ハンニバル、スキピオ、ウェルキンゲトリクス、ポンパドゥール夫人――休題の本 [2012年09月26日(Wed)]
多数ある中国はともかくとして、徐々に、欧州の歴史が「青年」マンガでしっかりと読めるようになってきた。
以前紹介したのは、アレクサンダー大王の書記、ヴァイキング、ボルジアのチェーザレのものだった。 このところ、他の時代も埋まってきた。 時代順に。 紀元前2、3世紀のローマのスキピオとカルタゴのハンニバルの物語。大スキピオ、Publius Cornelius Scipio Africanus Majorプブリウス・コルネリウス・スキピオ・アフリカヌス・マイヨル(BC236 – BC183頃)とローマをおびやかしたHannibal Barcaハンニバル・バルカ( BC247 - BC183 / 182年)の二人をそれぞれの父親の時代から既にそれぞれの傑出した少年期から描いている。 タイトル「アド・アストラ」はローマの格言「 per aspera ad astra 困難の経て星へ」からつけたそうだ。 少し時代が下って、BC1世紀のガリア戦争でガリア諸部族をまとめあげ、ローマのシーザーを最後まで苦しめた、 Vercingetorix ウェルキンゲトリクス( BC72年 - BC46年)の物語。 さらに、ぐっと下がって、フランスのLouis XV ルイ15世 (1710.02.15 – 1774.05.10 )の公妾であった"Madame de Pompadour", Jeanne-Antoinette Poisson, marquise de Pompadour,ポンパドゥール侯爵夫人ジャンヌ=アントワネット・ポワソン、(1721.12.29 – 1764.04.15)の物語。平民、大ブルジョアの出身として、啓蒙思想の時代、サロンを主宰したりして、ヴォルテールやディドロ等と交際、ハプスブルグのマリア・テレジアと組んだりの才女。 |
タグ:サロン ローマ 啓蒙思想 ハンニバル カルタゴ ボルジア チェーザレ ハプスブルグ スキピオ ウェルキンゲトリクス ポンパドゥール夫人 アレクサンダー大王 大スキピオ Publius Cornelius Scipio Africanus Major Hannibal Barca BC236 BC183 per aspera ad astra ガリア シーザー BC1世紀 Vercingetorix BC72 BC46 Louis XV ルイ15 1710 1774 1721 1764 Madame de Pompadour ヴォルテール ディドロ マリア・テレジア BC247 BC182
|