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第5権力としてのNPOー古典回帰 [2012年08月02日(Thu)]

前回、紹介した、フォードやゲーツ財団の大手商業マスコミへの支援の拡大というもののもつ時代の兆しをみてみたい。

結論から言うと、別項でNPOといわれるものを考える際に、非営利か営利か、非政府か政府かという軸を中心に考えてきたが、これにマス・コミといわれてきたものを付け加えることによって、さらに、その姿の一部が見えやすくなると思われる。

前回提示した三つの着目点を通底するもので、あらためて整理したい。とりあえず「力」がキーワードだ。

一つ目は、マス・コミは第三権力もしくは第四権力ともいわれてきたことに象徴されるように、ほかの権力へ拮抗する権力、力として期待され、恐れられ、非難されてきた。

二つ目は、資本や財、或いは、市場というものが、潜在的に、顕在的にもつ力だ。人間のつくりあげた非人間性とも非難されたり、いかに、ときには「暴力的」ともいわれる、その力をコントロールするかが探られてきた。

三つ目は、そうした資本が生みだしたり、「市民」が生みだしたりした、NPOなるものと、「政府」というものの持つ力との緊張関係や拮抗関係だ。

以前紹介した、ロシアのNGO論争もそういった意味で象徴的だ。

これらを通じてみると、第一権力が国民や市民等であるかどうかはさておき、時代の移り変わりとともに、第一、第二、第三或いは第四権力のそれぞれ、或いは相互間の変化につれて、それらの延長線上の現代世界においては、NPOが第4か第5権力として浮上してきている。

これまでの政府の失敗、市場の失敗、契約の失敗の果てに、NPOの周りに新たな様相があらわれはじめている。

NPOの周りに世紀末から世紀初めにかけてシビック、シビル、コーポレート、協同、コミュニティ、アソシエーション、絆といった古典的な言葉があらためて溢れだしたのも、こうした時代、社会の変化に手探りが始まってきた表徴だと思われる。

引き続き、折に触れて、これらの問題に触れていきたい。
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