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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『樹は語る 芽生え・熊棚・空飛ぶ果実』

[2025年02月22日(Sat)]
『樹は語る 芽生え・熊棚・空飛ぶ果実』
(清和研二著、2015年、築地書房)

2501樹は語る.JPG

大学の林業試験場で、広葉樹の芽生えたばかりの姿に感動し、以来、樹の花の咲き方や種子散布など森林更新などの研究を続けている著者が、「成熟した森における樹々の生活をよく知ることが、ひいては森を再生し樹々の命に敬意を払うことに繋がる」と念じて書いた本。

タネが発芽のスイッチをオンオフにする「フィトクローム」というタンパク質のこと、タネのまわりについている綿毛が湿った土地にタネが行き着くと湿気を吸ってタネをそこに落とす仕組み、自家受粉をしないように雄花と雌花が咲くタイミングが変わる「ヘテロタイコガミー」という咲き方、「順次開葉型」と「一斉開葉型」という二パターンの成長様式、散布された種子が親木の近くでは生き残りにくい「ジャンゼン-コンネル仮説」の仕組みなどなど、研究途上の森林のなかで繰り広げられていることに関する新しい言葉や不思議な仕組みなどを知れて楽しい。

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