『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』
『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』
(桐村里紗著、2021年、光文社新書)
日ごろから趣味のはたけで土に触れることが多かったり、地上や地中の空気や水の流れをよくしていくことによって環境を変えていく「大地の再生講座」を受講したり、個人的に土のことを考えることが多いとは言え、先日読んだ『人類はどこで間違えたか 土とヒトの生命誌』でも土が大きなテーマになっていて、最近土の話題が結構来てるなあという気がします。
著者は、医師として幅広い診療経験を積みながら、新しい生物学の知識を取り入れて健康であるための様々な提言を行っているようで、人間や生物と地球が切り離すことができないものであるからこそ、地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルス」という観点から考えているところが興味深い。
食生活を見直すにあたって、持続可能な農法から、腸内環境にいい具体的な食品まで実践的に取り上げている中で、例えばヘルシーフードの代表として水溶性食物繊維が豊富なアボカドがあるけど、メキシコや南米、アフリカなどで大量生産がおこなわれていて、森林伐採や地下水をくみ上げすぎていることや不当労働がおこなわれていることなどからお勧めできないなどとしている。
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(桐村里紗著、2021年、光文社新書)
日ごろから趣味のはたけで土に触れることが多かったり、地上や地中の空気や水の流れをよくしていくことによって環境を変えていく「大地の再生講座」を受講したり、個人的に土のことを考えることが多いとは言え、先日読んだ『人類はどこで間違えたか 土とヒトの生命誌』でも土が大きなテーマになっていて、最近土の話題が結構来てるなあという気がします。
著者は、医師として幅広い診療経験を積みながら、新しい生物学の知識を取り入れて健康であるための様々な提言を行っているようで、人間や生物と地球が切り離すことができないものであるからこそ、地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルス」という観点から考えているところが興味深い。
食生活を見直すにあたって、持続可能な農法から、腸内環境にいい具体的な食品まで実践的に取り上げている中で、例えばヘルシーフードの代表として水溶性食物繊維が豊富なアボカドがあるけど、メキシコや南米、アフリカなどで大量生産がおこなわれていて、森林伐採や地下水をくみ上げすぎていることや不当労働がおこなわれていることなどからお勧めできないなどとしている。
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