った理由は、次の記事に書いてあります。


219_寒干しネギその後

[2012年02月20日(Mon)]
1月22日に引き上げて倉庫で3週間干し、2月12日に植えた干しネギ。
今朝の状況はこんな感じ。




まだ植えて1週間と1日ですから、旺盛に復活という感じではないですが、緑が濃くなって、成長しているのがわかります。

比較的温暖なこの地でも今朝などは氷点下。その状況で1週間でこれだけ育っているのだから結構元気とも言えます。今干しているネギも冬を越したら、本格的に植えてみようと思っています。

ちなみに、11月末に植えたのでまだ大きくなりきっていないルッコラはさすがに凍ってしまっています。小さいながら、サラダに使えなくはない大きさ。この分だと冬を越して、暖かくなれば大きくなるでしょう。





俳句という遊び

[2012年02月20日(Mon)]
『俳句という遊び』(小林恭二著、岩波新書、1991年)
1990年4月12日から13日にかけて、俳人8人が集って行った句会のドキュメンタリー。この本がとても面白かったとの同級生の呼びかけで、かれこれ20年近く前、句会がはやり、何度か参加しました。


岩国にも招いて、茶室のある旅館で、茶会もどきで句会を始めたことも。

やることは単純。どこかの温泉宿で合流して、それぞれがお題を出し、のんびりしながらも、制限時間を決めてお題にしたがって投句。誰の句かわからないように題を出した人が読み上げて、正選(+1点)と逆選(−1点)をそれぞれが選び、講評し合って得点を競い、それが終わったら誰の句かを言い合うというもの。

私などは、文学部と言っても工学部から転んだ口なので、文学的素養などはないし、日頃から俳句なぞひねることもないので、ひたすら受け狙いに走るだけなのですが、適度な緊張感が結構楽しい(メンバーの中には、俳句をやっている人もいて、そういう人の句はさすがに違う)。

この3月に本当に久々にやろうということになって、急きょ小歳時記を買ってみました。
『[新装版]俳句小歳時記』(水原秋櫻子編、大泉書店、2011年)
歳時記など読んだことないですし、私のことですから、当日あわてて持って行って眺めるだけということになりそう。でも、一応気持ちだけはそちらの方向に向かっているということで。

年を取ると、受け狙いだけというのも気が引けるので、どうなることやら。


模景展(島木英文・啓子が造るミニュチュアハウスの世界)

[2012年02月18日(Sat)]
丁寧に造りこまれた極小の品々に心奪われるうちにふと取り込まれてしまう島木ワールド。
大きな世界・深い情景 時代の営みや家族の暮らしが見えてくる。


◆日 時  2012年2月24日(金)〜3月4日(日)
       午前10時〜午後6時(水曜日休み)
◆場 所  さんあい(岩国駅前 中通り商店街内)

2011年7月30日にTV朝日系「人生の楽園」にも出演された、岩国在住のミニュチュアハウス作家島木英文・啓子さんの展覧会があることを知り合いが教えてくれました。

とにかくすごい作品です。島木さんの運営している「カサ・デ・トンタ」で検索すると作品の写真なども観ることができますが、実物を観なきゃ、です。

チラシは、子どもさんにもぜひ来てもらいたいということで、子どもさん向けの感じです。


錦町節分草グッズ

[2012年02月18日(Sat)]
2月7日の記事で紹介した、岩国市錦町の節分草の絵を使ったグッズを見せてもらいましたので、紹介します。


左から、一筆箋、ハンドタオル、カップ、A5サイズの見開きのクリアファイル。左奥はパンフラワー風の鉢植えのようです。

試作品という感じで、クオリティ面は少し目をつぶるとして、こういうグッズがあるというのはいいですね。応援してます!やましろ商工会。


ワイン入門講座 その0

[2012年02月17日(Fri)]
年に数回しか飲みに出ないのに、3週間連続してワインバーに出かけてしまい、ちょっとワインに興味が出てしまいました。

ワインと言えば、赤と白とロゼがあるのを知っているくらい。ほとんど0からのスタートです。

とりあえずインターネットで中古の本を買って、読み始めました。
『ワイン 完全バイブル』(2010年、井手勝茂監修、ナツメ社)


そこで、ただ読むだけでもつまらないので、何回かにわけて、本を読みながら、またインターネットで調べたり人に聞いたりして、素朴な疑問や基本的なことを自分がわかるように書いていければ、他の人のヒントになるかもと思い立ちました(自分による自分に対する入門講座です)。

本をきっかけにしながら、知っている人は知っているかもしれないけど、普通はあまり書かれていないことが書けたらなあと漠然と思っています。

私のブログは、地味めなので、人気のシリーズをつくってみたいという下心もあったりして。
ワインって、勉強してみたいけど、なかなか機会がなくて、という印象もあるので。

どれくらいの頻度になるかわかりませんが、お付き合いください。


お茶の間 万葉集講座

[2012年02月17日(Fri)]
知り合いが、民家を借りて行う行事を紹介します。
場所などがわかりにくいローカルな行事なので、興味がある人は、詳しい連絡先など私に連絡してください。

身近にこういう企画をしてくれる人がいるのはうれしいですね。


□講師 堀 治喜(文筆業・酔頓楼)
広島で活躍する文筆家。『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』『わしらのフィールド・オブ・ドリームス』『ヒロシマより愛をこめて』などの著書がある。

□演奏 立川淑恵(生田流宮城社師範)
生田流宮城社師範、宮城会正会員。1996年箏創作FAIRにてビクター文化財団賞、2001年及び2011年宮城道雄記念コンクール作曲部門第一位入賞他、厳島神社管絃祭奉納演奏などの演奏活動を行っている。

◆日 時  2012年3月20日(火・祝日)14時〜16時30分
◆場 所  石川邸にて
◆聴講費  2000円(テキスト・抹茶付き)
◆講 座  「大伴旅人・梅花の宴」「東北・挽歌」など
◆琴演奏  「万葉の調べ」
 ※18時から懇親会「梅花の宴」 希望者のみ(席料 1000円)


スラックラインという遊び(焚き火の楽しみ_新規)その2+妄想

[2012年02月15日(Wed)]
写真が1記事5枚までなので、例によってその2になってしまいました。

このスラックライン。私も試しにやってみましたが、結構ゆれて難しい。けど、楽しい。

焚き火の遊び場にふんだんにある竹をサーカスの綱渡りよろしくバランサーとして使ってみるのはどうだろうと考えてやってみました。結構面白いかも。でも、子どもにやってもらったら、竹が重たいって。


まあとりあえず、いろいろ遊べそう。

ところで、今回と前回、ともに子どもたちは、山を降りる予定の3時直前になって、前回は色鬼(文字だけ見ると妙になまめかしい)、今回はかくれんぼをし始めました。

焚き火遊びは、自然の中でのんびり好きなことをして過ごすのが主眼。朝10時から午後3時くらい(時に子どもたちの興が乗れば5時くらい)まで。そうやって長い時間一緒に自然の中にいると、だんだん気持ちもほどけてきて、いわゆる集団遊びっぽいものをしたりするのかな、とか考えたりします。

最近は、とかく他人の評価などを気にしなければならないので、知らず知らずのうちに鎧を着てしまいがちなのではないか。打ち解けて、遊ぶということが少ないのではないかということが気になっています(大人の世界がそうなってきているので、必然的に子どもの世界にも影響があるように思います)。

かといって、普通の体験講座のようなものでは、1時間半とか2時間とかプログラムが決まっていて、それをこなすのが精一杯で、達成感はあるかもしれないけれど、他の人と一緒に過ごしたという感じにならないのではないかと思うのです。

そういった意味で、自然の中で、思い思いにじっくり過ごす(いっしょにひたすら穴を掘ったり竹を切ったり、焚き火をぼっと眺めたり、お弁当を食べたり)ことが、自分に向き合うことになるのと同時に、他人との緩やかな関係を取り戻すことにつながるのではないかと考えています。

もちろん、それはただの私の妄想の域(焚き火好きの私が、焚き火遊びをする理屈をこねて楽しんでるだけ)を出ないもので、そうしなきゃダメとか、そういうんじゃないのですけどね。


スラックラインという遊び(焚き火の楽しみ_新規)

[2012年02月15日(Wed)]
スラックラインという遊びが一部の間ではやっているといううわさは聞いていて、知り合いで持っている人もいるので借りようかと思っていたところ、ふと、簡易に作ってみようかと考えて、ホームセンターと百均で段取りをしてみました(まねをされても安全の保障はできません)。

スラックラインとは、簡単に言うと「綱渡り」。木と木の間に2.5〜5センチ幅の紐を渡してラチェットで引っ張り適度にテンションをかけてそこを渡って楽しむ遊び。マニアな領域に達すると、アクロバティックに飛び跳ねたりする動画がYou Tubeに投稿されてます。

本格的なものは1万円以上するので、買ってしまって後悔しないように、あるもので作ってみて、気にいれば買おうかという魂胆です。

まず、木を保護するため力がかかる部分の木を覆うためのツリーウエアは、百均で手芸用のフェルトを購入70センチ×60センチの大きさなので、短いほうで半分に切ればあわせて140センチの周囲を覆うことができます。つまり、直径47センチ[140センチ÷3(円周率)]くらいまでの木なら対応できます。


ちなみに、一時円周率を3で教えてはという話題になったときに、昔は3.14で教えていたのになどと文句を言っていた人がいましたが、日常生活では3で十分でしょう。むしろ細かい数字を覚えようとして忘れてしまうよりよっぽど役に立ちます。

今日の公式・・・直径=円周の長さ÷3

閑話休題

↓スラックラインセット


まず、適度に離れた(子ども対象なので5、6メートルあれば十分かな?)丈夫な木を見つけて、危なくないように3、40センチの高さにツリーウエアを巻く。フェルト生地なのでくっつくので便利(木の持ち主には許可を取ります)。


荷作り用の止め金具の付いた紐で二重に巻く。


ラチェットのついた紐を木に巻いた紐に引っ掛けてラチェットでテンションをかければ出来上がり。


ラチェットのついた紐は3センチ幅で、もう少し広いものが良かったのですが、安いものはこれだったので仕方ありません。合計で千数百円です。

強度的に大丈夫かどうか不安だったのですが、実際にやってみてとりあえず大丈夫。ただ、切れて事故になっても大変なので、気をつけながら使ってみようと思います。


竹ホットケーキ(焚き火の楽しみ_続き)

[2012年02月14日(Tue)]
今回の焚き火遊びのメインイベントは一応、ホットケーキづくりでした。

市販のホットケーキミックス(できるだけ安いの)を少な目の水(卵や牛乳は使わない)で固め(手にくっつかない程度)にこねて、竹に巻きつけて気長に焼く。ただそれだけ。

竹はその場で切って、地面に差して置き火にかざすため長め(1メートルくらい)にカットし、数センチ幅に割る。ささくれ(“すいばり”と言う)が手に刺さらないように、なたで軽くなで、地面に刺さるように下の部分をやはりなたで尖らせる。


その竹の先端部分に、こねたホットケーキミックスをひも状にしてなるべく薄めにくるくる巻きつける。

結構時間がかかるので、置き火の加減がいいところにしばらくかざす。


マシュマロをあぶって食べる時もそうなのですが、「子どもたちには火に直接かざすと炭が付いて黒くなるので、置き火になったところにかざすといいんだよ」と何度言っても火にかざそうとします。目に見えない遠赤外線にすごい効果があると言うのはわかりにくいんですよね。

でも、楽しめればいいのでどちらでもいいのです。外で食べれば何だっておいしいし、こねただけの生のホットケーキミックスを、おいしいと言いながら食べていたりします。一応、火が通ってないとおなか壊すかもよ、と言いながら、無理には止めません。きっとそういう家では許されないかもしれないことも、いい経験ですから。

ホットケーキ作りも手伝う気があれば、と言う感じで声をかけます。今回は一人の子が、こねたいと言い出したので、まかせました。自分でやろうとしてやると楽しそう。


焼き方も、割った竹を皿状にして、その上にホットケーキミックスを載せて、置き火の上に載せ、焼いてみたりする子がいました。これはあまり熱くならなかったようで、うまくいかなかったようです。もう一工夫必要だったのか、もう少し根気よく待てばよかったのか。またいろいろ試してみればいいのです。


驚きのグラフの例(東北地方太平洋沖地震)

[2012年02月14日(Tue)]
良いグラフを見るとそのものがイメージできる。逆に、目で見てそのものがイメージできるように工夫されたものがグラフなのです。

そういう意味で、昨日知り合いから紹介されたYou Tubeに投稿されている動画は、そのすべてがグラフと呼ぶにふさわしいので紹介します。

タイトルは、「東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図(2011/10/15)」(このタイトルで検索すればヒットします)。

2011年1月1日から同10月15日までに日本周辺で発生したマグニチュード3.0以上の地震分布を目と耳で分かるように表現しています。地図上の震源地に地震の大きさを赤い○印の大きさと音の大きさで、震源の深さを赤い丸の中の棒の傾きで表し、それを早送りにした時刻通りにプロットしていっています。

今日の時点で約80万アクセスあるので、多くの人が見ているようですが、私が昨日たまたま知ったので、紹介させてもらいました(9分22秒の作品です)。


竹炊き込みご飯(焚き火遊びの楽しみ)

[2012年02月13日(Mon)]
2月の焚き火遊びも1月に続いて、竹炊き込みご飯をつくりました。

具は、鶏肉、ゴボウ、ニンジン、油揚げ、コンニャク。お米は5合。調味料は、だしの素、塩、醤油。

材料は家で準備をしておいて、現地で太めの竹を切り、2節分を使います。ふたをつくって、真ん中の節はなたの背側で取り除き、両端に2つずつ手動ドリルで穴をあけ、番線を通して吊るせるようにしておいて、材料を入れて水を適量入れ火にかけてあとは待つだけ。





普通は1時間くらいかけるのですが、今回はちょっと火力を強くしすぎたのと、水が少なめだったためか、40分くらいで底がほとんど抜けかけてしまいました。普通は水分がある限りは、表面は焦げても底が抜けることはありません。

それでも、失敗というほどでもなく、今回もとてもおいしく大好評でした。

待っている間に、いつもは箸を作ったりする子もいますが、今回は、子どもたちが「竹名人」と呼ぶおじさんがスプーンを丁寧に作っているのに触発されて、スプーンを作る子が何人かいました。こういうのが、楽しい。



竹テラス(2月の焚き火遊び)

[2012年02月13日(Mon)]
2月の焚き火遊びは、昨日2月12日に行いました。
思ったよりは寒かったものの、良い天気に恵まれ、のんびり過ごしました。

昨年度の焚き火遊びで作った、竹テラスを紹介しておきましょう。


生きている竹も土台に利用しながら、番線で要所要所を固定して、子どもたちにも協力してもらって作りました。

1年前の焚き火の時期に作ったので2年目を迎えますが、まだ頑丈なものです。
いい感じの間隔で生えている4本の竹を見つけるのがポイント。

土台ができたら、床は竹を半分に割って使ったほうが2倍になるし、重さは半分になるのですが、面倒くさいので丸のままの竹(長さも大体同じくらい)をどんどん載せていって、麻紐であまり動かないようにする程度。

子どもたちは、寝転んだり、お弁当を食べる場所に使ったり。



218_ブロッコリーの植え時

[2012年02月13日(Mon)]
ブロッコリーの苗は、あまり早く植えすぎると暖かい時期に大きくなってしまい、モンシロチョウの幼虫に食べられたりするので、寒くなりかけくらいに植えるのがいいのですが、そのタイミングは毎年微妙。

この苗は少し遅すぎたのでしょう。とても貧弱。
ただし、遅すぎてまだほとんど苗のままの状態のもののあります。


この蕾をよく見てみると、花が咲き始めているものがあります。


私たちが食べているのは、蕾の塊で、春になると一斉に咲き始めるのですが、今は一番寒い時期。上の部分には霜があるのがわかると思います。

これは、貧弱なので、無理にでも花を咲かせて種を作り、次世代に望みをかけようとしているのか、それとも、今年(正確には去年です)は11月が比較的暖かかったので、そのせいなのか、よくはわかりません。

他の苗はまあまあ、順調に育って、枝芽を採る時期になってきています。普通にスーパーなどに売っている大きなブロッコリーは、一番メインにできる蕾のかたまりで、それを採った後も、枝芽(とか脇芽と言ったりします)が出てきて食べることができます。枝芽は500円玉くらいの大きさが、採る目安と言われています。



217_寒干しネギの試し植え

[2012年02月12日(Sun)]
冬の時期に干しネギができるのか、ということで干し始めて2週間目の苗を先週植えようと考えていたら、雨が降ってしまったので3週目の今日試し植えをすることにしました。

干しネギの上の部分を切った、数本のネギ。
右のほうが、元々より元気のなかった方です。


右から見て、一番右は抜かずに残した苗。
真中は、抜いてすぐに植えなおした苗。
そしていちばん左の2かたまりが、今日植えなおしたものです。


一番寒い時期に干したネギも元気に育つのでしょうか。

本格的には3月くらいに植え直そうかと考えています。

ちなみに、外に干しているネギには今日は霜が降りて凍っています。



オープンスタジオ アートの生まれるところ

[2012年02月11日(Sat)]
秋吉台国際芸術村が若手アーティストを支援するために行っているアーティスト・イン・レジデンス(長期滞在してもらい、地元の人たちと交流も図りながら、制作をしてもらうというもの)の制作現場を公開するオープンスタジオを見学へ。

まずは、ちょうど開催していた、迷路のようなコンサートホール全体を展示会場とした末永史尚さんの個展「かげり」。不思議なホールを生かした展示になっています。


続いて、スウェーデンのアンナさんは、たまたま山口の蚤の市でみつけたたくさんの古い日本の写真とネガを購入して整理をしながら、写真から思いついたストーリーをつくったり、日本のお辞儀から触発された写真作品を作ったりしていました。


津田さんは、ちょうど鏡のある部屋で双子の女の子にピアノを弾いてもらう撮影を行っていたので、外から窓越しに見学。


タンザニアのレヘマさんは、アジアに来たのは初めてだということで、「移民」をテーマに制作中。以前の作品をプロジェクターで映写しながら、スワヒリ語と日本語で同じ音を持つ言葉の意味をポストイットに書いておいたものが日本語でどういった意味になるのかを参加者に書き込んでもらっていました。


秋吉台国際芸術村の研修室は今回初めて見させてもらいました。大きなものが搬入できるようにするためか、縦長の大きな扉が付いている部屋や鏡のついた部屋などいろいろ特徴があり興味深かったです。

まだ折り返し地点ということで、具体的な作品にまでは至っていませんでしたが、こういうわけがわかるようなわからないようなのって楽しい。気軽にお話しすることもできますし。

アーティストが見知らぬ土地で長期間滞在して作品を制作するというのは、アーティストにとっても地元の人たちにとっても刺激になっていいことだと思います。長く続いてもらいたい企画です。


JA漬物教室

[2012年02月11日(Sat)]
1週間前に新聞折り込みチラシに漬物教室が入っていました。
参加無料で3週間後にはできあがった漬物を届けてくれるということで、即申込み。


4、5日塩漬けしておいた白菜と大根が用意してあったので、大きな樽に調味料と野菜を交互に詰め込むだけ。材料のもとの重さと同じ重さの重石で押さえてあとは待つだけです。




無理やり少しだけ白菜を置いたりと参加しましたが、そうしなければ何もしなくてもよい状況でした。お父さんと来ていた子どもにも参加してもらいました。出来上がりが楽しみです。

地元のJAでは裏にある倉庫に多目的に使える教室があり、毎月地域の人たちが持ち寄った野菜の朝市を開催していて、その収益の一部を地域福祉協議会のふれあいサロンの資金にしています。そんなに多くの出品があるわけではないみたいですが、なかなかいいアイデアだと思います。今回は、朝市+漬物教室。

里芋とご飯を一緒に炊いて、つぶして団子状にしたものをお焼きみたいにしてゆず味噌などをつけるおやつもいただいて、ちょっとした交流の場になっています。




OM-Dが考えさせてくれたこと

[2012年02月10日(Fri)]
2つ前の記事「オリンパスOM−D E−M5正式発表成る」では、表面的なことだけ書いてしまいましたが、そのあとオリンパスのホームページから2月9日のオリンパスライブ「写真家 清水哲郎×OM−D開発者トークライブ」48分の録画を見てしまい、あらためて、仕様などを見返してみて、

マグネシウム合金の堅牢な作り、最大5段階分のボディ内手振れ補正、センサーのゴミを取り除くノイズリダクションシステム、早いオートフォーカス、などなど、私などにとっては明らかにオーバースペックであるさまざまな機能をよくぞコンパクトに収めているなあと感心。

特に、電子ビューファインダーというものについて、ちょっと考え直さないといけないかなあと思っています。私は、野鳥も撮ったりするので、カメラのファインダーを覗いているときには野鳥観察もしている関係上、そのもののディテールがそのまま見える光学ファインダーに勝るものはないと思っていているのですが、電子ビューファインダーというものは、見える絵の解像度は当然光学ファインダーにはかなわないものの、ファインダーを見ながら露出やトーンカーブなどの補正をダイヤル操作するとその結果がそのままファインダー内の像に反映される、つまり、自分が観たいような画面(もちろん制約はあるものの)になるように外界を見ることができるのです。ちょっと説明がむずかしいのですが、ちょっと書いてみると、光学ファインダーでの撮影というのは、現実を直接見ながら画面構成を考えて頭の中でいろいろ想像して写真を撮っていたわけです。しかし、電子ビューファインダーは、その自分が頭の中で想像する部分もある程度反映させて世界を見ながら撮影させてくれるのです。単純な具体例でいうと、風景を見ているとき、夕暮れになって少し暗くなってきても私たちは、自分なりに少し明るく補正して自分が観たいように風景を観たりしています。従来の光学ファインダーでは、その暗さはそのままなのですが、電子ビューファインダーならそれを明るくして見せてくれます(ちょっと単純すぎて面白くない例です)。

OM−Dの電子ビューファインダーは、そういうことがよりスムーズにできるような工夫がなされているような気がします。

ちょっとこれは、またの機会にじっくり考えてみたいです。


『ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学』

[2012年02月10日(Fri)]
『ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学』(森山徹著、PHPサイエンスワールド新書、2011年)


基礎研究というものはこうして取り組まれているんだなあと感心至極。

ダンゴムシに突飛な行動を起こさせるユニークな実験のことは本文に譲るとして、最後のほうに、物言わぬ研究対象である動物に適正な実験結果を出してもらう状況をつくるには、「とことん付き合い」、「顔色をみているうちに」わかってくるというアナログなアプローチ(相手を傷つけずにひたすら待つこと)が大切であることを書いていたり、

「動物の行動をついつい「擬人化」して考えてしまうために、その行動が発現した原因を、安易に知能や知性というものに帰してしまいがちだ」と警告を発している一方で、「心は発達した大脳にのみ宿るという考え方には賛成できない」としている点など、なかなか慎重
な研究姿勢に好感が持てます。

ダンゴムシのほかにも、大きな社会をつくらない南の海岸に住むミナミコメツキガニにうまい具合に未知の状況をつくってやったら、社会をつくるのではないか、そうなったときにその成果が、私たちの社会を見直すきっかけになるのではないか、と日々実験の構想を練っていたりしていて、今後の研究成果が楽しみです。

ただ、未知の状況に対して予想外の行動を起こす個体がいることが、自律的に(自らが選んで)行動を起こしているという証拠で、そこに心があるという仮説には、賛成しかねます。何とか生き延びるために、いろんな個体がいるように、遺伝子はあえてゆるく仕組まれているだけなのではないか、と思ったりするからです。

「心の科学」というのはキャッチコピーとしてはいいのですが、現段階では本書で語られている研究は、本文の中でも触れられている動物行動学の範疇なのではないかと感じました。


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