『経営教育 人生を変える経営学の道具立て』
『経営教育 人生を変える経営学の道具立て』
(岩尾俊兵著、2025年、角川新書)
経営者も従業員も、年齢や性別にかかわりなく、それぞれ頑張っているのに苦しいという現状をデータを示しながら解説し、その解決には、誰かのせいにする孤立するような思考のクセを考え直し、奪い合うのではなくて、新たに創造する価値を共有するという著者の考える正しい経営の考え方を共有することが必要であると主張しています。
価値が有限であると考えてそれを奪い合う価値収奪思考ではなくて、資源は有限でもその組み合わせは無限にあるので、創造できる価値も無限でそれを分かち合えばいいという考え方はおおむね共感できるものですが、私たちにはベースとして生きているという生身の身体があるので、無限というのはちょっと極端なのではとも感じます。
そのうえで、問題解決のための発想の仕方について具体的に示していて、大学で経営学を研究し教えつつ、実際に会社経営もしている著者による提案は興味深い。

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(岩尾俊兵著、2025年、角川新書)
経営者も従業員も、年齢や性別にかかわりなく、それぞれ頑張っているのに苦しいという現状をデータを示しながら解説し、その解決には、誰かのせいにする孤立するような思考のクセを考え直し、奪い合うのではなくて、新たに創造する価値を共有するという著者の考える正しい経営の考え方を共有することが必要であると主張しています。
価値が有限であると考えてそれを奪い合う価値収奪思考ではなくて、資源は有限でもその組み合わせは無限にあるので、創造できる価値も無限でそれを分かち合えばいいという考え方はおおむね共感できるものですが、私たちにはベースとして生きているという生身の身体があるので、無限というのはちょっと極端なのではとも感じます。
そのうえで、問題解決のための発想の仕方について具体的に示していて、大学で経営学を研究し教えつつ、実際に会社経営もしている著者による提案は興味深い。

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