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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『9割の社会問題はビジネスで解決できる』

[2021年11月22日(Mon)]
『9割の社会問題はビジネスで解決できる』
(田口一成著、2021年、株式会社PHP研究所)

2110_9割の社会問題はビジネスで解決できる.JPG

タイトルを見ると、これが実現できたらどんなに素晴らしいんだろうと思い、そして、この本の著者はそれを実現しつつあること、そのために行ってきたことなどを、具体例も含めて実直にオープンに書いていることに驚く。

何しろ、著者が展開するソーシャルビジネスグループであるボーダレスグループは、2021年4月現在で、世界15か国、40の事業を展開し、55億円の売り上げを上げているのです。

一般に社会問題に取り組む事業を、ソーシャルビジネスと言ったりします(より地域の課題解決に重点を置いたものは、コミュニティビジネスと呼ばれたりします)が、まだまだ認知度が低いかもしれません。

この本は、ソーシャルビジネスに関する入門書であると同時に、実践書の性格も持っていて、しかも読みやすいので、こういうビジネスのあり方があることを知ってもらうという意味で多くの人に読んでもらいたい。

企業活動自体は、雇用を生み出すという時点で、社会に対して貢献していると言えるのですが、印象として企業の社会貢献というと、地域のごみ拾いなどのボランティアに参加する、といったイメージがあるかもしれません。

ソーシャルビジネスは、貧困問題や、フードロス、市民参加意識など様々な社会問題を、ビジネスの形で解決しようとするもので、著者も、最初は、まず事業を起こして、そこで儲かったお金で社会貢献を行おうと考えた時期もあったようですが、ビジネスそのもので社会問題を解決できるのだという気づきが大きな転機となって、ソーシャルビジネスしかやらないことに決めたそう。

もちろん、とりあえず儲かる見込みがないからこそ、手を出す人が少ない分野なので、様々な工夫、相当な苦労が伴うわけで、そのあたりの苦労談も本書の中には書いてあります。そして、それぞれの事業をそれぞれの社長が切り盛りし、利益が上がった部分は全体でプールして、新たな起業家に1500万円を支給する仕組みを作ったり、グループ内の社長の集まりで起業家にアドバイスしたり、社会起業家を育てるスクールを開設したりと、ソーシャルビジネスを全体として生み出しやすくする好循環をもたらす様々な仕組みづくりを行っています。

誰のどんな社会問題を、どのように解決して、どのような社会を実現していくかという「ソーシャルコンセプト」。それに当てはまるビジネスアイデアを考えていく上での押さえておくべき「制約条件」。それらをもとに、誰に・何を・どのように商品やサービスを提供する「ビジネスモデル」を1枚のシートに完成させることから始めて、実際に事業展開していったうえで、失敗点を修正しながら黒字経営に転換していったいくつかの具体例も惜しみなく掲載してあります。

一つだけ具体例をあげると、ミャンマーの僻地の村で、多くの小規模農家が葉巻たばこようの葉を育てて生計を立てていましたが、少しでも穴があると商品価値が下がるため大量の農薬を使い、健康被害もあり、またコストがかかるのに市場によって価格が変動するため収入が不安定という問題を抱えていました。そこで、農薬を使わなくても育てやすいハーブを育てることを、安定需要の見込める妊娠中と授乳期専用のハーブティを市場開拓することも含めて開発することによって高値で全量買い取りができる仕組みを作りあげたりしています。


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