「#岩国」と「#iwakuni」の狭間を埋める実験
2014年5月18日に、インスタグラムのイベントであるWWIM9 IN IWAKUNI(ワールドワイド・インスタミート9・イン・イワクニ)が行われることを直前に知り、このイベントに投稿するために、私はインスタグラムの登録をしました。
ということで、少しの間は、1投稿のみだったのですが、写真自体は昔から撮っていたので、どんなテーマで投稿したらいいんだろうといろいろと考えて、最近撮っているはたけの虫たちから、小さいながらそこにも世界があることを感じられるような写真を投稿してみようと思い、30枚くらいの写真を投稿しました。
投稿する際には、ハッシュタグも同時に考えることになるわけで、日本語バージョンの「#小さな宇宙」と英語バージョンの「#microcosmos」を同時にくっつけることにしました。microcosmosは直訳すれば「小さな宇宙」で、本来の意味は、大きな宇宙に比べての人間のことのようですが、ほんの小さな範囲にも世界があることも表していると思われますのでいいかな、と。
ちなみに、「#小さな宇宙」で現在投稿されている作品は、34作品でほとんどが私が投稿したもの。一方で「#microcosmos」で投稿されている作品は3680作品で、MICROCOSMOSという名前のお酒やお店やアルバム、料理?などがあるようで、そういった作品のほか、私の投稿したイメージの写真が結構あります。
こういうのって、お互い見ることができるので、このタグで他の人はこういうイメージを持つんだというのがわかるし、お互いに影響しあう部分があるのでしょう(それでイメージが固まってしまうとつまんないですけど)。
閑話休題。
ようやく本題に入ります。
一昨日、面白いことを発見しました。私は岩国に住んでいるので、「#岩国」と「#iwakuni」で検索してみたら、なんと、まったく別の世界があることがわかったのです。
「#岩国」は、日本人で岩国に住んでいるか、岩国を訪れた観光客が、主に岩国の観光スポットを投稿していると思われます。
一方、「#iwakuni」で投稿しているのは、多分、岩国基地に勤めているアメリカ人が自撮り写真や生活などを写した写真がメインで、ときどき観光写真といった感じ。それにしても、日本人とアメリカ人で傾向がくっきり分かれるのも面白い。アメリカ人は、やたらと顔写真が多い。フェイスブックでもそうですが、自分を主張する、というか、そうやって自己主張をしていかないといけない社会なのでしょう。
ちなみに、現在「#岩国」で投稿されているのは、2055作品で、「#iwakuni」のタグをつけて投稿されているのは6959作品と3倍以上の差があります。
インスタグラム自体が、アメリカ発祥なので、アメリカ人の方が登録している人が多いにしても、岩国基地にいるアメリカ人は数千人。それに対して岩国市の人口は約14万人。平均すればアメリカ人は1人が1作品を、日本人は100人に1投稿くらいという計算になります。
そこで、実験です。
私の作品に、これから「#岩国」と「#iwakuni」2つのタグをつけてみたいと思います。まあ、私の投稿作品は、岩国らしさというものはないのですが、岩国で撮影したことは確かですから。そうすると、もしかしたら、同じところにありながら、別々にある世界が、徐々に融合し始めるのではないかと思うのです。
少なくとも、気づいた日本人は両方のタグを入れるようになるのではないでしょうか。アメリカ人は日本語入力はできないでしょうが、コピペすれば付けることができるはずなので、気づいたらそうするかもしれません。
人の投稿写真にも勝手にタグをつけることはできますが、とりあえず私はそこまでする気はありません。
もしかしたら、そこから、日米交流がはじまるかもしれません。
ちょっと、楽しみ。
何も起こらないかもしれないけど。
追記:ハッシュタグの日本語化は3年前くらいからはじまったことなので、いずれこういうことは進むことなのでしょうけど。

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ということで、少しの間は、1投稿のみだったのですが、写真自体は昔から撮っていたので、どんなテーマで投稿したらいいんだろうといろいろと考えて、最近撮っているはたけの虫たちから、小さいながらそこにも世界があることを感じられるような写真を投稿してみようと思い、30枚くらいの写真を投稿しました。
投稿する際には、ハッシュタグも同時に考えることになるわけで、日本語バージョンの「#小さな宇宙」と英語バージョンの「#microcosmos」を同時にくっつけることにしました。microcosmosは直訳すれば「小さな宇宙」で、本来の意味は、大きな宇宙に比べての人間のことのようですが、ほんの小さな範囲にも世界があることも表していると思われますのでいいかな、と。
ちなみに、「#小さな宇宙」で現在投稿されている作品は、34作品でほとんどが私が投稿したもの。一方で「#microcosmos」で投稿されている作品は3680作品で、MICROCOSMOSという名前のお酒やお店やアルバム、料理?などがあるようで、そういった作品のほか、私の投稿したイメージの写真が結構あります。
こういうのって、お互い見ることができるので、このタグで他の人はこういうイメージを持つんだというのがわかるし、お互いに影響しあう部分があるのでしょう(それでイメージが固まってしまうとつまんないですけど)。
閑話休題。
ようやく本題に入ります。
一昨日、面白いことを発見しました。私は岩国に住んでいるので、「#岩国」と「#iwakuni」で検索してみたら、なんと、まったく別の世界があることがわかったのです。
「#岩国」は、日本人で岩国に住んでいるか、岩国を訪れた観光客が、主に岩国の観光スポットを投稿していると思われます。
一方、「#iwakuni」で投稿しているのは、多分、岩国基地に勤めているアメリカ人が自撮り写真や生活などを写した写真がメインで、ときどき観光写真といった感じ。それにしても、日本人とアメリカ人で傾向がくっきり分かれるのも面白い。アメリカ人は、やたらと顔写真が多い。フェイスブックでもそうですが、自分を主張する、というか、そうやって自己主張をしていかないといけない社会なのでしょう。
ちなみに、現在「#岩国」で投稿されているのは、2055作品で、「#iwakuni」のタグをつけて投稿されているのは6959作品と3倍以上の差があります。
インスタグラム自体が、アメリカ発祥なので、アメリカ人の方が登録している人が多いにしても、岩国基地にいるアメリカ人は数千人。それに対して岩国市の人口は約14万人。平均すればアメリカ人は1人が1作品を、日本人は100人に1投稿くらいという計算になります。
そこで、実験です。
私の作品に、これから「#岩国」と「#iwakuni」2つのタグをつけてみたいと思います。まあ、私の投稿作品は、岩国らしさというものはないのですが、岩国で撮影したことは確かですから。そうすると、もしかしたら、同じところにありながら、別々にある世界が、徐々に融合し始めるのではないかと思うのです。
少なくとも、気づいた日本人は両方のタグを入れるようになるのではないでしょうか。アメリカ人は日本語入力はできないでしょうが、コピペすれば付けることができるはずなので、気づいたらそうするかもしれません。
人の投稿写真にも勝手にタグをつけることはできますが、とりあえず私はそこまでする気はありません。
もしかしたら、そこから、日米交流がはじまるかもしれません。
ちょっと、楽しみ。
何も起こらないかもしれないけど。
追記:ハッシュタグの日本語化は3年前くらいからはじまったことなので、いずれこういうことは進むことなのでしょうけど。

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