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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『戦後民主主義に僕から一票』

[2021年12月02日(Thu)]
『戦後民主主義に僕から一票』(内田樹著、2021年、SB新書)

2111戦後民主義い僕から一票.JPG

内田樹さんが、2012年以降に何らかの媒体に書いたもの(2017年あたりのものが多い)から、民主主義、憲法、教育をテーマに選び出し、今読み直しておかしくないように書き直したもの。

内田さんの文章は、ちょっと違った視点から書いているので、考えるヒントになるというか、考えの厚みが少し増すような気がして面白い。

この本の中で最初のほうに、超富裕層が課税を逃れのために海外に生活拠点を移すことについて書いてあって、ちょうど気になっていたところだったのでタイムリーでした。

ここのところ日本では貧富の格差が広がったと言われていて、そのためには高額所得者に課税すべきではないかという議論がある一方で、そうすると課税の少ない海外に行ってしまって結局税金が入ってこなくなるみたいな話があって、なんだかもやもやしてしまうなあと思っていました。

内田さんによると、四半世紀前までは「「日本列島で生活するという運命から逃れることできない」同胞をどうやって食わせるか」ということが経済政策を起案し実施した実践家の最優先課題だったのに、今では「愛国心の涵養」を力説しながら、「一円でもコストが安いところで操業するのが企業の常識であり、創業者が何国人であろうが、創業地がどこの国であろうが、そんなことは企業行動になんの関係もない」とグローバリズムを推奨して、しかも多くの人がそのことを受け入れてしまったために、このままでは「国民はただひたすら貧窮化し、人権を制限され、さまざまな自由を奪われるだけだ」と警鐘を鳴らしています。法的に間違っていなければよくて、倫理的にどうなのか、ということがあきらめられてしまっている?ということは、いろんな分野で見られることのように感じます。

そのほか、護憲派が弱々しいことについて、悪意ではないにせよ、多くの戦中派が戦争のことについて沈黙してそのまま墓場へ持っていったことに大きな理由があることや、最近国語教育の中で「論理的な思考」というものが取りざたされているが、それは契約書が読めることではなく、「断片的な情報を総合して、一つの仮説を立て、それを検証し、反証事例に出会ったら、それを説明できるよる包括的な仮説に書き換える…という漸進的なプロセス」のことであることなど、いろいろ興味深い。


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