CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«タンボラ火山、ルソー、MONSTERフランケンシュタイン―各種国コードCオリンピック。国とは?その12。―閑話休題(再三) | Main | キッシンジャー、ワルツからコック帽まで。各種国コードCオリンピック。国とは?その14。―閑話休題(再三)»
プロフィール

t_itoさんの画像
<< 2021年07月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Google

Web全体
このブログの中

タグクラウド

https://blog.canpan.info/nonpo/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/nonpo/index2_0.xml
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
my website (03/08)
恐怖の館からコーヒーまで。各種国コードCオリンピック。国とは?その13。―閑話休題(再三) [2006年10月03日(Tue)]

<承前>

フランケンシュタイン吸血鬼誕生させた、1816年の夏のバイロンのVilla Diodatiディオダティ館の邸内での出来事は一冊の本の朗読から始まります。

本のタイトルはいささか長いものです。「Fantasmagoriana, ou Recueil d'Histoires d'Apparitions de Spectres, Revenans, Fantomes, etc.; traduit de l'allemand, par un Amateur(ファンタスマゴリアナ=幻影、または妖怪、還り霊、幽霊など出現物語集:ドイツ語からアマチュアによる翻訳)」というフランス語の本です。

この本はドイツ語原本はライプチッヒで1810年代前半にFriedrich August Schulze (筆名:Friedrich Laun、 Johann August Apelによって共編、出版された5巻本、「Gespensterbuch(お化けの本)」で、その最初の2巻をJean Baptiste Benoit Eyriesが1812年に仏訳しパリで出版したものです。

Fantasmagorianaというタイトルは当時欧州で流行し始めた、Etienne Gaspard Roberts(芸名Etienne Robertson)のPhantasmagoria (ファンタスマゴリア)からとったものだといわれています。Phantasmagoriaとは、ベルギー人の物理学者Robertsonが1790年代に始めた物で、それこそ革命直後の荒んだ雰囲気のパリで、しかもカタコンベやミイラで知られるCapuchin(カプチン修道会)の放棄された遺体安置所を舞台に「恐怖の館」という、いうなれば「ホラー芝居」を、これまでになかった、音や光、腹話術、仮面、扮装した役者など台本をしっかり作って演出したものです。

このファンタスマゴリアはスペイン、ロシアで催され、同類のものが、欧州はては米国にまで飛び火し、前映画時代の、今日の世界中のお化け屋敷の源流になっているといわれています。

因みに、カプチンは、カプチン修道士の尖ったフードつきの茶色の修道服と同類の服装にも使われますが、一方、その色から、馴染みの深い、イタリア・コーヒーのカプチーノの名前の由来でもあります。

<次回に続けます>
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント