35『アダマン号に乗って』2023サロンシネマにて31
『アダマン号に乗って』
(監督:ニコラ・フィリベール、109分、2022年、フランス・日本ドキュメンタリー映画)
2023年、映画鑑賞35作品目にして、劇場での鑑賞31作品目。
パリのセーヌ川に浮かぶ木造船を施設として営まれる精神疾患のある人々のためのデイケアセンターの様子を描いたドキュメンタリー映画。
朝、職員が来て開所すると、三々五々通所者が集まってくる。
カフェが営まれ、ゲームやアート系のワークショップなどで自己表現をする参加者。絵画を描いた後には、それぞれが意図や描いたものについてみんなの前で語ると、周りの人もコメントしていく。
自己表現に集中し、それを言葉にすることが、精神疾患のあるなしにかかわらず、いかに大切かということを考えさせられる。
自分の経験を生かして、ワークショップをしたいのになかなか受け入れてもらえない、と感じていることを切々とミーティングで訴える人も。
参加者の意見表明と参加者同士のコミュニケーションを大切にしている運営がうかがえる。
全体を通して、参加者が穏やかで、日常生活の中での自分自身と周りの関係のことをふと振り返ってしまう。

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(監督:ニコラ・フィリベール、109分、2022年、フランス・日本ドキュメンタリー映画)
2023年、映画鑑賞35作品目にして、劇場での鑑賞31作品目。
パリのセーヌ川に浮かぶ木造船を施設として営まれる精神疾患のある人々のためのデイケアセンターの様子を描いたドキュメンタリー映画。
朝、職員が来て開所すると、三々五々通所者が集まってくる。
カフェが営まれ、ゲームやアート系のワークショップなどで自己表現をする参加者。絵画を描いた後には、それぞれが意図や描いたものについてみんなの前で語ると、周りの人もコメントしていく。
自己表現に集中し、それを言葉にすることが、精神疾患のあるなしにかかわらず、いかに大切かということを考えさせられる。
自分の経験を生かして、ワークショップをしたいのになかなか受け入れてもらえない、と感じていることを切々とミーティングで訴える人も。
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全体を通して、参加者が穏やかで、日常生活の中での自分自身と周りの関係のことをふと振り返ってしまう。

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