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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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around me 私と世界 vol.2『難民』のトークセッション「もしも私が難民になったら」に参加してきた191219

[2019年12月20日(Fri)]
喫茶ヒマールで、2019年にはじまった「around me 私と世界」シリーズの第2弾のテーマは「難民」。

今年、ヒマールも販売・宣伝部門を担当して出版された『アフリカの難民キャンプで暮らす ブジュブラムでのフィールドワーク401日』の著者である小俣直彦さんが、帰国しているタイミングでトークイベントを行うことになったことにあわせて開催されました。

ニュースや映画では、取り上げられるものの、身近にはなかなか感じにくい難民の問題について、難民キャンプで人々がどういうふうに日々暮らしを成り立たせているかについて具体的でイメージしやすい本だったので、著者から直接話を聞くことができるなかなかないチャンスなので参加してみました。

前半で、小俣さんから難民全般の話しからブジュブラムキャンプでのお話など話していただき、後半では参加者から質問をしてやり取りしました。いろいろと印象に残る話しがあった中で、2点だけメモに残しておきます。

ひとつは、前半の小俣さんの話の最後の方で出てきた、いろんな課題について語り合うプラットフォームの必要性。これは、今年哲学カフェに参加してみたり、読んだ本の中にも出てきて、感じていることでもあるのですけれど、インターネットやSNSの発達で過剰なまでに情報が半ば一方的に流れてくる中で、生身の人間同士が直接じっくり話し合う場が削られてしまっているように思えます。まさに、「around me 私と世界」シリーズがそういう場になっていくといいのではないかと思っています。

もうひとつは、難民について話していると、「日本にあわせてくれるのなら、受け入れてもいい」と言う人がいることについてどう考えたらいいかという質問に対して、それは例えば同化政策に関する問題で、ヨーロッパなどでもうまくいってなくて正解がない問題なので難しいとのこと。「郷に入っては郷に従え」と言う言葉があるように、ある程度受け入れ先にあわせる必要はあるのでしょうけど、それぞれの人のアイデンティティのあり方について、それぞれが選ぶ権利もあるでしょうし、それこそ、個々別々にお互いに考えていかないといけない問題で、どちらかにはっきり決めることのできないことなので、やはり、語り合う場と言うものが必要なのだと思います。

展示は、22日まで開催されていますので、是非。


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『日本を救う未来の農業―イスラエルに学ぶICT農法』

[2019年12月20日(Fri)]
『日本を救う未来の農業―イスラエルに学ぶICT農法』
(竹下正哲著、2019年、ちくま新書)

1910日本を救う未来の農業.JPG

私は、このブログを書き始めたきっかけが、紙ベースで書いていたはたけ通信をブログにしてみては、と知り合いから声をかけられたことだったというくらい、はたけが好きです。

一方で、多くの人を支えている食料生産技術としての農業というものも知っておきたいという気持ちもあります(いい意味で、いろんな技術を使って生産性が上がることは必要なことだと思いますが、それと、自分がはたけをして感じる楽しさは別物だと思っています)。ちょっと、気を引くタイトルだったので読んでみました。

著者は、日本の農業の最大の問題点は、農家の高齢化や担い手不足、耕作放棄地、低い自給率、などではなく、補助金が使われすぎていることと、単位面積当たりの収穫量の少なさだという。その結果、関税がなくなりつつ昨今にあって、日本の農産品の価格が世界一高いレベルになってしまっていて国際的に太刀打ちできなくなってきていると。

それを解決するためには、イスラエルの農業を学ぶべきというわけです。というのも、ほとんどの場所がもともとやせた土地でしかも雨量が少ないため、農業に適していないイスラエルでは、はじめからビジネスとして農業の取り組んでおり、土作りは最初から考えず、ドリップ灌漑(肥料を含んだ水が適度に染み出すようにしたパイプによる灌漑)を基本にして、データを駆使して、必要なときに必要な栄養が吸収できるように、そして、成長をさまたげないように枝が伸びやすいような工夫をするなどによって、日本に比べて単位面積当たりの生産量が数倍に達しているとのこと。

進んだ農業と言うと、一時はやった植物工場のようなものを想像する人もいるかもしれませんが、コストがかかりすぎるということであまり広がらなかったようで、太陽光などは取り入れたりして、そういうものとは違うようですし、農薬のことはあまり詳しく書いてないものの、日本で使われているよりかなり少ない量で済んでいるようではあります(オランダなども収量が多いもののガラス張りの大きなハウスを使っており、地震や風水害の多い日本には適さないとのこと)。

著者は、実際にドリップ灌漑が雨量の多い日本でも収量増加が見込めるはずだとして、実験を行っており、これまでのところある程度の実績を上げているようですが、まだ実例としては少ないようです。

この本では、単位面積当たりの生産量のみについて書かれていて、全体でかかるコストについては書いてなかったことなど、気になる部分は何点かあったのですが、収量を高める技術はいろんな面で進化してきていることはわかります(日本では、人の手間はかかるけど、気候など、農業にとっては恵まれていて、特別なコストをかけなくても収穫できるということはあると思う)。

薬剤を使うのではなく、パッケージの中の気体の組成を変えることによって、長期にわたって鮮度が保たれる方法なども紹介されており、安全で長持ちする技術などは今後も開発されてほしいものです。

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