612_食害の正体見たり油虫(アブラムシ)
主に「人肌発芽」で発芽させたタネを育苗ポットに移して、半透明の衣装ケースに入れ、昼間は日のあたる軒下に、そして夜間は玄関に入れています。
3月中旬から「人肌発芽」を、そして3月下旬からこの方法で育苗しています。
かれこれ2ヶ月が経過して、朝晩の冷え込みも和らいできたので、そろそろ軒下に出しっぱでも大丈夫でしょう(朝晩でも15℃を越えれば安心な気がする)。
この衣装ケースに入れての育苗期間は、ほとんど食害と言うのを気にしたことはありません。これまでの経験だと、たまに蛞蝓(ナメクジ)が紛れ込んできて、若芽が食べられてしまうことがあります。だいたいそういう場合は、全体的に食害されるというより、特定の近接した苗がやられるので、育苗ポットを取り出したりして注意深く見ると、見つかることがあるので、すぐに外に出してやります。
今回も、1匹だけは見つけたのですが、いつものパターンとちょっと違ったランダムな食害が徐々に広がりつつあるので気になっていました。
そして、ついにその原因ではないかと思われることを発見しました。
これまでの経験で、蛞蝓だと思っていたので、上から見たり、ポットの下を見たりしていたのですが、葉の裏を見てみると、小さな黒い点が。
よく見ると、油虫です。油虫は、幹にたくさん取り付いて樹液を吸うだけのイメージだったのですが、丸い咬み後があるので、この部分に栄養が行かなくなって欠けてしまうのだと思われ、状況証拠としては大きい。
さらによく見ると、小さな幼虫もそばにいたりします。
しかし、油虫は、葉っぱを食べたりするのでしょうか?咬んだところから樹液がでるのを吸うだけなのでしょうか?ウリ系の葉っぱを食べる瓜葉(ウリハムシ)などは明らかにガシガシと食べるのを見たことがあるので確かなのですが、そのあたりはもう少し観察の必要があるかもしれません。
ただ、これ以上葉っぱが欠けてしまうのもいやなので、指でつぶしたり、若芽の出つつある微細な部分は爪楊枝でつついて追い出したりして取り除いてやりました。
衣装ケースは、蓋の開け閉めをするとは言っても、高さがあるので意外と閉鎖空間で、はたけに普通にいる害虫がやってくることはほとんどないので油断していました。
しかし、今年は、記事にも書いたように、春先に烏野豌豆(カラスノエンドウ)に油虫が大量発生し、タネを育苗ポットに移す作業をする庭にも結構烏野豌豆が生えていたので、そこで紛れ込んだのではないかと思われます。意外な伏兵でした。
追記:次の日、あまりありがたくはないのですが、蛞蝓が葉の上を歩いて葉っぱを食べたあとが見つかりましたので写真に撮ってみました。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左上から右下にかけて、光っている筋が見えると思います。蛞蝓が通った後に粘液が乾いて薄い透明の膜になって残っていて、それが証拠です。
にほんブログ村
にほんブログ村
3月中旬から「人肌発芽」を、そして3月下旬からこの方法で育苗しています。
かれこれ2ヶ月が経過して、朝晩の冷え込みも和らいできたので、そろそろ軒下に出しっぱでも大丈夫でしょう(朝晩でも15℃を越えれば安心な気がする)。
この衣装ケースに入れての育苗期間は、ほとんど食害と言うのを気にしたことはありません。これまでの経験だと、たまに蛞蝓(ナメクジ)が紛れ込んできて、若芽が食べられてしまうことがあります。だいたいそういう場合は、全体的に食害されるというより、特定の近接した苗がやられるので、育苗ポットを取り出したりして注意深く見ると、見つかることがあるので、すぐに外に出してやります。
今回も、1匹だけは見つけたのですが、いつものパターンとちょっと違ったランダムな食害が徐々に広がりつつあるので気になっていました。
そして、ついにその原因ではないかと思われることを発見しました。
これまでの経験で、蛞蝓だと思っていたので、上から見たり、ポットの下を見たりしていたのですが、葉の裏を見てみると、小さな黒い点が。
よく見ると、油虫です。油虫は、幹にたくさん取り付いて樹液を吸うだけのイメージだったのですが、丸い咬み後があるので、この部分に栄養が行かなくなって欠けてしまうのだと思われ、状況証拠としては大きい。
さらによく見ると、小さな幼虫もそばにいたりします。
しかし、油虫は、葉っぱを食べたりするのでしょうか?咬んだところから樹液がでるのを吸うだけなのでしょうか?ウリ系の葉っぱを食べる瓜葉(ウリハムシ)などは明らかにガシガシと食べるのを見たことがあるので確かなのですが、そのあたりはもう少し観察の必要があるかもしれません。
ただ、これ以上葉っぱが欠けてしまうのもいやなので、指でつぶしたり、若芽の出つつある微細な部分は爪楊枝でつついて追い出したりして取り除いてやりました。
衣装ケースは、蓋の開け閉めをするとは言っても、高さがあるので意外と閉鎖空間で、はたけに普通にいる害虫がやってくることはほとんどないので油断していました。
しかし、今年は、記事にも書いたように、春先に烏野豌豆(カラスノエンドウ)に油虫が大量発生し、タネを育苗ポットに移す作業をする庭にも結構烏野豌豆が生えていたので、そこで紛れ込んだのではないかと思われます。意外な伏兵でした。
追記:次の日、あまりありがたくはないのですが、蛞蝓が葉の上を歩いて葉っぱを食べたあとが見つかりましたので写真に撮ってみました。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左上から右下にかけて、光っている筋が見えると思います。蛞蝓が通った後に粘液が乾いて薄い透明の膜になって残っていて、それが証拠です。
にほんブログ村
にほんブログ村