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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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世の中を徐々に変えていくのは(障がい者の就労施設を運営する知り合いとお話しをして思ったこと)

[2019年04月30日(Tue)]
少し前の記事で紹介した「ひかりコンサート」の会場で、軽度発達障がいの子どものいる親たちが運営しているお菓子やパンを作る工房の販売ブースで、お話しをしていたら、興味深い話しが聞けたので少しばかり。

軽度の発達障がい者の就労施設が限られている中で、自分たちの子どもが将来的にも働ける場所を、という思いで発足した施設で、その中心メンバーがたまたま昔からの知り合いで、話をするたびに彼女のバイタリティに驚いています。

お菓子の安定供給のために、最近大手のバイヤーさんと話をする機会があって、試食などもしてもらえたそう(複数の人で試食してくれたこと自体には、なかなかないことらしく、感謝していました)なのですが、ただ、大手のバイヤーの場合、最低の取り扱い量の桁が違うため、大量生産のできない現状では納入することは難しいという話で、普通だったらそこで終わりなわけです。しかし彼女はそこで引き下がらずに、じゃあ、スポットで取り扱ってもらうことはできないのかと、交渉したりしているそうです。

難しい状況から、もう一歩進める力が彼女にはあり、これまでも、少しずつではあっても、状況を変えてきて、現在では、その就労施設は、岩国市内にあっては別格な給料(比較する同様の施設の給料が安すぎるのですが)を障がいのある就労者に出せる事業所になっていますし、そういう施設があることが、周りの状況を少しずつ影響を及ぼしているのではないかと思うのです。

もちろん、こういう話はどこの世界にもあるのだとは思います。しかし、あらためて、目立たないかもしれないけど、こういった人の地道な頑張りが、実は、社会の仕組みを少しずつ変えているのではないかと思い、少し紹介させてもらったのです。

そういう人が身近にいたときに私たちができることがあります。話を聞いて、自分がすごいと思うところは素直にすごいと伝えること、その上で、さらに自分で興味を持てることを突っ込んで聞いてみると、さらに深い話が聞けるし、自分にもかかわることや自分が知っていることでその人に参考になる話がたまにあったりして、話がつながったりすることがあります。また、そういった事業所から少しでも購入すれば、その場が持続して、さらに良い方向に発展していくかもしれません。そういったちいさなところから、時代の空気と言うのは変わっていくのではないかと思った次第です。


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