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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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第603回郷土史研究会『近世岩国の武士教育』を聴いてきた180520

[2018年05月23日(Wed)]
岩国徴古館が毎月、隣にあるサンライフ岩国で開催している郷土史研究会。興味があるテーマのときに時々参加しています。

今回のテーマは、『近世岩国の武士教育』。
今年1月から3月にかけて岩国徴古館で開催された『近世岩国の学校』という展示を行った枝元学芸員が展示の前後に研究してわかったことを、徴古館所蔵の文書や国立国会デジタルコレクションなどを提示しながらわかりやすく解説してくれました。

私なりの感想のような簡単なまとめを書いておきます。

教育機関である藩校で教えていることやしくみを調べることによって、当時の藩の方針のようなものがわかるのではないかという問題意識のもと調べてみて、とりあえず、岩国の近世で武士への教育は上からの指示によって広がったこと、一方その教育の政治とのかかわりは少ない(成績による登用があまり見られない)ということがわかってきているとのこと。

近世岩国の武士教育を研究していく上で、幕末期(1847年)に作られた藩校養老館(岩国藩というのは幕末の一時期だけ認められたものなので本当は違うのですが、便宜上)が、焼失してしまったため資料が残っていない、そのためもあってか、先行研究があまりない、現存する史料が作られた年代が後年になってからのもので作成されたときの価値観で作成されていると考えられるなど、困難な点が多いようです。

それでも、規模などは違うものの、萩本藩の藩校明倫館との比較や、時代の変化にともなう文武教育の比率の変化や試験制度についてなど、具体的な例を示しながらの話は興味深く聞くことができました。

今後も、武士の教育に限らず近世の教育について研究を進めていかれると思いますので、教育に興味がある私としては、その成果発表を楽しみにしたいと思います。


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