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リストラは景気回復の副作用? [2013年07月03日(Wed)]
リストラは景気回復の副作用である、という
怖いニュースを見つけました。

徐々にではありますが、業績が良くなっている企業が、
増え始めているのに、相変わらず減らないリストラのニュース。

リストラが減らない理由は、業績が回復しつつある企業が、
リストラに着手し始めた、という話題です。

まとめると、業績が好転し始め余裕が出始めた企業が、
さらに業績を安定させるため、最初に着手することがリストラ、
ということです。

リストラをするにもお金がかかり、業績が悪化状態では、
やりたくても、できないのがリストラだそうです。

確かにリストラするにも、相当な金額が必要ですし、
その資金を用意するにも、業績が悪ければ、
手当てをする算段すら無いのかもしれません。

離婚するのにも、時間とパワーが必要、ということと
なんとなく似ている気がします。


業績が少し良くなったが、まだこの先どうなるかわからない、
こんな状況は、企業にとって、リストラに着手するには、
もってこいのタイミングだそうです。

ダイエットと同じで、余裕のある時に、
どれだけぜい肉を落とし、からだをスリムにしておくか、
そんな考え方でしょうか。

これまでの状態だと、収入は減る一方で、
会社が倒産するのでは、と言う心配ばかりの毎日。

ちょっと良くなってきたか、と感じれば、今度はリストラの心配、
まったく何もいいことないですね。

どっちに転んでも、お先真っ暗の状態は、
まだまだ当分変わらないようです。


思えば、少し前から、年金支給年齢が引き上げられたことから、
60歳を超えても企業は出来る限り雇用を続ければならない、
定年後の第二の就職、などと甘い言葉ばかりが目立ちます。

しかし現状は、目に見えるほど景気は良くならず、
物価の上昇だけは誰の目にも明らかになり、企業が良くなれば、
大静粛、リストラの話題。

建前と現実が、はっきりとわかるように
なってきてしまいました。

文句を言っていてもしょうがないので、
自分の身は、自分で守っていくことが、
本当に必要になる時代に差し掛かっています。

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