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gosh!! オリンピック――アマチュアリズムとプロフェショナリズム・コマーシャリズム [2012年08月13日(Mon)]

オリンピックでの日本の選手のメダル獲得再躍進は、日本社会の変化をいくばくか反映しているのではないかと思う。日本スポーツ内外の中身の入れ替わりが結実してきたようにみえる。

一方において、英国や欧州オリジンの種目でのメダル獲得が目立つ。他方において、東京オリンピックで初めて競技種目となったという、柔道と女子バレーの結果と受け止め方の明暗も象徴的だ。

日本はハングリー・スポーツ、国家スポーツといったこだわりのあるチームから一方において、遠のきはじめた。その分、企業、営利セクター絡み方も多様になってきた。

選手も、具体的に身近なスタッフや、家族を含む、ともに訓練や競争してきた人々への言及を筆頭にすることを公然としはじめてきた。

他国のフィールドでの「国家」的基礎への「感情」の表出にも冷静だ。

国際社会での初期の近代オリンピックは、かつて、コーチですらが「プロ」であることが批判され、貴族や宗教が「古典的」に見え隠れする「炎のランナー」の時代、プロでなくアマのスポーツでなければならないといわれた。参加することに意義があった。

因みに、ギリシアのシンセ奏者Vangelis ヴァンゲリス (1943.03.29 - ) 作の「Chariots of Fire 炎のランナー」は今回のロンドン・オリンピックの開会式、表彰式で繰り返しきかされた。この曲は英国、Hugh Hudson ヒュー・ハドソン ( 1936.08.25 - )の映画「Chariots of Fire 炎のランナー」( 1981 )のテーマ曲として一時代を画した。

このアカデミー賞映画が今回の開会式で演じられる、一方に、スコットランド人のイングランド系ミッショナリーの宣教師と、他方に、ユダヤ人のケンブリッジ大学生とが、1924年のパリ・オリンピックを舞台にしたという、もととなった実話も重層化したコンテキストに包まれている。

それにとどまらず、この原曲が、ロマン主義の画家にして詩人のウィリアム・ブレイクが綴った預言詩「 Milton a Poem ミルトン」の序詩「 And did those feet in ancient time エルサレム」にSir Charles Hubert Hastings Parry サー・チャールズ・ヒューバート・ヘイスティングス・パリー ( 1848.02.27 – 1918.10.17 )が第一次大戦中の1916年に曲をつけ、今回の開会式で合唱される愛国曲となったことからしても、英国、欧州文化が重層化している興味深い事柄として、いずれ仔細に紹介したい。

もうひとつ、脇道に逸れるが、今回の開会式にみらられた「非営利」の一つを今回紹介しておきたい。

第2部の冒頭、ピーターパンのネヴァーランドの在処「second to the right, and straight on till morning 二つ目を右に後は朝まで真っ直ぐ」で始まる英国発のお伽ばなしの紹介は、日本のアナウンサーは、イギリスでもっとも古い子供のための病院、GOSHの職員と患者によって演じられていると紹介された。

上空からの映像でも笑顔とGOSHのロゴマークは見られたが、goshという単語がこどもが多用する感嘆詞「すごいっ」であることも洒落ているが、この Great Ormond Street Hospital グレイト・オーモンド・ストリート病院は、他ならぬ、ピーター・パンの作者からピーター・パンの著作権料を1929年以来、寄付されていることで運営されていることで知られている。

ここまでは、日本の作家でももっと盛んになればよいと思うチャリティだ。

しかし、日本の混迷する行政府、立法府では、はたしていつできることになるか分からないのが、この先にある。

英国政府は「 Copyright, Designs and Patents Act 著作権・意匠及び特許法」301条をわざわざ規定し、1987年、スコットランド人の作者 Sir James Matthew Barrie サー・ジェームス・マシュー・バリー( 1860.05.09 – 1937.06.19 )の死後50年、著作権の保護期間の50年が過ぎようとしていたとき、ピーターパンの著作権、すなわちはこのチャリティを永遠のものとしたのだ。

現実的には、英国主権外では多くの課題が生じている。英国のEUへの加盟による著作権法の平準化、そして以前紹介したように「ハッピーバースデイ」の著作権の運用でも多くの問題を抱える米国での運用の困難さもある。

いずれにしても、そもそも著作権とは何か。国家が認める独占権。そして、原著作権者の「善意」を英国政府が繋ごうとした一方、何故海外へと連鎖しないか、「営利」と「非営利」の境界に横たわる多くの問題がある。いずれ、この問題にも立ち返りたい。国家と個人、知的専有と知的共有というテーマだ。

さて、オリンピックに戻る。20世紀末に近づくにつれ「アマチュアリズム」のオリンピックは「財政的危機」を迎える。

そして、かつてスペインのFalange ファランヘ党員であったJoan Antoni Samaranch i Torello = Juan Antonio Samaranch ジュアン・アントーニ・サマランク・イ・トゥラリョー=フアン・アントニオ・サマランチ(カタルーニャ語、スペイン語 1920.07.17 – 2010.04.21)がPresident, International Olympic Committee = IOC 国際オリンピック委員会会長が就任し「商業オリンピック」といわれる時代となった。

そして、リサイクルがオリンピック誘致の話題になる今日にいたっての2012年、ロンドン・オリンピックの開会式。

英国テームズ川の源流から、オリンピックスタジアムのミニ・丘陵の草地meadowsに至り、イングランドのJerusalem エルサレム、北アイルランドの Londonderry Air ロンドンデリ・エア、スコットランドのFlower of Scotland フラワー・オブ・スコットランド、ウェールズのBread of Heaven = Cwm Rhondda ブレッド・オブ・ヘヴンが謡われて、芝生が畳まれて、産業革命の煙突が屹立され、ネヴァーランドの世界で、ヴォルデモート、メリー・ポピンズ、 007 ダブル・オー・セブン、スターマンが上下に、タグ付けされた英国ポップが踊られて、そしてwwwのSir Timothy John Berners-Lee サー・ティモシー・ジョン・バーナーズ=リー( 1955.06.08 - )の起立に終わった。

前々回話題にしたように、「非営利」の「生業」であるスポーツの境界で、アマチュアリズムとプロフェショナリズム、リアリティとヴァーチャリティとの狭間で、次世代への引き継ぎが、開会式のショーでSlumdog Millionaire スラムドッグ$ミリオネアの監督 Danny Boyle ダニー・ボイル( 1956.10.20 - )によって故ジョン・レノン、故フレディ・マーキュリーまでをも登場させた閉会式とともに多様な過剰として演出された。

今回も題材の紹介だけで長くなってしまった。次回以降、機会をみて各題材については掘り下げていきたい。大きな意味での「非営利」の小さな意味での「非営利」の隣接領域である「スポーツ」から、その本質を考えてみたい。
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