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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』

[2018年08月31日(Fri)]
『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』(鴻上尚史著、2017年、講談社現代新書)

1808不死身の特攻兵.JPG

劇作家の鴻上尚史さんが、2009年に書かれた『特攻隊振武寮 証言・帰還兵は地獄を見た』(講談社)の中で、陸軍の第一回の特攻隊員に、8度出撃するも、体当たりではなく爆弾を落とすことにこだわって生きて帰ってきた人がいる、ということを知り、興味を持ったことからはじまって、その人(佐々木友次さん)がまだ存命であったことを知り、実際にインタビューをするに至って、その話を小説にすると共に、それをもっといろんな人に知ってもらおうと記録としてまとめたのがこの本です。

第2章には、陸軍(海軍にも別途特攻隊があった)の特別攻撃隊のことを始まりから終わりまでを、綿密な調査と膨大な資料で書かれた『陸軍特別攻撃隊』(著者:高木俊朗)に準拠して佐々木さんの生涯を百数十ページにわたって詳しく書き、それを確認することも含めて、第3章では、実際に佐々木さんにインタビューをしたことについて、そして、最後の第4章であらためて特攻とは何だったのかということについて書いています。

何より驚きだったのは、第一回目の特攻には、戦果を挙げるために優秀なパイロットが選ばれたものの、優秀だからこそ特攻が無謀で効果の薄い作戦であることを認識していて、隊長からして反対していたことです。それゆえ、当初は爆弾を落とす機構がはずされていたのに、整備士に言って、手動で爆弾が落とせるようにしており、そしてそのことを、パイロットには秘密で伝えていて、それ以降も整備士によって爆弾が落とせるようになっていたので、佐々木さんは爆弾を落として帰ってくることができたのです。

「積極的に自分から志願し、祖国のためににっこりと微笑んで出撃した」という「カミカゼ」の一般的なイメージは、あくまで、出撃することのなかった「命令した側」の、思い込みも含めたもので、それとは別の「命令された側」の体験や思いがあることを、知ることができておススメです。


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