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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『だから日本はズレている』

[2014年11月25日(Tue)]
『だから日本はズレている』(古市憲寿著、新潮新書、2014年)

1411だから日本はズレている.JPG

最近注目されている、若い(来年30代)社会学者。若者の立場から、社会のあり方について提言しています。

この本の言わんとしているところはわかるような気がします。

「若者のことがわからない」って言われるけど、「大人(おじさん)たちの世界」のほうがずっと謎だよって話。

前半の章立てのタイトルをあげてみても
・「リーダー」なんていらない
・「クール・ジャパン」を誰も知らない
・「ポエム」じゃ国は変えられない
・「テクノロジー」だけで未来は来ない
・「ソーシャル」に期待しすぎるな
といった感じで、「おじさん」たちが期待しているであろうカタカナ言葉に感じるズレを例示してくれています。

一貫しているのは、ほかの国に比べると比較的均質で豊かになった日本においては、大きな統一テーマで人を引っ張るのは無理ということ。

一方で、社会学者のトゥーッカ・トイボネンさんと言う人が「静かな変革者(quiet maverick)」という概念で注目している日本の若者たちがいて、
著者も

 僕も「静かな変革者」に対するインタビューをよく行なうが、彼らは「社会にいいことをしたい」とか「国のために何かしたい」とはあまり言わない。そんなのは、彼らにとってもはや自明なことだからだ。当たり前のように被災地支援をしたり、自然エネルギーの啓蒙活動に取り組んだり、地域の教育問題を解決しようとしている。
 彼らは、大きなことを言わない代わりに、粛々と身の回りの100人、1000人を確実に幸せにしている。だけど、その活動は規模が小さい分、あまり目立たない。

 というふうに書いていて、実は、多くの「おじさん」たちが気づいていないだけで、小さなところから変革は始まっていて、いわゆる世間で力を持っている「おじさん」こそが変わっていかないといけないんだと語りかけています。

私は、そういうところが気にかかるし、身近にもたくさん例を見かけるので、このブログでも、できるだけ紹介していきたいなと思っています。

というか、それがこのブログの趣旨なのですが、最近ちょっとマンネリ化しているなあと感じています。そろそろまた休止時期を迎えるかも、と思っています。

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