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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』

[2021年10月16日(Sat)]
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』
(和田靜香著、2021年、株式会社左右社)

2110時給が最低賃金なのは私のせい?.JPG

相撲・音楽ライターで、稼げないときには様々なバイトもしながら、いつも生きづらい不安を抱えて暮らしてきと語る著者が、コロナ禍の中、知り合いから映画を見て記事を書いてくれほしいと声をかけられ、政治家小川淳也さんを追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を見て小川さんと監督の大島さんにインタビューをして記事を書いたことをきっかけに、小川さんに質問をぶつけて作ることになった本。

もともと選挙などにも関心があった著者は、しかし、政治について詳しいわけではなく、最初こそ小川さんに圧倒されるが、インタビューの合間には寝る間も惜しんで関連本を読み、徐々に2人のやり取りは熱を帯びてくる。

テーマも、人口問題から、税金、社会保障、男女格差、移民、環境、エネルギー、沖縄、民主主義、幸福論など多岐にわたり、結構重たい話題なのだが、時に激情してしまう和田さんと、一筋縄ではいかない問題をできるだけわかりやすく紐解こうとする小川さんとのやりとりがなかなかスリリングで興味深い。

私も昨年この本のきっかけとなった映画を見ていて、ややこしい問題に実直に取り組みすぎて、結局取り残されてしまっている感が若干否めない印象を受けたのですが、この本で見せる小川さんの粘り腰はなかなかです。

この本で改めて感じるのは、好むと好まざるにかかわらず、政治というのは日常の生活に深くかかわっているものなので、様々な意見がもっと普通の会話の中で交わされるようにしたいものです。

折しもももうすぐ始まる(実質的には始まっている)衆議院選挙で香川県の香川第一区で小川さんは立候補(平井元デジタル大臣と維新の新人町川さんの三つ巴の予定)しており、選挙が終わるまでの様子をドキュメンタリー映画の第二弾として製作中のようで、目が離せません。


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