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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』

[2014年12月06日(Sat)]
『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』(東田直樹著、イースト・プレス、2014年)

1412跳びはねる思考.JPG

知り合いから貸してもらいました。確か最近の新聞の書評に載っていたような。

まさに、目からウロコ。

著者の東田さんは、いわゆる普通の会話ができない重度の自閉症なのですが、文字盤を指さしながら言葉を発していく「文字盤ポインティング」やパソコンを使うと、援助なしに会話ができるのです。

そして、この本には東田さんの考えていることや感じている世界が描かれていて興味深い。

また、著者に対するインタビュー記事があり、会話とは関係のない言葉が口をついて出てしまうことについて、自分のことを「まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです」と語っているあたり、なるほどと思わされてしまいます。

私自身、昔、障害者と健聴者の交流キャンプに参加していたりして、関係する本で読んだり(『ミラーニューロンの発見』という本にも一部書かれていたりした)、自閉症とはどういうことなのだろう、どうやってともに暮らしていけばいいのだろう、と時々考える機会があるのですが、その考えを少し進めることができたように思います。

たまに通勤方法を変えた時に支援学校に通うのではと思われる自閉症の子どもとすれ違うことがあります。以前から何とかコミュニケーションが取れないかと思っていたのですが、さらに前向きに考えていけそうです(もちろん、本人の迷惑にならないように)。

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