『僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回』
『僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回』
(森田真生著、2021年、集英社)
雑誌「すばる」に2020年7月号から2021年5月号にかけて4回連載されたものをベースに、大幅に加筆・修正されたもの。
当初は、気候変動特集号に合わせて掲載される予定で準備を進めていたところ、連載が始まるタイミングで新型コロナウイルスのパンデミックが始まったため、連載の趣旨は変わらないものの、にわかに変容する日常の中での日々の思考や行動の変化を、より緊迫感のある状態で書き留める形となったとのこと。
私にとってとりわけこの本が感慨深く感じられるのは、数年前から森田さんが年に1、2回周防大島に来ての講演(当初は「数学の演奏会」という形だった)を聴きに行くようになり、それがコロナ禍で2020年の春からオンラインで隔月開催となり、2020年の11月末からは毎週1時間のラジオ配信と月1回のオンラインでの対話からなる「生命ラジオ」に変わっていく過程を視聴、参加させてもらっていたからです。
この間に、森田さんが猛烈な勢いで、本を読み、人や自然とと対話し、子どもと関わりながらさまざまなヒントがちりばめられた実践の一端に、粗削りながらリアルタイムで触れていたものが、こうして再構成され、活字として読める。
この本の中におさまりきらなかったいろんなことも思い起こされ、これからも考え続けていかないといけないと改めて感じました。

にほんブログ村

にほんブログ村
(森田真生著、2021年、集英社)
雑誌「すばる」に2020年7月号から2021年5月号にかけて4回連載されたものをベースに、大幅に加筆・修正されたもの。
当初は、気候変動特集号に合わせて掲載される予定で準備を進めていたところ、連載が始まるタイミングで新型コロナウイルスのパンデミックが始まったため、連載の趣旨は変わらないものの、にわかに変容する日常の中での日々の思考や行動の変化を、より緊迫感のある状態で書き留める形となったとのこと。
私にとってとりわけこの本が感慨深く感じられるのは、数年前から森田さんが年に1、2回周防大島に来ての講演(当初は「数学の演奏会」という形だった)を聴きに行くようになり、それがコロナ禍で2020年の春からオンラインで隔月開催となり、2020年の11月末からは毎週1時間のラジオ配信と月1回のオンラインでの対話からなる「生命ラジオ」に変わっていく過程を視聴、参加させてもらっていたからです。
この間に、森田さんが猛烈な勢いで、本を読み、人や自然とと対話し、子どもと関わりながらさまざまなヒントがちりばめられた実践の一端に、粗削りながらリアルタイムで触れていたものが、こうして再構成され、活字として読める。
この本の中におさまりきらなかったいろんなことも思い起こされ、これからも考え続けていかないといけないと改めて感じました。

にほんブログ村

にほんブログ村