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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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「数学の演奏会+偶然と音楽」に参加してきた240204

[2024年02月09日(Fri)]
事前に告知していた一度に二つのイベント+αに参加してきました。

一つは、コロナ禍以前に、独立研究者である森田真生さんが全国で開催していた「数学の演奏会」。音楽の演奏会のように数学の歴史や哲学的な面白さなどを楽しむイベントがあってもいいのではという思いからの発想で、周防大島でも何度か開催され、私も楽しく参加させてもらっていました。

コロナ禍で中断していたのですが、最近またリアルな場で再開されてはじめ、周防大島での久々の会で、とても刺激的で面白いお話でした。特に印象に残ったのは、普遍的と考えられている科学の一つである数学が人間の認識を広げていった一方で、西洋の一神教が背景にあり、そういった学問の下支えによって、植民地支配が正当化されていったことを、固有の記憶や歴史や文化が積み重なった<場所>と座標軸で確定されるフラットな<空間>との比較などや具体的な話を交えて語ってくれたところです(これだけ書くとなんだかわけがわからないかもしれません)。

もう一つは、兄弟デュオ「キセル」と森田さんとのお話とコンサート。独特のやさしい声で奏でられる音楽に魅了させられました。

イベントの合間には、おいしい料理や飲み物、その場でトレーナーやバッグにプリントするライブプリント、本や音源、特産品の販売なども。

イベント翌朝には、コロナ禍をきっかけにはじまった、森田さんがこれからの生き方について日々模索していることについて毎週ラジオ配信を行う「生命ラジオ」の一環で、月に一回ズームで集まれる人が集って森田さんに質問を投げかけたり、近況報告をしあったりするフリーアワーの、初のオフ会が、同じ会場で開催されました(実は、キセルのお兄さんのほうが「生命ラジオ」の参加者である縁で「偶然の音楽」が行われたのです)。

3年間ぐらい、ズームでは会っていたけど、リアルには初めて会う人が前日のイベントから会場に何人も来ていて、初対面なのに、初対面でないという、不思議なほっこりする体験となりました。

いろんな要素が入り混じって、文章に書くことができない幸せな時間です。

いつも持ち歩いているカメラで写真を撮る気にもならず、唯一撮ったのが、翌朝のオフ会でふるまわれた心のこもったおいしいおにぎりなどの食事。

240205生命ラジオフリーアワー食事.JPG

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