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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『私と世界のフォルクロア展』へ行ってきた210502まで

[2021年04月26日(Mon)]
錦帯橋近くの岩国側、臥竜橋通りに面した元古美術店を改装してシェアオフィスとして活用しているライブデポの1階にあるギャラリースペースで開催されている『私と世界のフォルクロア展』。

4月25日にごく少人数でファッションショーが開催されるということで事前予約して見学してきました。本当にこぢんまりとした会でしたが、民族衣装や自ら手作りした衣装や小物を纏い、その思いを話すという趣向で、自分の思いを出せる場があるというのはいいなと思えるほほえましい場でした(急遽、合間にハングや鼻笛などを少し演奏させてもらいました)。

昨年、同じ場所で開催された展示会で手に入れたミャンマーの衣装を着て、その展示をした人からミャンマーの話を聞き、ミャンマーの現状に関しての思いや医療などへの支援をするクラウドファンディングへの募金の呼びかけをする人もいたりして、少しでも関連があると、より身近に考えるきっかけになるなあと思ったり(後で会場を訪れたコーヒー店の店主は、近年ミャンマーでいいコーヒーが生産されつつあって、取引をしていたけど、それも難しくなるかもなどと話していて、意外なつながりがあることも知ることができました)。

今回は、出展者が自ら現地に赴いて手に入れたグアテマラの織物や、ベトナムの刺繍、バルト三国の小物、そして、自ら作ったバッグなどの小物などが所狭しと展示してあってなかなか楽しい。

210425フォルクロア展03.JPG

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一つだけ紹介すると、ベトナムのザオ族の刺繍。近寄ってみないとよくわからない精細な刺繍が面白い。

展示はされていないのですが、お話をしているうちにザオ族の刺繍のワークショップをやるときに見本として見せるという刺繍を取り出してくれました。下の緑っぽい布地に刺繍をしてあるのが実際にワークショップで刺しているもので、その上が特に細かい現地の作品。指の大きさと比較してみてください。これを手刺ししているなんて!すごすぎる。
人の形一つが30手くらいあるらしいです。

210425フォルクロア展01.JPG

210425フォルクロア展02.JPG

展示は5月2日(日)までの12時〜17時(29日は休館)。


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『農の原理の史的研究 「農学栄えて農業亡ぶ」再考』

[2021年04月26日(Mon)]
『農の原理の史的研究「農学栄えて農業亡ぶ」再考』(藤原辰史著、2021年、創元社)

2104農の原理の史的研究.JPG

居心地が必ずしも良くないし、難しい部分もあって読みにくいのに、読み進んでしまうという不思議な本です。

それは、私自身が、趣味のはたけを、有機無農薬で気楽にやっているという立場であるとは言え、農業について常日頃から考えていて関心があるし、先の戦争中に、農業を研究していた人が満州の開拓を推進していたとか、ナチスドイツが有機農業を推奨していたらしいけどそれってどういうことなのかというのが気になっていたからもあるのでしょう。

藤原さんは、この本で以下の2つのことを試みたいと書いています。
1 農学の前進が農の存立根拠を脆弱化させるというパラドックスに引き裂かれて、そのなかで神がかり的な思想や行動に人生を捧げることも辞さなかった研究者たちの足跡を辿りつつ、農学という思考の場でこれら二つの綱引きがどのようになされてきたかを描写する
2 学問の営みそのものが、「現実からの遊離」と「現実への接近」という二つの現象にどのように引き裂かれてきたか、それならばそもそも学問とはどんな理由でこの世に存在しているのかという問いを、農学の事例から考えること

農業や食というものが、現代においてどんどん土地から離れ、人の手から離れて工業的な生産物になったり、ただ単に買うものになっていったりしているのは、つらい労働からの解放という意味では理想ともいえるのかもしれないけれど、やはり土地に根差した農業の大切さというものがあるのじゃないかとも思えるのですが、一方で土地のこだわることが、極端に国を愛する気持ちにつながったり、日本の勤勉さをたたえ、日本民族の優秀さを過大に評価して満州への開拓を無批判に支えていったこと、その中心となった人物が戦後もそのことへの反省もなく農業振興分野で活躍しつづけていた一方で、同じ人物が農業を環境全体としてとらえることによってイタイイタイ病を発見することもできたなど、矛盾した面を描いていていろいろ考えさせられる。

農学というものがが、人々の生活に直結しているがゆえに、純粋な?科学というより、様々な思惑に左右されてしまうことは確かのようです。

答えのない問いを提示されて、はたと自分に矛先が向かっているような感じもして、消化しきれず、これからも継続して考えていきたいことが書かれています。


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