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CSRがあえてことあげされるのは何故か?―休題の短題・はやり話題 [2013年06月04日(Tue)]

CSRは、未だ衰えをみせない。CSRはcorporate social responsibilityの略称。関連用語としてのコーポレート・シティズンシップ、corporate citizenship は略語が流通しなかったせいか、あまり聞かなくなった。SRIという略語があっても流通しないものもある。CI、corporate identity はPR、public relations との関連で幾分定着したのかもしれない。

境目は何処にあるのだろうか。そこにビジネスがあったりして、仕掛け人がいたり、画期となる出来事があったからだろう。

corporate social responsibility、コーポレート(コーポレット/コーポレイト)ソーシャル・リスポンシヴィリティ、は企業の社会的責任と訳されたりするが、コーポレットは必ずしも企業でなくても良いはずなのが「原義」だ。

かつて良く、××inc.とあるのを、インクと日本では発音していた。Inc. は元々はincorporated の略だったはずだ。日本語風にいえば、inがつくことよって、コーポレート化、コーポレートになるという意味だ。

非営利法人でもインクがある。では、何故、CSRは会社に、企業に、限定されるようになったのだろうか。

非営利法人にも社会的責任があるはずだ。法と社会の違いはあるものの、法が、社会が認めた、創造した、護ってくれる「人」だ。

営利組織は市場での自由、市場の自由の獲得の道中で「法人」という特権を獲得した。営利法人が社会的責任を満たさなくとも直接的には指弾されることはないが、法を犯すのは勿論のこと、社会的存在としての「モラル」を侵すと大いに指弾される。自らの存在の基盤たる社会的な約束事である法、そのまた基盤である社会への挑戦となるからだ。

非営利組織はどうして「法人」という特権を獲得したがったのだろうか。特権の代わりに失ったものは何か。権利と引き換えた義務は何なのだろうか
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