907_不揃いな玉蜀黍(トウモロコシ)の雄花摘み
今年の玉蜀黍は、なぜかとても個体差がはげしく、ごらんのとおりこんな状態。
早い株には、雄花ができ始めたので、さっそく摘みました。
というのも、これまでも書いてきましたが、トウモロコシは天頂にできる雄花の花粉が、風で飛ばされて、幹の途中に出てくる髭のような雌花の花粉を受け取る部分にくっつくことによって受精する風媒花と呼ばれる花の作りになっているのですが、この雄花の花粉がとても魅力的なようでいろんな虫が寄ってきます。その中に粟野螟蛾(アワノメイガ)という蛾の一種がいて、卵を産み付けると、幹を食べ進み、私たちが食べる玉蜀黍本体を食害してしまうのです。
慣行農法では、雄花に農薬をまいて防ぎますが、私は農薬を使うことはないので対策として行っているのは、最初に咲く雄花は、花粉が出る前にどんどん摘み取ってしまうという単純な方法。
そして、雄花が咲いた数日後に雌花が髭状のものを出してくるので、髭状のものが出てきた段階で出てくる雄花の何本かは花粉が出るまで待って早めに摘み取り、花粉を髭に直接振りかけてやります。
これでかなり被害を防ぐことができます。欠点は、振りかける花粉の量が少ないと、髭1本1本が実につながっていて、そこに花粉が付かないと実が太らないので、歯抜けの実になってしまうこと(そういう意味で、ある程度の数を育てないいけません。私は、一度に20本程度育てます)。
ほかには、全体を網でおおってやるという方法がありますけど、玉蜀黍は結構背が高くなったりするので、面倒くさいなと思いやったことはありません。
ちなみに、雄花が出たときの株の下の雌花の髭状のものがでてくる場所は、まだこんな感じ。
そして、雄花がでてきた1、2日後には、徐々に出てきています。
雄花を摘んでは、受粉してやるという意味では、不揃いな育ち方もいいのかもしれません。

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早い株には、雄花ができ始めたので、さっそく摘みました。
というのも、これまでも書いてきましたが、トウモロコシは天頂にできる雄花の花粉が、風で飛ばされて、幹の途中に出てくる髭のような雌花の花粉を受け取る部分にくっつくことによって受精する風媒花と呼ばれる花の作りになっているのですが、この雄花の花粉がとても魅力的なようでいろんな虫が寄ってきます。その中に粟野螟蛾(アワノメイガ)という蛾の一種がいて、卵を産み付けると、幹を食べ進み、私たちが食べる玉蜀黍本体を食害してしまうのです。
慣行農法では、雄花に農薬をまいて防ぎますが、私は農薬を使うことはないので対策として行っているのは、最初に咲く雄花は、花粉が出る前にどんどん摘み取ってしまうという単純な方法。
そして、雄花が咲いた数日後に雌花が髭状のものを出してくるので、髭状のものが出てきた段階で出てくる雄花の何本かは花粉が出るまで待って早めに摘み取り、花粉を髭に直接振りかけてやります。
これでかなり被害を防ぐことができます。欠点は、振りかける花粉の量が少ないと、髭1本1本が実につながっていて、そこに花粉が付かないと実が太らないので、歯抜けの実になってしまうこと(そういう意味で、ある程度の数を育てないいけません。私は、一度に20本程度育てます)。
ほかには、全体を網でおおってやるという方法がありますけど、玉蜀黍は結構背が高くなったりするので、面倒くさいなと思いやったことはありません。
ちなみに、雄花が出たときの株の下の雌花の髭状のものがでてくる場所は、まだこんな感じ。
そして、雄花がでてきた1、2日後には、徐々に出てきています。
雄花を摘んでは、受粉してやるという意味では、不揃いな育ち方もいいのかもしれません。

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