109『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』2020サロンシネマにて49
『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』
(家督:田部井一真、98分、2020年、日本ドキュメンタリー映画)
2020年、映画鑑賞109作品目にして、劇場での鑑賞49作品目。
2012年、ブラジル・リオデジャネイロでの国連持続可能な開発会議で、事前には注目されていなかったウルグアイの大統領のスピーチが世界に衝撃を与え、日本では絵本になったりした。
そこで、日本のテレビ局のディレクターがその大統領にアポなし取材をするようにと業務命令を受け、地球のほぼ裏側のウルグアイへ向かうことになる。
そこで運よく取材ができたディレクターは、思いのほか多くを語ってくれた大統領が、日本のことにも詳しいことに驚く。
そこから大統領に魅せられたディレクターは何度か大統領の元を訪れ、記録を重ねていき、遂には絵本作家とともに行って、日本へ招待することに成功する。
柔和な現在の姿からは想像できない、反政府運動を理由にした12年に及ぶ投獄生活のこと、近所に日本人からの移住コミュニティがあったこと、そして、日本を訪れて近代化された様子や、広島の原爆資料館を訪れたときに語ったこと、日本の若者との対話集会など、心に残る言葉が多い映画です。
彼が語った、「私たちは発展するためではなく、幸せになるために生まれてきたのだ」という意味の言葉は、コロナ禍にあって、最近特に私が感じていることに見事に重なる。

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(家督:田部井一真、98分、2020年、日本ドキュメンタリー映画)
2020年、映画鑑賞109作品目にして、劇場での鑑賞49作品目。
2012年、ブラジル・リオデジャネイロでの国連持続可能な開発会議で、事前には注目されていなかったウルグアイの大統領のスピーチが世界に衝撃を与え、日本では絵本になったりした。
そこで、日本のテレビ局のディレクターがその大統領にアポなし取材をするようにと業務命令を受け、地球のほぼ裏側のウルグアイへ向かうことになる。
そこで運よく取材ができたディレクターは、思いのほか多くを語ってくれた大統領が、日本のことにも詳しいことに驚く。
そこから大統領に魅せられたディレクターは何度か大統領の元を訪れ、記録を重ねていき、遂には絵本作家とともに行って、日本へ招待することに成功する。
柔和な現在の姿からは想像できない、反政府運動を理由にした12年に及ぶ投獄生活のこと、近所に日本人からの移住コミュニティがあったこと、そして、日本を訪れて近代化された様子や、広島の原爆資料館を訪れたときに語ったこと、日本の若者との対話集会など、心に残る言葉が多い映画です。
彼が語った、「私たちは発展するためではなく、幸せになるために生まれてきたのだ」という意味の言葉は、コロナ禍にあって、最近特に私が感じていることに見事に重なる。

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