「森田真生・生命ラジオ」はじまりました201029
周防大島を拠点に活動する「寄り道バザール」が、2016年あたりから独立研究者・森田真生さんを(リアルで)講師に開催していた「数学の演奏会」が、今回のコロナ禍で5月から隔月開催のオンライン講座「周防大島・森田真生ゼミ」に移行し、そして、11月からは、毎週1回のラジオ配信+月1回のオンラインでの交流の場で構成する「森田真生・生命ラジオ」というラジオ・コミュニティとしてリニューアルされることになり、10月29日(木)10時から1時間、第0回のラジオ配信が行われました。
コロナ禍前は、直接会うことが大切だと小さな打ち合わせでも全国を移動していたという森田さんは、多分、ミシマ社と協働行っている取り組みなどでの実践をしていきながら、オンラインならではの取り組みとして、主催者とも話し合って今回のような形にたどり着いているのでしょう。
森田さんの話には、いつも新しい発見があったり、これまでに考えていたことに違った角度からの視点を与えてくれたり、いずれにしても、思考が進むきっかけを与えてくれるような気がします。
世界の人々が、多かれ少なかれ考えないわけにいかなくなった新型コロナウイルスが、自分たちの存在を根本的に考え直す機会となっている昨今にあって、せっかく「生命ラジオ」という怪しいタイトルのラジオに集まってくれた人たちと、いろいろなことができるといいなと思っていると語る森田さん。
今回は、「多くの人が自立と言っている状況は、実は依存の反対語ではなくて依存先を増やすことによって、一つ一つの依存先への依存度が極小となり、あたかも何ものにも依存していないかのような幻想を抱けている状況」という、熊谷晋一郎さん(脳性まひであり、小児科医であり、科学者であり、大学の准教授)の言葉を紹介しつつ、近代社会が人間は強く独立して自立したものとして構想してきたことに対して、人間の「弱さ」について考え直すことの大切さを、具体的な例などもあげて話してくれました。
これから、面白い本の紹介や、実践の報告、生活への提案などを配信してくれるでしょうが、ラジオ・コミュニティと銘打っているように、参加者同士が交流し合ってお互いに刺激し合えるような感じになっていけるといいなと思っています。
第1回目は11月5日(木)10時からの配信(私もほぼそうなってしまうのですが、リアルタイムで聴けない場合は、会員ページからアーカイブとしてあとで聴くことができます)。
参加方法、参加費など詳しくは、寄り道バザールのホームページで。
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コロナ禍前は、直接会うことが大切だと小さな打ち合わせでも全国を移動していたという森田さんは、多分、ミシマ社と協働行っている取り組みなどでの実践をしていきながら、オンラインならではの取り組みとして、主催者とも話し合って今回のような形にたどり着いているのでしょう。
森田さんの話には、いつも新しい発見があったり、これまでに考えていたことに違った角度からの視点を与えてくれたり、いずれにしても、思考が進むきっかけを与えてくれるような気がします。
世界の人々が、多かれ少なかれ考えないわけにいかなくなった新型コロナウイルスが、自分たちの存在を根本的に考え直す機会となっている昨今にあって、せっかく「生命ラジオ」という怪しいタイトルのラジオに集まってくれた人たちと、いろいろなことができるといいなと思っていると語る森田さん。
今回は、「多くの人が自立と言っている状況は、実は依存の反対語ではなくて依存先を増やすことによって、一つ一つの依存先への依存度が極小となり、あたかも何ものにも依存していないかのような幻想を抱けている状況」という、熊谷晋一郎さん(脳性まひであり、小児科医であり、科学者であり、大学の准教授)の言葉を紹介しつつ、近代社会が人間は強く独立して自立したものとして構想してきたことに対して、人間の「弱さ」について考え直すことの大切さを、具体的な例などもあげて話してくれました。
これから、面白い本の紹介や、実践の報告、生活への提案などを配信してくれるでしょうが、ラジオ・コミュニティと銘打っているように、参加者同士が交流し合ってお互いに刺激し合えるような感じになっていけるといいなと思っています。
第1回目は11月5日(木)10時からの配信(私もほぼそうなってしまうのですが、リアルタイムで聴けない場合は、会員ページからアーカイブとしてあとで聴くことができます)。
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