『漁師さんの森づくり』
『漁師さんの森づくり』(畠山重篤著、2000年、講談社)
2000年に出版されて、2016年で15刷を重ねている本。
昨年(2020年)11月に、岩国のヒマールで開催された「around me〜私と世界〜vol.3テーマ「川」」のトークセッションで著者の畠山重篤さん(当日は、この本の編集者の小鮒さんとイラストレーターのカナヨ・スギヤマさんらも同行していたという豪華な布陣)から購入。
畠山さんが子どものころ、塩づくりや猟師をしていた親について行って海や山の自然を楽しんでた話から、父親がはじめて跡を継いだカキ養殖の話、「森は海の恋人」のキャッチフレーズの元、海の豊かさを保つために漁師たちが山に広葉樹の植林活動のこと、広葉樹の落ち葉でできた腐葉土が、海の植物性プランクトンに欠かせない鉄分を運ぶことに重要な役割をはたしている仕組みが解明された話、カキ養殖の盛んなフランスや、リアス式海岸で有名なスペインを訪ねた話など、魅力的なイラストとともに紹介されていて一気に読み進むことができました。
畠山さんの自然体の行動力の魅力が満載です。

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2000年に出版されて、2016年で15刷を重ねている本。
昨年(2020年)11月に、岩国のヒマールで開催された「around me〜私と世界〜vol.3テーマ「川」」のトークセッションで著者の畠山重篤さん(当日は、この本の編集者の小鮒さんとイラストレーターのカナヨ・スギヤマさんらも同行していたという豪華な布陣)から購入。
畠山さんが子どものころ、塩づくりや猟師をしていた親について行って海や山の自然を楽しんでた話から、父親がはじめて跡を継いだカキ養殖の話、「森は海の恋人」のキャッチフレーズの元、海の豊かさを保つために漁師たちが山に広葉樹の植林活動のこと、広葉樹の落ち葉でできた腐葉土が、海の植物性プランクトンに欠かせない鉄分を運ぶことに重要な役割をはたしている仕組みが解明された話、カキ養殖の盛んなフランスや、リアス式海岸で有名なスペインを訪ねた話など、魅力的なイラストとともに紹介されていて一気に読み進むことができました。
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