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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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『演劇1』

[2012年11月20日(Tue)]
『演劇1』(想田和弘監督、日本映画、2012年)

1211演劇12.JPG


平田オリザさんと彼の率いる劇団 青年団を追った長編ドキュメンタリー映画。12月1日から上映されるのに先行して、合計5時間42分にわたる2部作のうちの一つ『演劇1』の上映と、監督と広島出身の青年団の俳優 河村竜也さんによるトークが、広島の横川シネマで11月18日に行われました。

私は、平田オリザさんの作品と言えば、10年以上前に江戸で、『東京ノート』(だったと思う)と、2008年に広島で行われた『隣にいても一人』を観たくらいなのですが、何かと話題に上るし、つい最近も著作である『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書、2012年)を読んだばかりであることもあり、気になっている人なのです。

ちなみに、『東京ノート』は、当時、(面白かったものの)あまりに普通な感じがして、ちょっと拍子抜けしたような、かすかな記憶があります。

映画は、平田さんと劇団員たちの淡々としたすごみ(緻密な積み重ね)に少々圧倒され、3時間弱という長さを感じさせないとても興味深い作品でした(その、すごみの謎は、謎のままなのですが)。

上映後の監督と、河村さんとのトークも面白かったです。普通は、ドキュメンタリーを撮るとき、どうしてもカメラを向けると意識したり、ハイになってしまったりするのですが、今回の被写体は、演じる人たちらしく、カメラをないものとして受け入れてくれるので、最初はやりやすいと思ったものの、徐々に、もしかして、すべて演じているのだろうか?何とか彼らの「素」が撮れないものだろうか、「素」とは?「虚構」とは?・・・。

ドキュメンタリーが追う素材としては、適材だったのかもしれません。表向き(?)は一つの劇が成り立っていく舞台裏というか、メイキングではあるのです。

12月1日からは、『演劇1』に加えて『演劇2』も上映されます。『2』のほうも楽しみです。一気に観るには、肉体的にはつらいのではないかと思います。


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