477_南瓜(カボチャ)畑ほぼ完成
この週末、お出かけの合間の時間で、もう植えれそうなくらい育ってきた南瓜のはたけを作りました。
ついに夏野菜のはたけが具体的に始動です。
前にも書きましたが、昨年は、過去最速の9月に猪(イノシシ)がやってきたために、それ以降、ピーマンやオクラなどの収穫はできたものの、新たなはたけづくりができなくなって、冬の間は猪の遊び場と化したはたけは、ただの草原になってしまっていました。
まず、根っこが大きくてはびこると大変な羊蹄(ギシギシ)をスコップで掘り起こし、次に鎌と手で、上に生えている草を取り除きます。
次に、草の根っこを取りやすいように、三又ぐわで表面を耕します。
そして、ひたすら移植ごてで、掘り起こしながら、草の根っこを取り除いていきます。生えている草の種類は、場所や季節で違うのですが、今回耕したところは、主に杉菜(すぎな:土筆(つくし)の親です)がはびこっています。
地下茎が縦横無尽にはびこって取りつくすのが難しいので、「地獄草」とも呼ばれ、難防除雑草のレッテルを貼られているかわいそうな草で、実際掘っていくと、こんな感じの根がたくさん出てきます。これが、面白いことに伸縮性があって、引っ張ると途中で切れてしまいます。
それと、もう一つ地下茎がはびこって取り除くのが難しいのが、千茅(チガヤ)です。今回作っている場所では全体にはびこっているわけではないものの、土手にたくさん生えているので、土手近くの端っこのほうに生えています。
この草の根っこは、鋭い先端で土の中を突き進んでいきます。指で触ると刺さりそうなほどの鋭さです。
そうやって除草が終わると、牛糞たい肥と、有機石灰(牡蠣殻を焼いたもの:杉菜がはびこっているということは土が酸性に傾いていると思われるので、少しでもアルカリ性にするために撒きます)と、
子どもたちと冬季に行った焚き火遊びでできた草木灰を撒いて、鍬(くわ)で混ぜ込み、
畝(うね)立てを行い、2か所ほど、熟した生ごみたい肥の埋めて、里山ひよじ村で分けてもらった、古いいらなくなった稲藁(いなわら)をマルチとして敷いてできあがりです。
生ごみたい肥を埋めた場所は、においで野良猫などが掘り起こして荒らしてしまう可能性があるので、とりあえずはその部分だけはわかるように篠竹を目印にしておき、稲藁も敷かないでおきます。生ごみたい肥は食べることはできないので、掘るだけ掘って、そのうちあきらめてくれるのを待ちます。
1週間くらいおいてたい肥をなじませれば、苗を植えることができます。植えるときに、わり肥と言って、肥料(私は骨粉入りの油粕を使います)を水で固めたものを苗から2〜30センチ離れたところに埋めたりします(野菜の根が伸びてきたときに、野菜の都合に合わせて栄養を取りに行ってくれます)。
2×3メートルくらいの畝を作るのに、1人で6時間くらいかかりました。この黙々と行う草取りが私は案外好きです。

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ついに夏野菜のはたけが具体的に始動です。
前にも書きましたが、昨年は、過去最速の9月に猪(イノシシ)がやってきたために、それ以降、ピーマンやオクラなどの収穫はできたものの、新たなはたけづくりができなくなって、冬の間は猪の遊び場と化したはたけは、ただの草原になってしまっていました。
まず、根っこが大きくてはびこると大変な羊蹄(ギシギシ)をスコップで掘り起こし、次に鎌と手で、上に生えている草を取り除きます。
次に、草の根っこを取りやすいように、三又ぐわで表面を耕します。
そして、ひたすら移植ごてで、掘り起こしながら、草の根っこを取り除いていきます。生えている草の種類は、場所や季節で違うのですが、今回耕したところは、主に杉菜(すぎな:土筆(つくし)の親です)がはびこっています。
地下茎が縦横無尽にはびこって取りつくすのが難しいので、「地獄草」とも呼ばれ、難防除雑草のレッテルを貼られているかわいそうな草で、実際掘っていくと、こんな感じの根がたくさん出てきます。これが、面白いことに伸縮性があって、引っ張ると途中で切れてしまいます。
それと、もう一つ地下茎がはびこって取り除くのが難しいのが、千茅(チガヤ)です。今回作っている場所では全体にはびこっているわけではないものの、土手にたくさん生えているので、土手近くの端っこのほうに生えています。
この草の根っこは、鋭い先端で土の中を突き進んでいきます。指で触ると刺さりそうなほどの鋭さです。
そうやって除草が終わると、牛糞たい肥と、有機石灰(牡蠣殻を焼いたもの:杉菜がはびこっているということは土が酸性に傾いていると思われるので、少しでもアルカリ性にするために撒きます)と、
子どもたちと冬季に行った焚き火遊びでできた草木灰を撒いて、鍬(くわ)で混ぜ込み、
畝(うね)立てを行い、2か所ほど、熟した生ごみたい肥の埋めて、里山ひよじ村で分けてもらった、古いいらなくなった稲藁(いなわら)をマルチとして敷いてできあがりです。
生ごみたい肥を埋めた場所は、においで野良猫などが掘り起こして荒らしてしまう可能性があるので、とりあえずはその部分だけはわかるように篠竹を目印にしておき、稲藁も敷かないでおきます。生ごみたい肥は食べることはできないので、掘るだけ掘って、そのうちあきらめてくれるのを待ちます。
1週間くらいおいてたい肥をなじませれば、苗を植えることができます。植えるときに、わり肥と言って、肥料(私は骨粉入りの油粕を使います)を水で固めたものを苗から2〜30センチ離れたところに埋めたりします(野菜の根が伸びてきたときに、野菜の都合に合わせて栄養を取りに行ってくれます)。
2×3メートルくらいの畝を作るのに、1人で6時間くらいかかりました。この黙々と行う草取りが私は案外好きです。

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