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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『庭師 小川治兵衛とその時代』

[2025年11月03日(Mon)]
『庭師 小川治兵衛とその時代』
(鈴木博之著、2013年、東京大学出版会)

2510庭師小川治兵衛とその時代.JPG

琵琶湖の水を、灌漑、運輸、飲用水、工業用動力として京都で活用するために1890(明治22)年に完成した琵琶湖疎水は、近代化が進む日本におけるお抱え外国人技師によらない大きな国家プロジェクトだったということを、私は知りませんでした。

そして、その疎水の支線が、京都の北東部を流れる白川の少し上部を並行して逆方向に流れるように作られ、工事の当初は、支線から白川に向けて水を流して水車を回し、工業用の動力にする計画だったことも。

工事の途中で、水力発電が実用化されることがわかり、実際に水力発電所が作られたため、疎水の支線は当初の目的からまぬかれて、主に灌漑用水として利用されることになったが、工業地帯になる予定だった場所は、風光明媚で、当初芸術家なども住むようになり、やがて富裕層の別荘などとなって、(疎水支線沿いは「哲学の道」と名付けられるようになった)、そこで水を利用した近代的な庭が作られるようになった。

その場所で、七代目庭師 小川治兵衛が、職人集団として、何かを抽象するというより、自然を生かした庭を作り、やがて、全国規模で要人の庭造りを展開することになったことについて、資料をたどって概説してくれていて興味深い。

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