『かずをはぐくむ』
『かずをはぐくむ』
(森田真生著、2025年、福音館書店)
独立研究者である森田真生さんの長男が三歳、次男が0歳の時から5年間。雑誌「母の友」に連載したエッセイをまとめた作品。
育児日記とも言え、私も知り合いから子どもが小さいときの記録をとっておいたほうがいいよと言われたことがあったけど、少ししかできなかったことを思い出しました。
子どもは小さな哲学者と言われることがあります。新しいことをどんどん学んでいる時だからこそ、素朴な疑問や勘違いなどで投げかける言葉は、こちらがはたと考えさせられることがよくあって、森田さんはそれを丁寧にすくい上げ、その中でも特に数学や哲学的なやり取りを取り上げてくれています。
森田さんに関しては、周防大島に移住してきた元銀杏boysのギタリストの明珍さんが聞き役になって、インターネットラジオ配信をしている「生命ラジオ」の視聴者として毎週お話を聞いているので、その時々に聴いたことのある話も交じっていて、改めてまとまった文章として読めるのも楽しいもので、印象に残る言葉がたくさんちりばめられています。

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(森田真生著、2025年、福音館書店)
独立研究者である森田真生さんの長男が三歳、次男が0歳の時から5年間。雑誌「母の友」に連載したエッセイをまとめた作品。
育児日記とも言え、私も知り合いから子どもが小さいときの記録をとっておいたほうがいいよと言われたことがあったけど、少ししかできなかったことを思い出しました。
子どもは小さな哲学者と言われることがあります。新しいことをどんどん学んでいる時だからこそ、素朴な疑問や勘違いなどで投げかける言葉は、こちらがはたと考えさせられることがよくあって、森田さんはそれを丁寧にすくい上げ、その中でも特に数学や哲学的なやり取りを取り上げてくれています。
森田さんに関しては、周防大島に移住してきた元銀杏boysのギタリストの明珍さんが聞き役になって、インターネットラジオ配信をしている「生命ラジオ」の視聴者として毎週お話を聞いているので、その時々に聴いたことのある話も交じっていて、改めてまとまった文章として読めるのも楽しいもので、印象に残る言葉がたくさんちりばめられています。

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