歴史マンガ―へうげもの、ヒストリエ、ヴィンランド・サガ [2006年10月26日(Thu)]
高校で世界史・日本史は教える時間が不足しているといわれますが、ここ何十年と誰もが高校時代経験しており、知っていなかったとすれば、そもそも歴史への無関心・無知の証明でしかなく、結局は受身の高校生が犠牲になるであろう、茶番が騒がしくなってきました。
学校教育の中の歴史はともかく、このブログでもこのところ「歴史」ばかり掲載して恐縮ですが、テレビ・ドラマが振り向けばマンガが原作の時代で当然のことかもしれませんが、マンガの世界の「成熟」と「広がり」を示す「歴史」マンガの最近の快著四作品を「休題」ついでに紹介したいと思います。 宮本武蔵や日露戦争、満州、トロツキー、ジャンヌダルク、新撰組など最近の快作マンガもありますが、「御馴染み」の話と一味違うものがこれらにはあります。 @紀元前4世紀のアレキサンダー大王の書記官エウメネスのものがたり、 「ヒストリエ」 (岩明均) 講談社アフタヌーンKC A11世紀初頭のヴァイキングのものがたり、 「ヴィンランド・サガ」 (幸村誠) 講談社アフタヌーンKC B16世紀の武人、茶人の古田織部のものがたり、 「へうげもの」 (山田芳裕) 講談社モーニングKC C同じ16世紀、「君主論」のボルジアの 「チェーザレ」 (惣領冬実) 講談社モーニングKC <了> xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ここをクリックするとこのブログでの「書籍紹介」というカテゴリーの記事が一覧できます |