障害のある人々を殺すのはOK--ニュージーランドーー人間の尊厳 [2006年05月16日(Tue)]
It's ok to kill disabled people in NZ=「ニュージーランドでは障害のある人々を殺すのはOK」という見出しで、ニュージーランドのDiversityworksのHPが2006年5月13日付けで怒りを込めて伝えています。
http://www.diversityworks.co.nz/news/060513.htm 元パラリンピック選手Keith McCormick氏を昨年7月に殺害した罪で、検事の求刑、執行猶予なしの17年に対し、クライストチャーチ高等裁判書は、同居していたEric Neil Smail被告に、最低7年の仮釈放なしの12年の刑期が言い渡したとNew Zealand Herald=ニュージーランド・ヘラルド紙は伝えています。 http://www.nzherald.co.nz/section/story.cfm?c_id=1&objectid=10381612 被害者家族や上記新聞論調も、求刑通りでないばかりか、最低10年の仮釈放なしの原則を下回ったとして、怒りと驚きを表明しています。 ニュージーランドのDiversityworksは非営利と営利組織合わせたグループよりなっていて、創始者は障害者であり、ゲイであるコメディアンPhilip Patstonです。 http://www.diversityworks.co.nz/philip/index.htm Diversityworks Groupは多様性という名称の通り、様々な形で多様性、「マイノリティ」に関するする支援や関連事業、コンサルタントを行っています。 http://www.diversityworks.co.nz/services/index.htm ニュージーランドを中心とした多様性、いうなれば人間の尊厳、を巡る動きを知るには、このDiversityworksのHPが紹介するリンク集がありますが、機会あれば後日紹介したいと思います。 http://www.diversityworks.co.nz/links.htm |