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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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アンテナショップとしてのFAM’Sキッチンいわくに

[2023年11月06日(Mon)]
2018年、JAが運営する農産品直売所としてJA山口県岩国西支所の隣にオープンしたFAM’Sキッチンいわくに。

正確なことは知りませんが、登録や研修を受けるなど比較的簡単な手続きで、規格など気にせず少量でも出荷でき、各地のJAの支所があったところなどで専用のトラックで集荷もしてくれるので、安くて珍しい品(普通は農家しか食べないような人参(ニンジン)の間引き菜など)が出品されるので、時々見に行ったりします。

231025ふぁむず間引きニンジン.jpg

231025ふぁむず宇宙芋.jpeg

231025ふぁむずパプリカなど.jpeg

最近商工会議所が開催している異業種交流会で、脱サラして農業をしている知り合いの人がいたので話していたら、その人は大手の場所にも出荷しているのだけど、FAM’Sキッチンいわくににも出荷していて、パッケージを変えたりするときに、そこでのお客さんの反応をみて大手に売り出すときの材料にしているとのこと。

なるほど、FAM’Sキッチンいわくにのアンテナショップ的な活用をしているところもあるのかと。

ちなみに、お弁当やお菓子、お総菜など、地域の人たちの小さな集まりの加工食品も結構取りそろっていて、地産地消が注目されている昨今にあっては、興味深い場所です。


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麦秋来る

[2023年05月27日(Sat)]
麦は、秋に種まきをしてこのころに収穫を迎えます。

一番なじみが深いお米の収穫時期が秋なので、麦の収穫時期であるこのころを麦秋と言ったりします。

とは言え、私の住んでいるところでは麦を大々的に育てているところはあまり知りません。唯一たまたまよく通る場所に麦畑が広がっている場所があって、収穫が近くなってきているので写真に撮らせてもらいました。

230521麦秋01.JPG

230521麦秋02.JPG

いい風景です。


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神々の里沼田「米作り体験会」230611

[2023年05月22日(Mon)]
2023年6月11日(日)9時〜13時
集合場所:沼田ふれあい神楽交流館(岩国市錦町須川1447)
参加料:1000円/人(昼食代込み)
持ってくるもの:タオル、飲み物、帽子、着替え(汚れてもいい服装で)
定員20人(先着順)
6月7日(水)までに、メール(nuda.1717@gmail.com)で。

230610沼田米作り体験会.jpg

3年前から、岩国市錦町にある棚田と神楽が伝わる山里で開催されている行事。共同で集落や農地を守る取り組みとして行われていて、田植えの後は地元の人が田んぼのお世話をしてくれて、秋には稲刈り体験があります。

私は、昨年一昨年として参加してみて、おいしい空気と景色の中での農作業は最高に気持ちよくておススメです。


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『いただきます2「ここは、発酵の楽園」』上映会&お話会230416・230504

[2023年04月09日(Sun)]
発酵をテーマにして、稲やはたけづくりを園児たちが行う保育園の話や有機農法の話などを描いたドキュメンタリー映画(去年観てとても楽しかった)の上映と、その映画で取り上げられている「菌ちゃん先生」こと吉田俊道さんのお話会が開催されます。

230416・0504いただきます2_01.JPG

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230416・0504いただきます2_03.JPG

2023年4月16日(日)は上映会のみ
@10時半〜12時 A13時半〜15時
お昼時間におにぎりと重ね煮の味噌汁あり(要事前申込・別途300円)
入場料:800円

2023年5月4日(木・祝)上映会&お話会
10時半〜12時:上映会
12時〜13時:休憩・食事(中浜農園の無農薬野菜たっぷり弁当800円、4月30日までに申し込み)
13時〜13時45分:プランターを使って一緒に土作り
14時〜16時:菌ちゃん先生のお話
16時〜16時半:質疑応答
映画・お話セット1500円
映画のみ800円
お話のみ1000円

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広島県ジーンバンクが2023年3月末で廃止されるとのこと

[2023年03月02日(Thu)]
2023年2月26日の中国新聞の社説に、「広島県ジーンバンク廃止」の記事。

ジーンバンクは、遺伝子銀行とも呼ばれ、野菜や水稲などの種子を集め、保存する機関で、国レベルでも設置されていますが、地方でも独自の取り組みとして数か所あるようで、そのうちの一つ。

通常は研究者など専門家だけに貸し出されるが、広島では、配布量以上の種を返すことを条件に、一般農家へも無料で貸し出されるという特徴があるようですが、貸出件数の伸び悩みということもあるらしい。

農家であっても最近は、自家採種を行うことは少なくなってきて、タネ屋さんが作る一代交配という、収穫しやすいとか、収量が多いなど、栽培に便利な特徴を持ちながらも、そこからタネを採ってもどんな苗が育つかわからないというタネで育てることが多くなったため、在来種の大切さがわかりにくくなってきているという現状があるようです。

私も、たまたまはたけを趣味としていて、タネの問題には関心があるので、広島ジーンバンクに長年勤めていた船越建明さんの話を直接聞くことがあったり、タネの取り方についての本を読んだりしているので、この記事に気づいたのですが、なかなか関心を持たれにくい話題だとは思います。在来種のタネは一度失われると取り戻すことは難しいので、もう少し多くの人が関心を持ったり、ちゃんと説明をするべきところは説明をする必要があるのではないかと思います。

気になる話題です。


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『日本を救う未来の農業―イスラエルに学ぶICT農法』

[2019年12月20日(Fri)]
『日本を救う未来の農業―イスラエルに学ぶICT農法』
(竹下正哲著、2019年、ちくま新書)

1910日本を救う未来の農業.JPG

私は、このブログを書き始めたきっかけが、紙ベースで書いていたはたけ通信をブログにしてみては、と知り合いから声をかけられたことだったというくらい、はたけが好きです。

一方で、多くの人を支えている食料生産技術としての農業というものも知っておきたいという気持ちもあります(いい意味で、いろんな技術を使って生産性が上がることは必要なことだと思いますが、それと、自分がはたけをして感じる楽しさは別物だと思っています)。ちょっと、気を引くタイトルだったので読んでみました。

著者は、日本の農業の最大の問題点は、農家の高齢化や担い手不足、耕作放棄地、低い自給率、などではなく、補助金が使われすぎていることと、単位面積当たりの収穫量の少なさだという。その結果、関税がなくなりつつ昨今にあって、日本の農産品の価格が世界一高いレベルになってしまっていて国際的に太刀打ちできなくなってきていると。

それを解決するためには、イスラエルの農業を学ぶべきというわけです。というのも、ほとんどの場所がもともとやせた土地でしかも雨量が少ないため、農業に適していないイスラエルでは、はじめからビジネスとして農業の取り組んでおり、土作りは最初から考えず、ドリップ灌漑(肥料を含んだ水が適度に染み出すようにしたパイプによる灌漑)を基本にして、データを駆使して、必要なときに必要な栄養が吸収できるように、そして、成長をさまたげないように枝が伸びやすいような工夫をするなどによって、日本に比べて単位面積当たりの生産量が数倍に達しているとのこと。

進んだ農業と言うと、一時はやった植物工場のようなものを想像する人もいるかもしれませんが、コストがかかりすぎるということであまり広がらなかったようで、太陽光などは取り入れたりして、そういうものとは違うようですし、農薬のことはあまり詳しく書いてないものの、日本で使われているよりかなり少ない量で済んでいるようではあります(オランダなども収量が多いもののガラス張りの大きなハウスを使っており、地震や風水害の多い日本には適さないとのこと)。

著者は、実際にドリップ灌漑が雨量の多い日本でも収量増加が見込めるはずだとして、実験を行っており、これまでのところある程度の実績を上げているようですが、まだ実例としては少ないようです。

この本では、単位面積当たりの生産量のみについて書かれていて、全体でかかるコストについては書いてなかったことなど、気になる部分は何点かあったのですが、収量を高める技術はいろんな面で進化してきていることはわかります(日本では、人の手間はかかるけど、気候など、農業にとっては恵まれていて、特別なコストをかけなくても収穫できるということはあると思う)。

薬剤を使うのではなく、パッケージの中の気体の組成を変えることによって、長期にわたって鮮度が保たれる方法なども紹介されており、安全で長持ちする技術などは今後も開発されてほしいものです。

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673_蜜柑(ミカン)の季節になってきました

[2019年10月23日(Wed)]
親戚が育てている蜜柑畑。育てているおじさんが高齢のため世話できなくなり、子どもが若干手伝っているものの、本格的な世話まではできないため、維持が難しくなってきていて、ここ数年、来年はもう採れないかもというような状態で、収穫も手間なため、木の維持のためもあって、収穫させてもらっています。

今年も露地栽培の極早生(ごくわせ)の収穫時期が始まったので、熟したものから収穫しました。まだ、熟していないものを残した状態。

191020みかん狩り01.JPG

運ぶための猫車がなかったので、コンテナケースに軽盛りで4箱分。

191020みかん狩り02.JPG

これから、早生、晩生と順次熟してくるので、何度か収穫させてもらう予定です。自家消化しきれないので、知り合いなどのおすそ分けします。


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タネを守る会広島:勉強会「種子法」に参加してみた190927

[2019年10月01日(Tue)]
米や小麦など主要作物の種子の保護に関する法律である種子法については、2018年に廃止されて、一部では話題になっていて、私も気になっていました。

190927タネを守る会広島「種子法」01.JPG

本などを読んでもいまいちややこしくてわからない部分があるなあと思っていたところ、最近、哲学カフェの会場として使われているので何度か行ったことのある「ソーシャルブックカフェ ハチドリ舎」で勉強会があるのをたまたまインターネットで知ったので参加してみました(そんなに多くの参加者とは思っていなかったのに、カフェが満杯になる4、50人もの参加者が)。

190927タネを守る会広島「種子法」02.JPG

脱サラして農業をしている人が説明してくれて、講師も含めて多くの人が同じようなところに疑問を持っているのだということがわかった(今のところはそれほど実害はないし、法律の廃止によって誰が得をするのか明確ではないこと、しかし、今後農薬や化学肥料と抱き合わせで販売される高いタネが増えてくる可能性やいろいろな恐れがあって多くの人が関心を持つ必要があることなど)のが、ある意味収穫でした。

そして、大きな収穫は、勉強会の中で出てきた、広島にある農業生物資源ジーンバンクに勤めいて、野菜などのタネの探索収集、特性評価、保存、配布などを行っている船越さんが来られていて、私は、ジーンバンクのことについて全く知らなかったので、少しだけですが質問して直接お話しを聞くことができたことと、ハチドリ舎に置いてある、その船越さんが書いたタネの採取の仕方についての具体的な本を紹介してもらったこと(早速、注文しました。今後、タネのことについて具体的な疑問が浮かんだときに聞く手がかりがつかめました)。

190927野菜の種はこうして採ろう.JPG

タネを守る会広島では、12月7日には、アメリカで、オーガニック食材の普及活動や農薬問題に取り組んでいるゼンさんの講演会を行うようです。

さらに、今回の企画では、ハチドリ舎の主宰者が最初に挨拶して、ハチドリ舎の思いを直接聞くことができたことも大きかった。

真面目な話を普通にできるカフェを作りたいという思いが発端で、たった半年でオープンにこぎつけ、2年が経過した段階であること。夜間はほぼ毎日、見るからに興味深い会合が行われていること。

1910ハチドリ舎10月スケジュール.JPG

6がつく日には、小さな規模で気軽に被爆者の語り部の人のお話を聞けるような会を開いていること、など面白い取組みをいろいろとしていることがわかりました。なかなか楽しい場所です。

1909「6」のつく日語り部さんとお話ししよう!01.JPG

1909「6」のつく日語り部さんとお話ししよう!02.JPG

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里山ひよじ村の田植えに参加してきた190601

[2019年06月08日(Sat)]
岩国市の周東町にある有機無農薬での稲作りなどを、人手が必要なときには手伝いを募集して行っている「里山ひよじ村」。

日程が合えばできるだけ参加したいと思っているので、今回は、6月1日の午後からだけ参加することに。

参加人数が少なめでしたが、地道に楽しみました。

190601ひよじ村田植え01ブログ.JPG

まずは、田んぼで育てている育苗容器を剥ぎ取り(根が下まで伸びているので、まさに剥ぎ取る感じ)、

190601ひよじ村田植え02ブログ.JPG

さらに、まとめて手で苗を取っていきます。

190601ひよじ村田植え03ブログ.JPG

根がぎっしり生えているのがわかります。

190601ひよじ村田植え04ブログ.JPG

これを小さめのかごに入れ、ひもで腰に結び付けて、植える場所の目印になる木の道具を使って、列をあわせていきながら、直接手で植えていきます。

1人でやっている知り合いのシルエットを。

190601ひよじ村田植え06ブログ.JPG

大人数がいる場合には、植える場所の目印がついた長いロープをずらしながら横一列に並んで一斉に植えていきます。

泥の中に苗を植えていく感覚が好きです。

190601ひよじ村田植え07ブログ.JPG

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里山ひよじ村の田植えがあります190601・02

[2019年05月28日(Tue)]
岩国市の周東町樋余地にある「里山ひよじ村」では、農薬や化学肥料を使わない有機農法・自然農法などによって米や麦、大豆、ブルーベリー、椎茸などをつくっていて、大きな農作業があるときには、広く参加者を募って行っています。

1906里山ひよじ村パンフ01.JPG

1906里山ひよじ村パンフ02.JPG

稲作など個人では難しいはたけ仕事も、時間が合う範囲でみんなでわいわい楽しみながら行う機会の提供にもなっています。

稲作に関して、今年もモミの芽だしから苗作りを終えて、田植えの季節がやってきました。

6月1日(土)・2日(日)の両日、昔ながらの手植えでの田植えが体験できます。

お昼のごはんとお味噌汁を用意するので、大人500円、小学生以下300円が参加費となります。

お昼の準備があるので、参加希望者は、参加日と参加人数を事前に、メールなどでお知らせください。

注意事項:熱中症対策の帽子、長袖、飲み物は各自で。足元は、田靴(田んぼ作業用の専用長靴)か、よごれてダメになってしまってもいい靴下で。
場所については、最後の段階の入り口の道がちょっとわかりにくいです。

詳しくは、「里山ひよじ村」のフェイスブックで(今後も草取りや稲刈りなど人数が必要な時はお知らせがあります)。

私は、他の日程と重なっていて1日の昼からのみ参加できそうです。

ちなみに、新たな取組みとして、綿づくりもはじまったようです。


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