松元ヒロ ソロライブ in 岩国 報告
先日紹介した、松元ヒロ ソロライブに参加してきました。
今回は、住民投票の成果を活かす岩国市民の会主催ということで、会場に到着したときには、総会が終わりかけ。岩国に試験配備される予定になっていて、先週アメリカで墜落事故を起こしたばかりのオスプレイという輸送機の事故映像などが流されていました。
見るからに不安定そうな飛行機で、人口密集地に基地のある日本に配備するのはどうかと思わせるものでした。
総会後にはじまったソロライブ。今回のネタは、山口が生んだ画家 香月泰男さんのこと、映画の紹介、昨年亡くなった立川談志さん(ヒロさんは談志さんに見初められて、談志さんの前座を務めたりしていた)のことなど、とても楽しいものでした(特に、香月さんの話は、何だか時空を超えて、かつ立体的に(4Dってこと?)香月さんのことを紹介してくれていて泣けて、笑えて、地元としてはうれしい限りでした)。
ネタばれになっては面白くないので、一つだけ興味深かった話を。
ヒロさんの東京でのライブの後、ドイツ出身の女性が懐かしくて泣いてしまったとのこと。なぜかというと、その女性が言うには、ドイツでは一人で行うスタンダップコメディというのは社会問題や政治ネタを扱うのが普通で、テレビにも普通に放映されたりするらしいけど、日本ではそういうことはテレビではやらないので、ないのかと思っていたのに、ヒロさんのライブではやっていたので、思わず懐かしくなってしまった、と。
公演が終わって、主催者にお願いして、交流会にも加えさせてもらい、裏話などもたっぷりうかがわせていただきました。
一つだけおすそ分けすると、何かの流れで教育の話になった時のこと。
ヒロさんはテレビに出ることはほぼないのですが、数年前に、あるテレビ局のディレクターから当時ヒロさんがおこなっていた「憲法くん」というネタを取材させてほしいとの依頼が。半信半疑のヒロさんが、「テレビ局のスタジオで、笑いどころの指示を出さないといけないようなお客さんの前ではできない」というと、「いつもやっているところを取材に行くから」との申し出で、実際に取材クルーを出して取材してくれて、井上ひさしさんなどもゲストに呼ばれた8月6日の記念特番のようなもので放映されたそうです。
そのディレクターは、あとで上司になぜあんな偏ったステージを出したのかと責められたらしいのですが、番組後テレビ局には、たくさんの賛同の意見と、一部の反対意見のメールが来たのだとか。ディレクターの人は、広島出身で、子どものころから平和教育を受けていたので、特別に構えて番組を作ったというより、8月6日にそういう特集をやるのは当然でしょうというスタンスだったそうです。その時はたまたま企画が通ったのですが、テレビ局としては、一部でも反対意見があるのが怖いらしいのです。そうやって、自主規制されていくのですね。
松元ヒロさんのステージは、おなかがよじれるほどおかしくて、ほろりとさせられておススメです。
今回は、住民投票の成果を活かす岩国市民の会主催ということで、会場に到着したときには、総会が終わりかけ。岩国に試験配備される予定になっていて、先週アメリカで墜落事故を起こしたばかりのオスプレイという輸送機の事故映像などが流されていました。
見るからに不安定そうな飛行機で、人口密集地に基地のある日本に配備するのはどうかと思わせるものでした。
総会後にはじまったソロライブ。今回のネタは、山口が生んだ画家 香月泰男さんのこと、映画の紹介、昨年亡くなった立川談志さん(ヒロさんは談志さんに見初められて、談志さんの前座を務めたりしていた)のことなど、とても楽しいものでした(特に、香月さんの話は、何だか時空を超えて、かつ立体的に(4Dってこと?)香月さんのことを紹介してくれていて泣けて、笑えて、地元としてはうれしい限りでした)。
ネタばれになっては面白くないので、一つだけ興味深かった話を。
ヒロさんの東京でのライブの後、ドイツ出身の女性が懐かしくて泣いてしまったとのこと。なぜかというと、その女性が言うには、ドイツでは一人で行うスタンダップコメディというのは社会問題や政治ネタを扱うのが普通で、テレビにも普通に放映されたりするらしいけど、日本ではそういうことはテレビではやらないので、ないのかと思っていたのに、ヒロさんのライブではやっていたので、思わず懐かしくなってしまった、と。
公演が終わって、主催者にお願いして、交流会にも加えさせてもらい、裏話などもたっぷりうかがわせていただきました。
一つだけおすそ分けすると、何かの流れで教育の話になった時のこと。
ヒロさんはテレビに出ることはほぼないのですが、数年前に、あるテレビ局のディレクターから当時ヒロさんがおこなっていた「憲法くん」というネタを取材させてほしいとの依頼が。半信半疑のヒロさんが、「テレビ局のスタジオで、笑いどころの指示を出さないといけないようなお客さんの前ではできない」というと、「いつもやっているところを取材に行くから」との申し出で、実際に取材クルーを出して取材してくれて、井上ひさしさんなどもゲストに呼ばれた8月6日の記念特番のようなもので放映されたそうです。
そのディレクターは、あとで上司になぜあんな偏ったステージを出したのかと責められたらしいのですが、番組後テレビ局には、たくさんの賛同の意見と、一部の反対意見のメールが来たのだとか。ディレクターの人は、広島出身で、子どものころから平和教育を受けていたので、特別に構えて番組を作ったというより、8月6日にそういう特集をやるのは当然でしょうというスタンスだったそうです。その時はたまたま企画が通ったのですが、テレビ局としては、一部でも反対意見があるのが怖いらしいのです。そうやって、自主規制されていくのですね。
松元ヒロさんのステージは、おなかがよじれるほどおかしくて、ほろりとさせられておススメです。
