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わくわく科学クラブ夏in奏(かなで)250817仮説実験授業の考え方を学ぶ会その5に参加してきた250621
同じメンバー3人にそれぞれの立場から仮説実験授業の考え方から学んだことを語ってもらう会。
現役で兵庫県の小学校で仮説実験授業に取り組んでいる扇野さんは、いつもながらユーモアあふれる語り口で、笑わせてくれながらも、仮説実験授業を行っているからこそ引き出される子どもたちの輝く瞬間を伝えてくれて、ホロリと来る話。 大学で、仮説実験授業の基礎的な事柄について地道に研究している小野さんは、仮説実験授業研究会を立ち上げた板倉聖宣さんが大学生のころの論文などを取り上げて、事実の積み上げから単純に天動説から地動説に変わっていったわけではないことと、仮説実験授業とのかかわりについてで、難解でしたが、こういう研究をしている人がいるということのありがたさを感じるものでした。 最後の二階堂さんは、小中学校で長年仮説実験授業を実践してきて、引退して10年以上もたっているにもかかわらず、自分の関心のあることについて研究しながら、仮説実験授業に関する講演を依頼されており、仮説実験授業が成し遂げてきたことや、何十年たっても、教え子からあの時の授業が一番面白かったと声をかけられることなどストレートに仮説実験授業の魅力について語ってくれました。 当初は3回行う予定だった企画のようですが、5回も続いているのも納得できる学びがいのある講座です。 ちなみに、同じ会場で、8月8日(金)には、仮説実験授業入門講座が開催されます。より具体的な授業について学べる講座です。関心のある方は是非。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 仮説実験授業の考え方を学ぶ会 その5_250621わくわくフライデーが久々に再開した250425
このブログで何度も紹介している仮説実験授業を、異年齢で一緒に受ける「わくわくフライデー」がはじまりました。
30年くらい前に行っていたのですが、しばらくおこなって中断していたものを、再開することになったのです。 仮説実験授業は、大人でも迷うような、しかも考えたくなるような問題が多いので、小学生(今回は5年生以上)から高齢者までが一緒に受講でき、異年齢だからこそいろんな意見が出てとても楽しいのです。 まずは、本格的な物理の授業書「ばねと力」から。 残念ながら、私は5月の金曜日は予定が入ることが多いので、参加できないことが多くなりそうですが、とりあえず毎週金曜の夜19時〜20時半の予定で岩国市の愛宕供用会館で開催されます。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 わくわく科学グラブ夏in奏(かなで)が終わった240818
科学の基本的な考え方をプリント形式で実験などを交えて学ぶ仮説実験授業を、夏休みの子どもたちに体験してもらう「わくわく科学クラブ夏in奏」が開催されました。
私は、準備や授業のアシスタント、早く授業が終わった子どもたちのためのものづくりの一つとして、いつものマスキングテープを使ったカードづくりワークショップで参加。 コロナ禍の前には午前午後と1日行っていたのですが、中断していて復活してからは午後のみの開催として行っています。 子どもたちは、いつものように元気で授業やものづくりを楽しんでくれたようです。 これまでも、市の科学センターには共催をしてもらっているのですが、今回は、科学センターが場所も変わって新しくなるということで職員も見学に来ていて、ぜひ科学センターでも行ってほしいという感想だったようです。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 仮説実験授業研究会 夏の全国合宿研究会 佐賀・唐津大会2024に参加してきた
2024年7月31日から8月1日にかけて佐賀県で、私が30年以上所属している仮説実験授業研究会の夏の合宿研究会が行われたので、昨年に引き続き参加してきました(通算十数回目)。
合宿では、科学の基礎的な事柄についてプリントを1枚ずつ配って問題を考えながら進める授業を開発していく授業書というものを開発したり、その授業記録をとって検討したり、資料発表をいろんな分科会で進めていくもので、私は主に「社会の科学」の分科会に参加して、いろいろと刺激を受けました。 私自身は今年は資料発表はしなかったのですが、漠然と研究したいと思っていたテーマが少しはっきりしてきたので、勉強していきたいと思っています。 「ナイター」と呼ばれる夜の分科会で、ロバート・ボイルさん(1627〜91)の真空実験をするための空気ポンプを再現したものを見せてもらって、実際のものに比べると小さいとはいえ、ガラス部分がひとかかえもある大きなもので面白かったです。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 仮説実験授業入門講座240807わくわく科学クラブ 夏in奏(かなで)240818岸勇司さんを囲んで「体験講座」と「講演会」に参加してきた240629
仮説実験授業研究会の中で、「社会の科学」と呼ばれている、いわゆる社会科的な授業プランというのは、社会のことについては実験をしてすっきり結果が出る例というものがあまりないため、なかなか研究が進まない分野なのですが、今回招いた岸さんは、積極的に資料発表や授業プランの開発を行っている人で、今回は、「おかねと経済」という授業書案を前日まで検討したものを持ってきてくれました。
体験講座として、実際に授業を受ける形で進めてもらい、お金の本質や、国の経済や借金と個人の経済や借金の違いなど、事実に即していながらも、常識が覆されるようなお話で、しかも、焦点がぶれないように、盛り込みすぎないように作った経緯などの補足説明もしながらの進行で、参加者も意見をどんどん出して、とても興味深く聞くことができました。 さらなる検討を進めて、完成されるといいなと思えるものでした。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 「仮説実験授業の考え方を学ぶ会 その4」に参加してきた240622
事前に告知していて、シリーズ4回目となった「仮説実験授業の考え方を学ぶ会」が、広島市西区民文化センターで開催されたので参加してきました(私は、2回目以降で3回目の参加)。
大人が受けても楽しい、プリントを配りながら進める仮説実験授業は、いろんな側面があって一言ではその魅力を語ることができないのですが、もともと「科学」の歴史の研究から生まれた授業であるという点から、その「科学」が生まれた背景にある「民主的な社会」というものにどうしてもつながっていく面について3人に語ってもらいました。 多様な子どもたちがいる教室で、仮説実験授業は多くの子どもに支持され、それぞれの子どもの素晴らしさを垣間見ることができる瞬間があるからこそ、生徒も先生もお互いを認め合うことができる小学校での実践例。 教育について大学で研究している先生による、「民主主義教育としての仮説実験授業」というタイトルの理論的なお話。 日本における「民主」や「民主主義」という言葉が使われ始めたところからひも解いて、科学の楽しさを学んだ仮説実験授業を受けた子どもたちが、民主的な社会をつくり出す可能性についてのお話。 と、1人2時間×3人の長丁場で若干くたびれましたが、三者三様の興味深いお話でした。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村
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