わくわく科学クラブ〈30倍の世界〉第2回目
先月から月1回ペースで、子どもたち(大人も)に仮説実験授業を受けてもらう「わくわく科学クラブ」の講師を(私個人としては)久々にしています。小学校低学年から4クラスある中の、中学年以上のクラス。
6、7人という少人数(低学年などは定員の20人くらいいる)ですが、私は先生ではないので、みんながある程度把握できてやりやすい。
仮説実験授業の講師をするのは、本当に楽しいなあというのをあらためて実感しています(仮説実験授業については、このブログの中のカテゴリー「05仮説実験授業」のところをクリックすると、一番最初の記事に『仮説実験授業のABC』という入門書の読書メモが掲載されているので、できたら読んでみてください)。
今回は、ちょっと新しい試みをしてみました。
新しく購入した新製品、オリンパスのタフなコンパクトカメラTG-3を使ってみることにしたのです。
この授業では、手軽に30倍の世界を楽しむことができる、ライトスコープを使っていろいろなものを見ていきます。
30倍というと大したことないように思えるのですが、授業書に沿って(ここが重要)見る前に予想を立てながらいろいろなものを見ていくと、面白い世界がどんどん広がっていきます。
ただ、一番最初に30倍というのが何の30倍なのかというのを説明するのですが、子どもたちにはなかなかわかりにくい。まあ、ある程度説明して、流していって、それでも楽しめるのでいいのですが、このカメラには、顕微鏡モードというのがついていて、ほぼ30倍(実際には30.4倍)できるので、カメラのモニターをみんなで見ながら、実際の30倍の説明がやりやすいかなと思ったのです。
実際にやったことを順を追って説明しています。
定規を2つ準備しました。カメラで写すためと、カメラの背面のモニターに映った画像の長さを図るためです。
このTG-3は、オプションのリングライト(LG-1)を付けて、顕微鏡モードにしてライトが光るモードにすると。例えば机の上に置いたものにカメラを覆い被せた状態でシャッターを半押しすれば、リングライトの光のおかげで、きれいに拡大画像をみることができます。
モニターに、定規の端が写っています。1ミリの部分が大きく拡大されています(毛のようなものも拡大されて写っています)。
それの大きさを実際に定規で測ってみると、ほぼ30ミリ。
つまり30倍というのは、長さが30倍であるということを説明できるのです。
もともとの授業では、小さな円をライトスコープで見ながら、それを30倍にしたものと見比べて、30倍が長さの30倍であることを説明するのですが、見るのはそれぞれの子どもになるので、若干説明が難しいのです。それが、これだと一目瞭然。
実際、子どもたちにもわかりやすかったように思います。ただ、まだ、やってみたばかりなので他の人にもやってもらって、検証してみないと本当にこれでいいのか、逆に誤解を招くのかはわかりません。
このことについては、仮説実験授業研究会の夏の全国合宿研究会が今年は山口で行われますので、簡単な資料を作って持っていこうと思っています(山口大会ということで、私も大会実行委員会のメンバーですので、発表する時間はないかもしれませんが)。
ちなみに、このカメラを使うと、実際に30倍にしたものを数人ならば一緒にモニターでみることができるので、とても便利ですし、外部出力でテレビのモニターに映すこともできます(実際にいろいろなものを30倍にしている画像は、予想を立てて、話し合いをして一緒に見るという授業の楽しみの妨げになるので、あえて掲載しません)。

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6、7人という少人数(低学年などは定員の20人くらいいる)ですが、私は先生ではないので、みんながある程度把握できてやりやすい。
仮説実験授業の講師をするのは、本当に楽しいなあというのをあらためて実感しています(仮説実験授業については、このブログの中のカテゴリー「05仮説実験授業」のところをクリックすると、一番最初の記事に『仮説実験授業のABC』という入門書の読書メモが掲載されているので、できたら読んでみてください)。
今回は、ちょっと新しい試みをしてみました。
新しく購入した新製品、オリンパスのタフなコンパクトカメラTG-3を使ってみることにしたのです。
この授業では、手軽に30倍の世界を楽しむことができる、ライトスコープを使っていろいろなものを見ていきます。
30倍というと大したことないように思えるのですが、授業書に沿って(ここが重要)見る前に予想を立てながらいろいろなものを見ていくと、面白い世界がどんどん広がっていきます。
ただ、一番最初に30倍というのが何の30倍なのかというのを説明するのですが、子どもたちにはなかなかわかりにくい。まあ、ある程度説明して、流していって、それでも楽しめるのでいいのですが、このカメラには、顕微鏡モードというのがついていて、ほぼ30倍(実際には30.4倍)できるので、カメラのモニターをみんなで見ながら、実際の30倍の説明がやりやすいかなと思ったのです。
実際にやったことを順を追って説明しています。
定規を2つ準備しました。カメラで写すためと、カメラの背面のモニターに映った画像の長さを図るためです。
このTG-3は、オプションのリングライト(LG-1)を付けて、顕微鏡モードにしてライトが光るモードにすると。例えば机の上に置いたものにカメラを覆い被せた状態でシャッターを半押しすれば、リングライトの光のおかげで、きれいに拡大画像をみることができます。
モニターに、定規の端が写っています。1ミリの部分が大きく拡大されています(毛のようなものも拡大されて写っています)。
それの大きさを実際に定規で測ってみると、ほぼ30ミリ。
つまり30倍というのは、長さが30倍であるということを説明できるのです。
もともとの授業では、小さな円をライトスコープで見ながら、それを30倍にしたものと見比べて、30倍が長さの30倍であることを説明するのですが、見るのはそれぞれの子どもになるので、若干説明が難しいのです。それが、これだと一目瞭然。
実際、子どもたちにもわかりやすかったように思います。ただ、まだ、やってみたばかりなので他の人にもやってもらって、検証してみないと本当にこれでいいのか、逆に誤解を招くのかはわかりません。
このことについては、仮説実験授業研究会の夏の全国合宿研究会が今年は山口で行われますので、簡単な資料を作って持っていこうと思っています(山口大会ということで、私も大会実行委員会のメンバーですので、発表する時間はないかもしれませんが)。
ちなみに、このカメラを使うと、実際に30倍にしたものを数人ならば一緒にモニターでみることができるので、とても便利ですし、外部出力でテレビのモニターに映すこともできます(実際にいろいろなものを30倍にしている画像は、予想を立てて、話し合いをして一緒に見るという授業の楽しみの妨げになるので、あえて掲載しません)。

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