「広實申し(ひろざねもうし)」を見学させてもらった
岩国市の錦町と周南市の須金地区の山をはさんだ場所に散在する平家ゆかりの人たちが、6年に一度持ち回りで夜通し接待をする催し。
須金側には3集落、錦側には1集落あり、須金と錦で交代なので、錦側は12年に一度、須金側は集落単位では36年に一度?当番がまわってくることになります。
今回、親戚筋にあたる方に誘っていただいて、その一部を見させてもらいました。
夕刻のまだ日があるうちに現地に向かい、まずは、会場を越えてさらに奥に入ったところにある、左近桜(岩国市の指定文化財)を見に(離合の難しい、細い道が続きます)。
斜面に生えている1本桜で樹齢800年は超えるといわれているだけあって、立派なものです。
左近桜と今回の会場の真ん中当たりの地点には、12年前に会場となったお家が。手前が元向畑小学校で、中ほどの赤い屋根の家がそれです。
そして、今回須金側の代表をお迎えするお家。
最初に挨拶や神事などを行なって、ひとしきり(1時間弱)お酒の接待あと、いよいよご飯。まずほんの2、3口分が出されたあとにおかわりをすると、お茶碗4、5杯分の山盛り飯が出てくるのがお定まり。豪快です。
しこたま飲みかつ食べた後、その場に布団が敷かれ、いったんおしまいように見せかけて、その少し後には、太鼓などの鳴り物で客人たちは起こされ、またまた接待が始まります。
次の接待ために、庭先では、お手伝いに来ている親戚や近所の人たちによってお餅つきが行なわれていました。
こういったことが繰り返されて、寝させずの接待が一晩中続くのです。
私は、最初に客人を寝付かせるところで退散したのですが、それでも午後11時を過ぎ。
人里離れた場所で数百年は続いているという珍しい行事を見させてもらいました。

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須金側には3集落、錦側には1集落あり、須金と錦で交代なので、錦側は12年に一度、須金側は集落単位では36年に一度?当番がまわってくることになります。
今回、親戚筋にあたる方に誘っていただいて、その一部を見させてもらいました。
夕刻のまだ日があるうちに現地に向かい、まずは、会場を越えてさらに奥に入ったところにある、左近桜(岩国市の指定文化財)を見に(離合の難しい、細い道が続きます)。
斜面に生えている1本桜で樹齢800年は超えるといわれているだけあって、立派なものです。
左近桜と今回の会場の真ん中当たりの地点には、12年前に会場となったお家が。手前が元向畑小学校で、中ほどの赤い屋根の家がそれです。
そして、今回須金側の代表をお迎えするお家。
最初に挨拶や神事などを行なって、ひとしきり(1時間弱)お酒の接待あと、いよいよご飯。まずほんの2、3口分が出されたあとにおかわりをすると、お茶碗4、5杯分の山盛り飯が出てくるのがお定まり。豪快です。
しこたま飲みかつ食べた後、その場に布団が敷かれ、いったんおしまいように見せかけて、その少し後には、太鼓などの鳴り物で客人たちは起こされ、またまた接待が始まります。
次の接待ために、庭先では、お手伝いに来ている親戚や近所の人たちによってお餅つきが行なわれていました。
こういったことが繰り返されて、寝させずの接待が一晩中続くのです。
私は、最初に客人を寝付かせるところで退散したのですが、それでも午後11時を過ぎ。
人里離れた場所で数百年は続いているという珍しい行事を見させてもらいました。

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