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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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第8回岩国市民歴史講座「名字―身分制度と名字―」20190316

[2019年03月18日(Mon)]
元徴古館長の宮田さんを迎えて、岩国の歴史について2ヶ月に一度、開催している講座。

190316市民歴史講座 苗字01.JPG

190316市民歴史講座 苗字02.JPG

今回のテーマは、名字について。
子どものころ名字帯刀は武士だけができていたと大雑把に習ったように思いますが、個別で見るといろいろあるようで面白い。

また「士農工商」という考え方は、後の研究者が考え出した概念で江戸時代には使われていなかったということを聞いたことがありますが、岩国の江戸時代の文献の中には、出てくる言葉で、そういう考え方は当時からあったみたいです。

身分制度のあり方も、地域によって違いがあるようで、岩国の場合、正式な藩として認められるのは幕末維新の極一時期だけだったため、長く正式に藩主でなく、いわゆるその家格問題をずっと引きずっていたために、逆に領内での身分差別がひどかったと考えられることなども興味深い(虐げられていたのだから、もっと寛容になってもよさそうなのに、逆に自分も差別してしまうのはよく聞く話で、差別の問題を考えるときのテーマの一つです)。

岩国の場合、江戸時代後期になると、財政難を乗り越えるために御当用銀という寄付金のようなものを「献上」させるようになって、一定以上の寄付をすると名字を名乗ることができるようになっていって、名字を名乗り、同時に社会的に認められるようになって来た百姓・町人が増えるようになってきた。一方、下級武士であるために現場の最前線で働かされていた足軽の人たちは、一番働かされていたために能力が高い者も多かったのに、差別がひどかったために、不満がたまっていたとも。

次回のテーマは、「百姓一揆」
2019年5月25日(土)14時〜16時
岩国市中央公民館にて
参加費:200円(資料代)


190525市民歴史講座9.JPG

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タグ:身分制度

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