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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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904_人肌発芽は案外難しい?

[2021年07月04日(Sun)]
何年か前から毎年3月になると、人肌発芽という技?(水分を含ませて折りたたんだキッチンペーパーでタネを包み、シール付きビニール袋に入れて、首から吊り下げ式でおなかのあたりにくる袋にいれて体温で温めて発芽させるテク。詳しくは、2018年5月17日の記事「559_「人肌発芽」についての現段階でのまとめ180517」参照)で発芽させて苗を作っています。

私にとってはエコで楽しく確実に苗づくりができるので、発芽したら育苗ポットに植えていき、新しいタネを袋に入れて温め、2か月間くらいはいろんなタネを発芽させ続けています。

そして、機会があるとこの技術(というほどのこともない)のことを喧伝しています。ただ、話としては面白がってくれることが多いものの、実際にやってみてくれる人はほとんどいません。

まず、はたけをやっている人の率が低いというのもありますが、何にしても実際にやってみるというのにはハードルがあるものなのでしょう(自分でも思い当たることがあります)。

今年、はたけをやっている知り合いが、やってみてくれるという話をしてくれてとてもうれしかったのですが、思うようにうまくいかなかったというのです。

私自身は、こんな簡単でいい方法はないと思っているのですが、私が常識と思いこんでいて、ほかの人が気づきにくい見落としていることがあるのかもしれません。

とりあえず、実例を聞いてみて思ったのは、長い日数温めすぎて、根も長くなり、腐ってしまったというもの。

私自身は、人肌発芽は、適温と湿度を与えることによって発芽へのスイッチを入れてやるということだと思っていて、いったん発芽がはじまると後戻りはできないので、朝晩のチェックで少しでも芽(実際には根。土にタネを蒔いて地上に出てくるのは芽ですが、タネからまず出てくるのは根のほうです)が出るとすぐに育苗ポットに植えるのですが、温めた状態である程度大きくしたほうがいいと思う人もいるということなのでしょう。あまり長い日数温め続けると、閉鎖空間なのでカビなども繁殖しやすいと思われます。発芽したらすぐ取り出すということは強調したほうがいいようです。

その外にも気づかない点があるかもしれないので、やってみた人にもう少し聞き取りして調べてみたいと思います。私としては、家庭菜園レベルではたけを楽しむ人の中に、より安心して人肌発芽をする人が少しでも増えてほしいので。

それはそうと、最近知り合いが高齢者の集まりで、人肌発芽のことを話してくれたみたいで、参加者の中に1人だけ、実際に自分もそのようなことをやっていたという人がいたそうです。数十年前までは、この技はもう少し一般的だったのではないかと思われます。


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『菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案』

[2021年07月04日(Sun)]
『菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案』
(渡邉格・麻里子著、2021年、ミシマ社)

2106菌の声を聴け.JPG

2008年に自家採取の天然酵母と国産小麦だけを使ったタルマーリーという名前のパン屋になり、千葉、岡山を経て2015年に鳥取県智頭町に移住して、現在、パン、ビール、カフェを展開しているともに東京生まれの夫婦の本。

実は、周防大島の「島の寺子屋」で2015年にこの夫婦を招いた講演会が開催されていて、都合が合わずに参加できなかったのですが、以来気になっていました(思えば、タルマーリーが智頭町に移って結構すぐのタイミングだったのですね)。

岡山県真庭市で廃業の危機に会いながら、奇跡的に智頭町の元保育園で再開したころの話をメインに、仮説を立てながら結論のない菌との対話を繰り返しながら、理想のパン作り、ビール造りにいそしむ姿がとても面白い。

2020年、コロナ禍で人間の活動が半ば強制的に緩やかになったとき、もともと田舎で自然環境豊かな智頭町にあっても、麹菌採取がいつになくうまくいったことについて、それまでは、古民家でないといい麹菌が採取できないと思っていたが、より広い世界の自然環境の変化についても考える必要があることを感じた、というくだりなど、うなってしまう。

ビール酵母をつかったパン作りや、長期熟成ビールや、乳酸菌の酸味の残るサワービールについてなど、いろんな菌が影響しあう発酵の世界に人間もかかわっていること、機械に置き換えることができるところは機械を使うことなど、考えさせられる話ばかりです。

タルマーリーに行ってみたくなります。


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