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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『「性格が悪い」とはどういうことか―ダークサイドの心理学』

[2024年10月07日(Mon)]
『「性格が悪い」とはどういうことか―ダークサイドの心理学』
(小塩真司著、2024年、ちくま新書)

2409「性格が悪い」とはどういうことか.JPG

あの人性格が悪いなあと思ったり、自分にも悪いところがあるなあと思ったりするわけで、そういうことは、そう簡単に変えることができるものではないし、仕方ない部分もあるのでは、と思いながら専門的にはどういうことが考えられているんだろうと読んでみました。

まず、ダークな性格の典型的なものとして、「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」に加えて、最近では、腹立ちまぎれに自分が損になることをする「スパイト」というものを入れて5つがあり、それぞれの性格について、その傾向があることを診断できるテストが開発されることによって研究が進んできたとのこと。

会社や組織では、ある意味冷徹なダークな性格は、魅力的に映る面もあったり、組織の目標を推進するために一定の役割を果たしている場合があることは、実際に経験することでもあります。

親密な人間関係である恋愛において、ダークな性格がどういう役割を持つのかという研究があるのも面白い。

また、ダークな性格の持ち主は、自己概念の明確性に欠ける傾向があるというのは、ちょっと意外なようで、そう言われるとなるほどと思う節も(ただ、自分の性格は簡単に変えられないにしても、ある程度どういう傾向があるかについて自覚的であるというのはお互いが楽に過ごすためには必要だと思います)。

性格には遺伝に関係があるものとそうでもないものがあるようですが、いずれにしても、性格は連続的でくっきり分けられるものでなく、社会が急激に変化する中で有利な結果をもたらす可能性もあり、性格も多様性があったほうがいいともいえるのでしょう。


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