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各種国コード―Dinternet。国とは?その4。米国と世界(2)。―閑話休題(再三) [2006年09月19日(Tue)]

ここまで、色々なコード体系についてリストを列挙してきましたが、今回より、それぞれの体系について簡単に解説していきたいと思います。

先ずは、ブログの世界である「Dinternetについて。

インターネット上の各ドメイン(ネットワーク)を区別するために使用されるコード体系、Domain Name System(DNS、ドメイン・ネーム・システム)においては、ドメイン名をドット、「.」、で分割して表現しますが、右側の方が上位階層にあり、一番右の最上位階層のものをトップ・レベル・ドメイン(TLD)としています。ドメイン名はホームページのアドレスのうち、アット・マーク「@」の右側にあるものです。

トップ・レベル・ドメイン(TLD)には何種類かあります。ドット・コムとしてよく知られる「.com」に代表されるgTLD(ジェネリック)、博物館が使う「.museum」などのsTLD(スポンサー付き)、国際機関が使う「.int」などのiTLD(国際)などと並んで、日本をあらわす「.jp」など、このところ掲載した国別コード・トップ・レベル・ドメイン(ccTLD)などが主要なものです。

国際トップ・レベル・ドメイン(iTLD)はともかくも、国別コード・トップ・レベル・ドメイン(ccTLD)がトップ・レベル・ドメイン(TLD)の一つにしか過ぎないのは、米国に起源を持つからに他ならなく、「特殊」とよばれるトップ・レベル・ドメイン(TLD)の一種では米国の連邦政府が使う「.gov」は、軍の使う「.mil」などがありますし、ドット・コム「.com」も元は米国の企業用でした。因みに、米国のNPOは「.org」を使っていました。

一方、日本では、国別コード・トップ・レベル・ドメイン(ccTLD)、「.jp」の前に、例えばドット・コムにあたるものとして、「第2レベル・ドメイン」(属性)に「.co」が使われていました。

上記の記述を過去形にしているのは、例えば日本を含む米国外でもドット・コムが使われるようになったからです。

こうした、ドメイン名やIPアドレスなどは1998年に設立された米国のNPO、民間の非営利法人ICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって全世界的に調整・管理されています。実務的には「下部機関」であるInternet Assigned Numbers Authority (IANA)によって管理されていますが、このIANAはICANNに先行して存在しています。

現在はICANNとNOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)を通じた米国商務省の契約に基づきIANAは運営されています。元々はインターネットの始まった頃、南カリフォルニア大学情報科学研究所(Information Sciences Institute at the University of Southern California,)のJon Postel氏のUSC/ISIと米国国防省の契約に基づきIANAが運営されていたものです。

インターネットの世界では、「カテドラルとバザー」あるいは「コモンズ」論議などがありますが、米国政府との関わりや、自由と引換えの管理や制限あるいは「商売」を巡って、ICANNのあり方にも賛否両論が多々あるようです。

例えば、米国政府との関わりについての批判に対する反批判の一つに、NPO、NGOにとっての生命線である理事会の構成が米国人が二人だけであることがあげられています。因みに、「日本人」の理事も創設以来連綿と続いています。

米国のNPOが管理していることを良しとせず、「国際的なNPO」が管理するべきだとの論議もありますが、以前紹介しましたように、ようやく色々なルール作りが進んできている「商い」、fpo(for profit organaization)の「世界」とは違い、現時点では、この「インターネット業界」に限らず「国際的なNPO」を「法」的に「公認」する「すべ」も、「主体」もなく、道未だ遠し、です。

因みに、他の世界的なコード体系同様、「カテドラル」的に階層化されており、各ccTLD 以下のドメインの管理は各「国」毎に行っています。日本では日本レジストリサービス(JPRS)が行っています。

本ブログでテーマとしている「NPO」は「公共財」というものと密接不可分ですが、「カテドラルとバザー」あるいは「コモンズ」の議論の焦点も「公共」なるものを巡ってのものであり、ここでは深入りせずに、今後、他のコード体系での記事を含め、その一端をすこしずつ紹介したいと考えています。
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