237_つくね芋の種イモの準備
10年くらい前にご近所から種イモをいただいて以来、毎年何個か保存しておいて再生産しているつくね芋(自然薯)。
今年も種イモの準備の時期がやってきました。
毎年、種イモにころあいの芋を何個か土つきのまま取って置き、軽く乾燥させてから一個一個新聞紙に包み、さらに全体を新聞紙で包んでから、リンゴやミカン用のちょっと厚めの段ボールの中に入れてガムテープで封をし、押し入れの中に入れておきます。
去年は、11月頃が妙にあたたかく、ご近所の人が、種イモ用のつくね芋がカビて腐ってしまったという話を聞いていたので、少しひやひやしましたが、ほとんど無事(1個だけちょっと腐りかけてました)。
腐りかけの種イモ
ちなみに、イモ類の保存は、この方法でやっていて失敗したことがほとんどないのですが、よく、失敗した人の話を聞いてみると、例えば、発砲スチロールの箱にすくも(稲のもみ殻)を入れてその中に芋を入れて保存しておいたらしっけて腐った、などという例を聞きます。
昔は、地下にすくもを入れた室(むろ)があってその中に芋などを保存していたらしく、その時の記憶で、「すくも」を使うというのと、「保温する」(地下は温度が比較的安定している)という考えから、発泡スチロールというのを思いついたのだと考えられますが、発泡スチロールというのは気密性が高いという欠点があって、湿気がこもってだめになってしまうのではないかと思います。どこがポイントなのかというのは、案外わかりにくいものなのです。多分、「個体同士を直接接触させない」「温度を低くし過ぎない」「通気性を確保する」というのがポイントだと思われます。
ちょっと長くなってしまいました。
もう、芽が出かけているのもあります。
余裕があれば、1個を種イモにしてもいいのですが、もったいないので、適当な大きさ(数十グラムずつ)に切り分け、
切り口に草木灰をまぶして、数日間切り口を乾かします。草木灰をまぶすのは、乾燥を早めるということと、切り口から雑菌が入って腐るのを防ぐという効果があるからだと思われます(灰はアルカリ性で殺菌作用がある)。
20個弱の種イモができて、うちの畑には十数個で足りるので、ご近所にゆずることになると思います(早速、後で欲しいと声がかかりました)。
土の中でで大きくなって欲しいので、つくね芋用の高畝を作って、ゴールデンウィーク後半に植え付けをする予定です。
今年も種イモの準備の時期がやってきました。
毎年、種イモにころあいの芋を何個か土つきのまま取って置き、軽く乾燥させてから一個一個新聞紙に包み、さらに全体を新聞紙で包んでから、リンゴやミカン用のちょっと厚めの段ボールの中に入れてガムテープで封をし、押し入れの中に入れておきます。
去年は、11月頃が妙にあたたかく、ご近所の人が、種イモ用のつくね芋がカビて腐ってしまったという話を聞いていたので、少しひやひやしましたが、ほとんど無事(1個だけちょっと腐りかけてました)。
腐りかけの種イモ
ちなみに、イモ類の保存は、この方法でやっていて失敗したことがほとんどないのですが、よく、失敗した人の話を聞いてみると、例えば、発砲スチロールの箱にすくも(稲のもみ殻)を入れてその中に芋を入れて保存しておいたらしっけて腐った、などという例を聞きます。
昔は、地下にすくもを入れた室(むろ)があってその中に芋などを保存していたらしく、その時の記憶で、「すくも」を使うというのと、「保温する」(地下は温度が比較的安定している)という考えから、発泡スチロールというのを思いついたのだと考えられますが、発泡スチロールというのは気密性が高いという欠点があって、湿気がこもってだめになってしまうのではないかと思います。どこがポイントなのかというのは、案外わかりにくいものなのです。多分、「個体同士を直接接触させない」「温度を低くし過ぎない」「通気性を確保する」というのがポイントだと思われます。
ちょっと長くなってしまいました。
もう、芽が出かけているのもあります。
余裕があれば、1個を種イモにしてもいいのですが、もったいないので、適当な大きさ(数十グラムずつ)に切り分け、
切り口に草木灰をまぶして、数日間切り口を乾かします。草木灰をまぶすのは、乾燥を早めるということと、切り口から雑菌が入って腐るのを防ぐという効果があるからだと思われます(灰はアルカリ性で殺菌作用がある)。
20個弱の種イモができて、うちの畑には十数個で足りるので、ご近所にゆずることになると思います(早速、後で欲しいと声がかかりました)。
土の中でで大きくなって欲しいので、つくね芋用の高畝を作って、ゴールデンウィーク後半に植え付けをする予定です。